前略、沼の中より

行き着く先がいつもだいたいアラサーな20代女が書き散らかすブログ

「隣の家族は青く見える」第9話における超個人的考察

今週は所用でリアタイ出来なかったので、ド深夜にFOD再生ブチかましてたんだけど、普通に「うわうわうわ、わたるんマジ脚長すぎんだけどホントに人間か?」とか「ああ!!!高畑淳子殿!!母親役の権化!!!淳子殿!!!」とか、気持ちが入りすぎてたまに武士みたいな感想を発してしまうので最終回は何とかリアタイしたい所存です。

いやはや、改めましてついに9話まで来たかと。時の流れが急に早い。先週の予告通り今週も言いますけど、この継続力のない私がよくも9週連続で書いてますよね。ということは、私ってやれば出来る……もしかしてYDKの民なのかも???と思って、ダイエットとか始めてみたけど全然そういう話じゃなかった。やっても出来ないことってある。あとやっぱり……かっぱえびせんって……やめられないし、止まらないんですよね……※精神論

あのテレビ誌の番組欄に終の文字を見つけて地味に悲しくなりました。始まりがあれば終わりもある。それが摂理だもの。みつを。今更ながら相田みつをの汎用性高すぎる問題。なんか「みつを」って入れとけばオチたっていう気がする罠。みつをはパネエ。鬼リスペクト。

コーポラティブハウスの住人たちをあと1回しか見られないんだと思うとやっぱり寂しいわ。もっと見たいポイントがたくさんあるじゃないですか。広瀬家の二階とか、朔の元カレとか、朔が生まれ育った施設とか、渉がBASEに通ってマスターと打ち解けるまでの過程とか。小宮山家、川村家の馴れ初めも詳しめに見たいし、あっ仕事してる亮司も見たいな〜〜。とりあえずスピンオフとか続編とかそういうの希望します。FODでもアマゾンプライムとかでもいい。オタクの必殺技は課金。自分がいいと思ったコンテンツにはお金を出そう。あるかもしれない次に繋げるために。オタクはみーんな胸張っていこ!!!!

では、気合の妄想考察10000字超えです。よろしくどうぞ。

 

奈々が待望の妊娠。心拍を確認して、赤ちゃんができたことを噛みしめる二人。喜びに盛り上がる二人の家族。早々に高畑淳子の演技力がさく裂しています。個人的に、喋ってる時の手の動きがうるさいところがいいんですよね……。琴音は妊婦と母親の先輩として奈々に「何でも聞いてね」って言ってあげる。この後の松ケンの顔芸が面白すぎて笑う。あれは平泉成ってことでいいんでしょうか???あと、大器がちょいちょい江戸っ子っぽい口調と仕草を出すのじわじわくる。なんかちょっと親近感あるからかな。

朔は渉の実家を訪ねる。びっくりした母にドアを閉められてしゅんとする朔。渉が頑なに母からの電話に出ないことを気にしていて、どうにか親子の関係を修復できるようにと行動に移したわけです。自分の子供のことを受け入れられない母親の気持ちは、さすがにまだちょっと分かんないんですけど、母親に受け入れてもらえない部分がある子供の気持ちは分かるから切なかった。家族がいるから今の自分があるわけですけど、歳を重ねるにつれて家族の繋がりって煩わしくて厄介だなあってなるね。でもこの煩わしさと厄介さは家族以外には存在しないわけだから、やっぱり大事にしていかなきゃいけないよなって思わされるところです。

離婚届が封筒からドン!という爆裂インパクトをかまされてしまった小宮山妻。元気がないことを心配する子供たち。そしてインスタ映えしないからかな?と気にするもかちゃん。お母さんの元気がないと悲しいよね。

母子手帳をゲットする奈々。山ほどのおもちゃを持ち帰る大器。充満する幸せな雰囲気。父親の名前にサインする大器を本当に嬉しそうに見つめる奈々がすっごくよくて。

 

続きまして、広瀬家。前の事務所に置きっぱなしだった書類を郵送してほしいと連絡しているところで留美が登場します。上司から広瀬っていう名前が出た時からの留美の表情……。

そして実家にリベンジする朔。出てくれなくて帰ろうとしたら前から母が歩いてきます。ガンスルーして家に入る母に「わたるんは、わ、渉さんはお母さんのこと心配してます!意地張って連絡してないだけなんです!」と訴えかける。渉の本心を知っている唯一の人間として、俺がちゃんとお母さんに伝えなきゃという覚悟。「僕は夕方からバイトでいませんので、会いに行ってあげてください。僕がいなかったら、渉さんも素直になれると思うんです。」このセリフすごくない?深夜の酔っ払いにはグッときちゃった。僕がいなかったら渉が素直になれるって言うのは、部屋で渉が母に言った言葉を気にしてのことじゃないですか。自分がいるせいで母親に言わせてしまった。ずっとカミングアウトしないことが親孝行なんだって言ってたのに。それにカミングアウトした結果として、渉は母親を傷つけてしまったし渉自身も傷つく結果になってしまった。これは悲しいですよ。朔はこの世にゲイという存在を受け入れられない人たちがいることはちゃんと分かってるんだけど、そういう人たちに否定されたり拒否されて傷つかないわけがない。あんな風に拒否されていて傷つくのは分かってるのに、それでもぶつかって母親に分かってもらおうと頑張ってんの。渉のために。いやあ健気!!!!健気さがすごい!!!と思ってたら母が、扉の前であまりにも必死に話す朔を家に招き入れる。

からの留美。書類を届けがてら家に行ってしまう留美。予てより疑問でしたけども、朔と渉はなんでそんな簡単に家に人をあげちゃうんですかね??まあ母親はともかくとして、留美は警戒したほうがよくない??そんな引き攣った顔してるなら「ああ、ごめん。俺もこれから出なきゃいけなくて」とか適当なこと言ったらいいじゃない???私の警戒心が無駄にヤバいだけでしょうか???

朔にいつからゲイだと自認したかを問う母。「もし、ご両親が早くに気付いていたら治せたかもしれないの?」っていうんだけど、私には「ゲイが治る」っていう発想が無かったので、そういう考えを持つ人もいるかと興味深かったです。ちらっと調べてみますと、同性愛の矯正治療なるものが存在していて、アメリカでは「コンバーション・セラピー」というものが提唱されているところもあった。アルコール依存の治療に使われるようなやり方で、嫌悪療法や電気ショックを与えたりとか「LGBTである自分」に対して憎しみを抱かせる。このコンバージョン・セラピーによって自分自身や愛する人に対する嫌悪感を抱かせることで、セクシャリティを矯正しようとしていたっていう。これは保守的、原理主義的なキリスト教の影響からこういうことが起きているんですけど、LGBTに限らずこれまでの価値観を脅かすような存在に反対し排斥しようとする傾向があるんですよね。宗教を信仰することは自由ですが、それによって個人のアイデンティティーを捻じ曲げようとすることまでは許されないと思うね。排斥する根底には潜在的に「恐怖」があると思っていて、知らないことが怖いのはもちろんのことですが、知ることすらもやや怖いのかなと思ったりします。模範的でなければならないと考える教師だった渉の母もちょっとこれに近いのかもしれない。

渉の家ではぶっ飛んだ留美の大胆過ぎる行動。ベッドでセクシーブラックランジェリー留美が降臨しています。興信所の時点で思ったけど、やっぱり留美はやることが違うよな。振り切ったら一番怖いとは思ってましたけど。「結婚してくれなんて言わない。あなたたちの邪魔もしない。子供さえ産めれば、それでいいの」……すなわち留美はハイスペックで優秀な子種を求めるばかりに全てを拗らせてしまった女、ってことなんでしょうか。つらみ。「服を着てくれ」という渉に「女とできないわけじゃないんでしょう?一回だけでいいから、お願い」と縋りつく。もう、これはつらすぎるよ。留美も渉も両方ともがとってもつらい。留美はここまで拗らせる前にどうにかできなかったもんでしょうか……普通にしていればいい女なのに……。渉は留美の体を押し返して「できないんだよ」と正直に言うわけ。信じたくない留美は食い下がりますが「そんな恰好をされても、本当に何も感じない」とはっきり言う。留美は渉に手渡された洋服を着る。わたるんってば、母にカミングアウトしてから憑き物が落ちたみたいにカッコよくなりましたよね。もうすっかり「そういうところ」がなくなっちゃって。

広瀬家で朔は「理解できなくて当然だと思います。僕を産んだお母さんも、きっと戸惑うと思います。もしかしたら、女性を好きになれなくてかわいそうって思うかもしれません」と渉の母に語り掛ける。この言葉、きっと今の母の気持ちとリンクしているところがあるんだなと表情の変化から読み取ることができますよね。さすが大女優、田島令子。「お母さんに会ったら、これだけは伝えたいんです。僕を産んでくれてありがとうって……僕は今、幸せに生きてるよ、って。わたるんもそう思ってると思います」産まれてきてよかった、今を幸せに生きているって言われたら、母親はもう何も言えないよね。だって今が幸せなんだもん。子供には幸せな人生を歩ませてあげたいと願っている母親として、それ以上に出来ることは何もないんだから。

広瀬家からの帰り道、渉からの「どこ?」というメッセージ。それがもう……たった二文字なんだけど、めちゃくちゃ優しい声。眞島秀和の最高の仕事。文字数とか関係ない。二文字でも深い慈しみ表現できるのが眞島秀和です。最高だな。ていうか、これって朔の頭の中で再生されている声じゃないですか。最高だな……。「たまには外でごはん食べない?」に「食べる!BASEで待ち合わせしよっ!」と即レスかます朔。からのOKスタンプの即レス。なんだ?JKのカップルなのか?と思うような即レスでした。朔はうれしそうにニヤけて、唇を内にしまう。私、この唇しまうクセめっちゃ好き。

 

小学校の帰り道。友達と下校するもかちゃん。リアルJKたちが風船を持っての「これインスタ映えするよねえ~」って言ってるところとすれ違う。インスタ映えというワードにもかちゃんが振り返ります。インスタ映えすれば、お母さんが元気になるかも!と風船を配る着ぐるみを追いかけるのです。ああ、健気な娘。なんか色んなベクトルの違いはあるけど、基本的に登場人物がみんな健気だよね。

コーポラティブハウスではオリーブの木を植える大器と奈々。オリーブは違うオリーブの木と受粉しないと実が付きにくいというマメ知識。奈々は「色んな種類を植えないとダメっていうのがなんかいいよね」っていう。平和の象徴、オリーブだって多様性を持っている。ちなみにオリーブの花言葉は「知恵」です。

そんなところに駆け込んでくる小宮山夫。なんと、もかちゃんが行方不明になってしまった。焦燥しきった小宮山妻。奈々が手分けして探しましょうと言うと大器が奈々は妊娠してるから、と言ってゆかちゃんと一緒にこの場に留まるように言います。飛び出していく小宮山夫婦と大器。あの真飛さんの走る後ろ姿がちょっと凛々しかったよね。さすがの宝塚。そこで偶然、通りかかった朔がもかちゃんを見つけます。もかちゃんは目の前の風船を追いかけることに夢中になっていて踏切に気付かない。「もかちゃん、危ない!」と走る。

一方、川村家では亮太と三人でユーチューバーの握手会に行くという。あー確かに亮太ってユーチューバー好きそうだわ。すると奈々に連絡が入って、もかちゃんが見つかったこと朔の身に何かあったことが分かったところでタイトルバック。今回はミスチルタイプのしっとりしたタイトルバックでした。ここぞとばかりに切なさを煽ってくるよね……ここまで十分切ないから煽らなくても大丈夫ですよ……。

 

BASE前で朔を待つ渉。スタイルの良さが異常。マジで腰の位置と足の長さよ。「朔ちゃんが怪我をして……」と奈々から連絡を受けますと、一気に激焦りのわたるん。病院名を聞くなり猛ダッシュ

病院では小宮山妻がゆかちゃんの身に起こった過去の誘拐未遂について語ります。海外で生まれたばかりのもかちゃんを育てる自信がなかった妻は、日本に残って一人で子育てをすることになる。しかし小宮山妻の母親はああいう感じですから、気軽に頼ることも憚られる。ショッピングセンターでもかちゃんのおむつを替えている時、ゆかちゃんがいなくなってしまった。焦る妻、一瞬でも目を離した自分を責めながら必死で探していると、ゆかちゃんはたまたま巡回していた警察に保護されていた。あんなに怖い思いをしたのは生まれて初めてだった妻。もしも彼が通りかからなかったらどうなっていたか、と思うとまた自分を責めてしまう。

そして廊下を爆走するわたるん。焦りまくりのわたるんはナースステーションで朔のことを聞くんですけど、ちょっとお待ちくださいって言われて「待つ?!一体何を待つんですか?!すぐに会わせてください!」と食って掛かる。わたるんってパニくると、一体何を?!!?ってなることが多いよね。奈々にキス見られた時も「一体何が大丈夫なの!?」ってなってたな……3話か……。

看護師さんに「家族なんです!戸籍上は違うけど、一緒に住んでるんです。家族同然の恋人なんです!」と切実に訴えるのはもうたまらなかったね。同性の場合は内縁関係というものが存在しないので、面会謝絶になった時には養子縁組とか事前に意志を表明できるような公的なものが無ければ一目会うこともできない。だから朔の状態が分からない渉はめちゃくちゃ焦ったでしょ……。ちゃんと真剣に付き合ってきたけど、自分がクローゼットとして生きてきたばかりに、朔とはそうやって証明できるようなものをなんにもしてあげられなかった。不安がる朔に言われて三つの誓いを立てたけど、それだけじゃなくてもっとできることがあったんじゃないかとか。きっと何にしても最悪のケースを考えてしまう渉は、病院に向かっている途中すごく色んな事を考えたんじゃないかなと。

すると、包帯を巻かれた朔が出てくる。「何騒いでんの?ちょっと転んだだけだから」とあっけらかんと言うんだけど、渉は朔を抱き締める。この時の朔の「え?」って声がめちゃくちゃ良かったな。なんか、ここ外なのにわたるんが俺のこと抱き締めてる?え?みたいな。抱き締めたままで渉は朔に「脅かすなよ、死んだかと思っただろ」って涙声で言うの。「はあ?勝手に殺さないでよぉ」って朔らしい返しがあって、「どうしようかと思ったんだよ……お前がいなくなったらどうしようって……」と言う。朔はちょっと恥ずかしそうに「もう分かったから……離してくれないかな、みんな見てるから」って言うんだけど渉は「見られたっていい。そんなことどうだっていいから!」と語気を強め、抱き締める腕の力を余計に強くする。はあ……眞島秀和の最高を超えた仕事……これが最高の向こう側か……。

そんな二人を見たもかちゃんは笑って「さくちゃんとわたるん、あいしあってるね」とゆかちゃんに言うの。かわいいライオンとシマウマのぬいぐるみを抱いて。これ、シマウマの天敵はライオンじゃないですか。シマウマは朔と渉(セクシャルマイノリティ)、ライオンは小宮山妻(それらに偏見を持つ人)。もかちゃんが対立していたふたつの立場を繋いだわけですよ。これがまさにアライ。そしてゆかちゃんは「男と女だけじゃなくて、男同士や女同士で愛し合う人もいるって学校で習ったよ。これからは多様性を認め合う社会にならないとだめだよね~」ってもかちゃんをハグをする。幸せな世界の縮図を全て見せてくれる娘たち……しかもかわいい……。

コーポラティブハウスに戻ってきた小宮山夫妻は迷惑をかけたことを謝ります。ゲイに偏見があったことも認め、子供たちへの影響を懸念していたことも謝る。「時代から取り残されていたのは私だけでした」と言って。渉は小宮山妻があれからなにも咎めずに朔と暮らしていることについて黙認してくれていて、と言うと妻は小宮山夫が失業しているということを黙ってくれていたからだと正直に打ち明ける。「自分とは違うものを排除することで自分を守っていた。でも最近、自分が守ってきたものって何だったんだろうって思うようになって。狭い世界で閉じこもって生きてきたことを今更後悔している」と心情を吐露するのです。やっぱり小宮山妻って賢い人間ですよね。なにせ本当に狭い世界で生きている人間は、その狭ささえも感覚が麻痺して気が付かないことがほとんどだから。

渉の言うように「誰だってそうですよ。自分の信じてきた価値観を覆すのは勇気が要ります」は本当にそう。覆すことによって、今まで生きてきた自分までもなかったことにしてしまうような気がして怖いんだよねえ。本当は全然そんなことないのに。

亮司が「悪気なく、誰かのことを傷つけてることがあるのかもしれないって思いますしね」と言うと、ちひろは頷く。亮太の誕生日ケーキのことが思い返されます。朔は「誰のことも傷つけずに、自分も傷つかずに生きていくのって無理じゃないかな」と言うと、ちひろも同調して「誰かが傷つくことを恐れて、言いたいこと全部引っ込めちゃうのも違う気がするしね」と言う。それな。これだから気立てのいいギャルは好きだよ。

大器が「傷つけたとしても、後で声に出して話し合ったら分かり合えるかもしれない」と言うと、朔が「分かり合えないかもしれない」ってちゃんと言うのもよかった。この世の中は、まともに話し合っても分かり合えないことの方が多い。奈々の「いつか分かり合える時が来るといいですよね」にテレビの前でナチュラルに頷いたわ。いつになるかは分からないけど、近い将来にその「いつか」が来るといいな~~つって。それで小宮山妻がバーべキューしません?と言うと「でた!バーベキューおばさん!」っていうちひろ。小宮山妻は「ちひろさんが根がいい人なのは分かったけど、言葉遣いを気を付けた方がいいわよ」というと横で「俺もそう思います」っていう亮司にうっかりときめく事案発生。さりげない亮司、完全なる爆モテ。そして渉の後ろを追ってぴょこぴょこ帰っていく朔も爆かわ。

小宮山妻は離婚届にサインをして、夫に差し出す。「アパートを借りて働くわ。働かなきゃ子供たちに会った時、おもちゃも買ってあげられないじゃない?」と切なく笑う妻。「私はあの子たちの親でいる資格なんかないってやっと分かった。ゆかのことも、もかのことも危険な目に遭わせて、最低な母親よ」いやいや、ふざけんな……母親でいるってのはさ、資格でやってることじゃないんだよ……妊娠して子供を産んで育てようって覚悟決めた時点で、それはもうちゃんと母親になってるってことだよ!!!どんな形であれ、子供の幸せを願っている母親が!!!最低なわけないでしょうが!!!!と私の心のギャルが叫んだわ。そして夫に、どうか娘のことをよろしくお願いしますと頭を下げる妻。おい夫!!!引き止めてよ夫……!!!

からの、広瀬家のお風呂のシーンがぶち込まれる。まったく、高ぶった私の心を完全に弄んでいきやがりますよね。情緒とホルモンバランスが不安定になるんですけど。まずわたるんの足が長すぎて浴槽の中がどうなってるかよく分からない。中にもう一人足要員が入ってる可能性を捨てきれないんだけど。あとシンプルに、眞島秀和が水も滴るいい男なんだよね。これ現実に生きてる人間だと思うと、逆に私が生きてる世の中が妄想なんじゃないかっていう気がしてくるわ。それはそれで楽かも。そして、何よりもわたるんが入ってるところに朔が入ってお湯が溢れるっていうカット入れた監督。台場まで菓子折り持っていきます。イオンでもよければ。

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朔「今日はうれしかったなー」

渉「俺は寿命が縮まったよ」

朔「え、それは困る……ただでさえ歳の差あるのに。100歳まで長生きしてよね」

渉「ふふ、100歳って」

朔「死ぬまで一緒にいるからね」

ここ一旦止めます。1回通しで見るたびに4回は再生したい「死ぬまで一緒にいるからね」に対して、わたるんの優しくて真剣な表情。朔との将来を具体的に思い描けるようになったわたるんって感じ。今更だけど、こういう優しくて繊細な演技ができるのすごくないですか?眞島秀和の心の豊かさが出てる気がして惚れ惚れとします。

朔「……迷惑?」

渉「ううん」

すみません。また一旦止めます。何も言わないわたるんに「迷惑?」って聞くのすっごいグッと来た。重いトーンで深刻に聞くんじゃなくて、さらっと聞くのがまた逆に効いてて。これが技術かあ。ううんって言ってくれたわたるんに、また唇をしまう朔。そうだよなぁ……それはうれしいよな……。それから照れ隠しをするように目線を逸らすのもいじらしい。

朔「俺のこと大事にしたほうがいいよ。先におじいちゃんになるのわたるんなんだから。ちゃんとお世話してほしかったら今のうちに優しくしとくんだね」

渉「はは、何言ってんだよ。家事も何にもできないくせにっ」

朔「わ、ひどーい!やらなくていいって言ったのわたるんじゃん!」

キャッキャしながらお湯をかけあう二人。ここでヒエェってなったのはわたるんからお湯をかけてたところだよね。こんな奇跡みたいなアラフォーはどこに生きてんだって……あ、このドラマの中か。足を延ばしてゆったり入ってるわたるんと、ちょっとコンパクトな感じでこじんまりと入ってる朔の感じが包容力を体現するようで素敵でした。あと、なんか朔は足を延ばして入るお風呂に慣れてないような感じも勝手に想像しておセンチ煽ったりしました。良いシーンだった。ところで、広瀬家のシャンプー特定班いません?トニックなのは分かったけど見たことないボトル。海外のやつかな??

 

お風呂から出た亮司と亮太。おそろいの下着履いてるの激アツ。なにこの爆モテスタイリッシュ親子。そしてこの親子は素直にちひろの言う事を聞く。めっちゃいい家族。

一方、奈々と大器の幸せな夜。寝ながら笑ってる松ケンと向かい合って微笑む奈々。幸せをかみしめる夫婦っていいですね……。

さてバーベキュー当日。レシピ教えてもらったけど間の抜けた味になっちゃったというちひろに、ちゃんと調味料の分量測った?と聞く小宮山妻。ここはもうすっかりいいコンビです。漫画でもよくありますが、世話好きの優等生と気立てのいいギャルが相性悪いわけなかったよね。すると、奈々の様子が急変する。苦しそうに倒れてしまう。ここで頼りになる小宮山妻。そして出血しているのを見て、ちひろが毛布をかけてあげる。

残念なことに、奈々は流産でした。打ちひしがれる大器。それを電話で報告を受けた時の高畑淳子がまた。パンと一気に切り替わる表情と声。震える声で「あんたがちゃんとそばについててやんなさい」っていうのはすごく胸を打つというか、何というか。

いつも通りにキッチンで洗い物を済ませようとする奈々に、大器は俺がやっとくからと言って奈々を寝かせる。洗いながら泣いてしまう大器。一度授かった命が消えてしまったことはどれだけショックなことか。プレゼンをする大器と、いつも通り準備をしてクリニックに向かおうとする奈々がカットバックで映し出される。鞄に付けられていたお腹に赤ちゃんがいます、というタグを見た途端にこらえきれなくなってしまう奈々。たまらずタグを引きちぎって涙を流す。つらい。この夫婦はつらくて苦しい気持ちを同じように共有しているのがまた。そして奈々は大器に手紙を書いていて「私はママになりたかったのではなく、大ちゃんをパパにしてあげたかったんだと気付きました。」っていう一文はすごかった。ママになりたかったんじゃなくてパパにしてあげたかったって、すごい考えじゃないですか?子供が欲しい理由を考えても分からない。でも、子供がいないことは考えられないって言ってた奈々を思い出すとまた苦しくなる。

子供が欲しいから結婚したということわけではないとは言っても、特に既往症もなく健康に生きていて、将来自分たちの間に子供ができないかもしれないことを前提に考えながら結婚するわけでもないじゃないですか。こんなのは当然ですけども。結婚すれば当然子供を持つということを疑うことなく当たり前のように考えていた奈々にとって、この流産はとんでもなくつらい。あれだけ色んなこと乗り越えてやっと子供ができて、大器のあんな顔みたらそりゃあどうしたって自分を責めてしまうよ。例え自分のせいじゃないとは分かってても、自分のことでも責めていないとどうしようもなくなっちゃう。自分を責めないでとかそんなこと言われたら、余計に追い詰められそうでつらい。

果たして大器は、真っ暗などん底に落ちてしまった奈々を救うことができるんでしょうか。ここで次回。

 

まだ絶賛撮影中か編集中なのか、予告がまあまあ手荒。ここぞとばかりにミスチルの力技でねじ伏せていくフジテレビ……最終回、最高の仕事をよろしく頼みます……。

この毎週やかましすぎた妄想考察もついに次回でラストですわ。長かったような短かったような……6話あたりから急激に終わりが見え始めた感ある。いやあ、もう、まったく懲りずに毎週書いてますけど、こんな私に色んな感想とかやけに慈悲深い言葉をたくさん頂いて毎度恐縮でございます。ありがとうございます。このブログをきっかけにして話しかけてくださったり知り合う事ができた方もいらっしゃって、これぞマジ卍。よく分かんないけどもう孤独死だって怖くないぞ!って感じ。そういう悟りも開いた。

次回ラストですが、まあ多分同じようなテンションでぶっちぎっていきたいと思いまーす。今週も長々とお付き合いいただきありがとうございました!イエーイ!