前略、沼の中より

人生はネタだらけ

誰にも真似できない鬼ヤバイ売れ方したあなたへ

突然ですが私は、ミュージカルテニスの王子様、通称・テニミュが好きでした。
テニミュにとんでもないのめり込み方をしていた当時は、学生なのをいいことにこっそり学校をサボっては日本青年館に通い、歌詞とセリフを全て暗記するほどにDVDを見た。

今でも音楽がかかればどの曲もひと通り歌えてしまう恐ろしさ。氷帝のSeasonのイントロで涙ぐめる程度には飼いならされています。ポジティブに雌猫どもでした。跡部様以外に雌猫ども呼ばわりされて喜ぶことは今後ないです。そういう癖はないので。

 

2.5次元コンテンツの礎となったテニミュ若手俳優の登竜門となり、跳躍力ヤバヤバ声優?タレント?もはや何?宮野真守や、いつの間に加藤和樹を嫁にした勝ち組の城田優レミゼで帝劇に立つ相葉弘樹刀剣乱舞で舞いまくる荒木宏文、家売りまくる鈴木裕樹野性爆弾により余計な扉を開いた斎藤工ラーメン二郎を愛し城田優の嫁になっていた加藤和樹、常に震え声ツイッタラ桜田通、神出鬼没の桐山漣津田健次郎様と同じ事務所で頑張ってる大河元気、グレーテル瀬戸康史エリザベートでトート古川雄大、ポテンシャル強すぎるカヅキ先輩増田俊樹、ハイローザワで大化けした志尊淳……と今の私が思いつく限りテニミュ出身者を列挙してみると、こんな人も出てたのかとびっくりするような面々だなと思います。濃い。

 

そんな中でも1st初代から二代目と三代目青学にはめちゃくちゃ思い入れがある。一番学校をサボってたから………お母さんごめん……。
キャストたちはテニミュを卒業し、舞台、映画、ドラマ、バラエティとぐんぐん活動の幅を広げていくのはすごく嬉しいものです。進藤学のオチョダイエットはぶっ飛んでいた。さすが太田プロ
たまたま観に行った舞台のキャストの中に偶然テニミュで見知った名前を見つけたときなんて最高。

一昨年のアニーでルースターやってる青柳塁斗を見られたときとかテンション爆アゲだったな〜〜オールバックとかリーゼントみたいなの似合うよね。

 

そんな中、日テレで放送されていたバラエティ「得する人損する人」で、確かウル得ヒーローズ……?みたいなコーナーっていうのがあったんですけど、そこにウル得マンタロウとして三代目大石の滝口さんが出てて、こうしてどんどん色んな人へ知れ渡っていくんだなと思いながら、興味を持った母親に対して古参ぶったりもしました。

 

私の中の滝口幸広の印象は、生放送での仕切りの上手さ、周りからおっちょこちょいでポンコツとは言われていたけど、周りをよく見ている気配りお兄さん。そしてもっと思い起こすと大石をすごく大切にして大事に愛してくれて本当に全身全霊で大石になってくれていた。ふざけてたけど熱い男。本当にすごくふざけてたけど。

青学のサポーターズDVDってのがあるんですけど、大石から普段の髪型になった滝口さんの顔の作りがハンサム過ぎてちょっと引いたのを何となく覚えています。大石ってチャラいの似合うんだな……この人サーファーか……。
調理師免許を生かしてウル得マンタロウになったり、あさイチに出たり、仮面ライダードライブ、戦国鍋テレビ、ここには到底書ききれないほどの舞台に出ていたり、あと忘れてはいけないあの伝説のアメブロ発アイドルPure Boys(\乾杯ジュテーム/)になったりもしました。

 

あの一報から1日を過ごして、色んなところで滝口幸広の名前を聞いて、ニュースに取り上げられてるのを見てもなお実感できずにいる。
いやだって34歳なんて、まだまだじゃん。ねえ?
よくブレイクしたいって言ってたけど、小手伸也さんは44歳でブレイクしてるし、これからチャンスいっぱいあるよ。
あー、もしかして、もう普通のブレイクしたって面白くないからって、数段飛ばしで駆け上がっていってしまったんでしょうか。
はあ〜〜何やってんだよ。上に行き過ぎだよ。もうこれ以上の上ないじゃん。こんなことされたら誰も追いつけないよ。いきなり伝説作るなよ。
……でもまぁ、本人が一番びっくりしてるかも。あっヤッベー、ちょっと行き過ぎたか、って苦笑いしてるかもしれない。

 

私のオタクの原点となったテニミュは、色んなことを教えてくれました。あの劇場の中の空気感、客席から見上げる風景、初めて年や住むところが違う人と仲良くなったのも、初めてペンライト振ったのも多分ドリライだった。
色々あったけど楽しかった。私の世界を広げて、エンタメ超面白いって気付かせてくれたテニミュは最高。

ついこの前深イイ話で特集されて見たテニミュの運動会、ちょっと興味が出過ぎて次あったら行きそう……また沼じゃん……。

 

一方でテニミュが教えてくれるのは決して華やかなことばっかりじゃなく、事故に遭って重い障害を抱えた人がいたり、道を踏み外して罪を犯して逮捕されたり、ひっそりと芸能界から引退していたり、卒業したキャストが色んな道を歩んでいくところも見ました。
結局どこの世界にいても、いいことばっかりじゃない。
そして人間はいつ死ぬか分からない。

まだそんなことまで教えてくれなくていいのにね。

 

ここ最近、思考停止して何かに追われるように生きていた自分の人生を見つめなおすきっかけをくれたことに感謝します。テニミュすごいな。人生の教科書だ。

滝口幸広、あんたすげーよ。
こんな鬼ヤバな売れ方したら、他にかなうやついないよ。どうなってんのマジで。
今までこの世でいっぱい楽しくて面白いもの見せてくれてありがとう。
ベスアクのゴールデンスマイルみたいに辛い別れの時を笑顔絶やさず受け入れるのにはまだ時間かかりそうだけど、ご冥福をお祈りします。

滝口幸広作詞のゴールデンスマイル、もし機会があったらいい歌詞なのでぜひ聞いてください。