前略、沼の中より

行き着く先がいつもだいたいアラサーな20代女が書き散らかすブログ

「隣の家族は青く見える」第8話における超個人的考察と身の上話

先日誕生日を迎えてから、書類とかに年齢を書きながら25歳であること受け入れる日々。しかし冷静になってみたら、言うて25歳なんて全くどうってことないなって気付きました。25年って安室奈美恵の芸能生活と同じらしいんですよね。私の生まれてから今までが安室奈美恵の芸能生活。しかし私と安室奈美恵は送ってきた人生の濃さが違う。奈美恵の人生、濃縮還元。私の人生、何やってんねん???

……いきなり下手な韻を踏んでしまいましたが気にせず行きましょう。私の人生って、安室奈美恵と同じ濃さになるようにギュッとしたら10年満たないと思うわけですよ。私はまだ小4。そう考えたら、人生ここからじゃない??何を隠そう私、小4の時に初めて自転車に乗りました。自転車に興味がなさすぎて。買ってもらった新品の自転車を3年寝かせる小学生。よっしゃ!!人生ここから!!!そのピカピカの自転車ガンガン乗り回していこ!!!ってことで、これを開き直りと言います。人生は適当に開き直ったもん勝ち。

 

今回は第8話と言うことは、この妄想考察も8回目。これは前回も書いた気がするし来週も書くと思いますけど、マジでこんなブログを毎週よくやってますよね。回を追うごとに熱量落ち着くのかな?次で挫折かな?と思ったら、上回るハイカロリー回とバチバチに対峙することによって私の熱量は保たれた。手強い相手です。

ということで、今回は個人的にグサ!!死!!ってなったシーンが多かったのでダラダラと私の根暗極まる身の上話をしながら妄想考察をしていきます。どうにも一人で時間持て余してファミレス入って、ドリンクバー頼んでストロー入ってた紙の袋クシャっとして、ストローで水分を垂らしてワームを生み出すみたいな遊びするくらい暇な時に半目で読んでいただけると、何となくちょうどいいかな~~と思います。またはファミレスの隣のテーブルの会話を盗み聞くような気持ちで。

 

まず五十嵐家。大器の実家でわいわいする一家。早々に保育園に預けて仕事に復帰しようとする琴音と、子供の側にいるべきと言う母のバチバチの衝突。世代間の考えの違い。ジェネレーションのギャップ。私は琴音の考え方がしっくりくるような、そうでもないような微妙な感じです。「まだ母親の目が必要な時期の子供」を保育園に預けることに対しては、別に何ら問題ないと思う。この世の中、使えるものは何でもガンガン使っていこ。

しかし母親が子供を産んですぐ外に出て一円でも多く稼ぐために働かなきゃいけない状態ってどんなもんなんだろう?って思ってしまうところもあるんすよね。もっと子供を持つ母親に対してのバックアップ手厚くしてほしさあるわ……って思っちゃう派。主に国に。だって正直、何の不安もなく子供を産んで育てられる社会じゃないじゃないですか。待機児童のこともそうだし、いざという時の病児保育やってるところは少ないし、夜勤がある仕事に対して深夜まで保育してくれる施設がどれだけあるのか。挙げ句の果てに保育士不足で休園するとかいう保育園まであるんすよ。これは各方面でやばみがつら丸。それで育休取るにも時期とか気を遣っていかなきゃならないし、時短で帰るのだって申し訳なさそうに「お先に失礼します」

まだ色んなことが整いきってないままのヒリヒリした世の中で、子供を産み育てながら働こうという超高度な業をやり抜こうという勇気は、ちょっと私にはないかなって考えちゃったな……。アグレッシブでエネルギッシュな母親になれる人ばっかりじゃないんすよ、総理……私はちょっと一億総活躍の一端担えるか微妙……メンゴ……一億もいればいろんな奴いるじゃん?アリの社会だってサボるアリがいるからうまいこといってるし……。

 

続いて、小宮山夫の学習支援にて学ぶ朔。理数を克服するべく復習もしっかりやって、二次関数を仕上げてくる。二次関数と言えば平方完成、解の公式。懐かしの。文系丸出しですが、数学それなりに好きでした。

一緒に学んでいる学生たちが「朔くん何歳なの?」と聞くと、「21だよ」と答えます。すると学生は「頑張るの遅くねえ?」「クソ遅え!」とか言うわけ。いや遅くねえわ。私からすれば21なんてギリギリ小1だわ。九九をやっと覚えてる段階だったわ!!というぶっ飛び持論を展開しそうになったんですけど、小宮山夫が「人生何かを始めることに遅いってことはない」と説いてくれました。それな。全力のそれな。それから「いい学校、いい会社に入ることが人生のゴールとは限らない」「人生のゴールは死ぬときになってみないと分からない。人生はいかに充実感や幸福感を持って毎日を生きられるかが大事。人生は一度きりだから」とも語ってくれました。いい学校といい会社に入った人だから語ることを許されるやつです。生徒たちにアツく論じた小宮山夫に、朔は立ち上がって拍手する。この子、何かと感銘受けた時には拍手しがちですよね。

 

共有スペースにて奈々とちひろ。ちひろが亮太のためにハンバーグ作ったよ!というほのぼのトーク。今まであんまり料理作らなかったけど頑張ってみたという健気さ。みんな気に入ってくれたから3日連続ハンバーグをかましていくちひろ。「3日連続でハンバーグ……」とやや引きの奈々。この温度差たまんないよね。深キョンとギャルとの親和性。そして、ちひろは亮太の誕生日が近いと知る。バースデーケーキでも焼いちゃおうかな?とチラつかせるとしっかり手伝ってくれる奈々。これだから気立てのいいギャルとのコンビネーションが好きです。

亮太とゆかちゃんが学校から帰ってくる。「おかえりー!おやつテーブルの上にあるからね」「わかった」ってそっけない返事の亮太に、ちひろが「わかった、だって!ウケる!」って言うところ好きです。そして「ウケる?」とぽかんとする奈々。ああ、深キョン深キョンisカワイイ。

亮太とゆかちゃんはすっかり仲良くなっていて、放課後ちょっと話をしたりもします。将来はダンサーになるの?と聞くとお母さんがそんなの許すわけないよ、と言うゆかちゃん。すると亮太は「お母さん?自分の将来でしょ。人間いつ死ぬか分かんないから、やりたいことやっとけって……お母さんが言ってた」「ずっと考えてるんだ。お母さんはやりたいことやって死んだのかなって」

ゆかちゃんは亮太の言葉にハッとするわけ。本当に自分がやりたいことって何だろう。母の言うとおりに受験することは、ダンスをすることより大事ことなのかどうか。そしてゆかちゃんはついに小宮山妻に言うのです。「私、受験やめたい。受験やめて公立に行く」それはもう小宮山妻は怒る。ここでやめてしまったら、今まで必死でやってきたことが水の泡になる。しかし、ゆかちゃんは「私は私立の学校なんて行きたくないって言ってるの。ダンスがしたいの。本命の学校にはダンス部がなくて、でも公立にはあって…」と一生懸命に主張します。ああ……ゆかちゃんの志望校にはダンス部無かったか……そうか……。「ダンスなんかやって、何の役に立つっていうの?」ゆかちゃんは家を飛び出して、小宮山妻を振り切ります。

「これは私の人生だよ!ママの人生じゃない!ママの言うとおりにして後悔するのは嫌なの!」ゆかちゃんに小宮山夫と同じことを言われ、カッとなった小宮山妻はゆかちゃんに向かって手を振りかざします。その手をガッと止めるちひろ。

「叩いちゃだめ。子供が思い通りにならないからって、手をあげちゃだめ。子供をストレスのはけ口にしないで。お願い」……しびれますね、このシーン。ここでちひろのバックグラウンドがほぼ見えました。親から暴力を振るわれていた過去があるということ。

完全に余談ですが、私は5歳のころに父親から理由もなく叩かれたりしたことがあります。それがまた20年経った今も状況を鮮明に覚えているくらい、父親への憎しみはずっと腹の底に残ってる。叩かれた次の日、幼稚園の先生に「私のお父さん、昨日死んだ」と言って大いに物議を醸しました。いやもう、5歳でよくそんなこと言えたもんだなと思うね……シンプルにヤバいじゃん……シンプル……。憤りと憎しみのあまり頭の中で父親の存在を殺し、もう父親は死んだんだってことにしちゃったんです。ちなみに、あれから今の今まで父親のことを「お父さん」と呼んだことはありません。いきなり闇深すぎてリアルに誰にも言えないエピをかましてしまった。

それからずっと父親に対するコンプレックスがものすごくあって、中学受験のストレスとかであまりにもひどい時には他人の父親や小学校とか塾の先生とかに「たまにでいいから、私のお父さんになってくれませんか」とか言い出す始末でした。我ながら屈折を極めた時期。ちなみに今はもう乗り越えたのか特に何の感情もないです。とってもフラット。ローンはフラット35。親に限ったことじゃなく、全ての大人は「子供だからどうせ何も分かんない」とか「どうせ大きくなったら覚えてない」とかそういうことを思わずに、子供には大切な一人の人間として尊重して接するべきだなって思います。私みたいにヤバく振り切った子供もいますから……。

 

 切り替えまして、酔っ払いのわたるんが朔に支えられながら帰ってきます。フルスロットルに眞島秀和の最高の仕事が始まってる。「ふわ~~最後の一杯が余計だったなあ~~」って言いながらソファーへ。朔が仕事してるところを見ながら酒が進んでしまったわたるん。気持ちは分かる。そして「俺が仕事してる隣で一本開けるなんて信じらんない」と拗ねる朔。「怒るなよ~、なんかつまみ作ってあげるから」「当然だね」このやりとり、関係性がよく見えてすっごくいいですよね。朔は拗ねることは拗ねるんだけど、扉は開けておいてくれるっていうか。取り付く島をちゃんと残しておくところがいいな。きっとこれが上手くいく秘訣ですね。勉強になります……って思ってたら、わたるんの攻撃。耳に息を吹きかけるやつ。酔っ払いにめんどくさいなあもう、っていう顔する朔も秀逸。どうでもいいけど、お互いに耳が弱いっていう設定なんでしょうか。まあどうでもいいけど。どうでもいいんだけど。どうでもいいんだけど、そういうことなのかな????

すると渉の電話が鳴る。お母さんからの電話。朔が「でないの?」と聞くと「出てどうすんの」と急に浮ついたトーンが落ちる。話し合うのも無駄だと切り捨てる渉に「なんでやる前から諦めてんの」と言う朔。しかし「これ以上傷つけあうのは嫌なんだよ」という一言で朔も何も言えなくなってしまう。親子って関係は難しいよねえ。

 

続いて五十嵐夫婦。妊活を通して、今まで自分の考えていたことはきれいごとだったのかもしれないと思ってしまう大器。実際の立場に立ってみないと見えてこないことがほとんどで、これまでの自分が考えていたこととの差異を肌をもって感じるわけ。奈々も、同僚たちが自分の妊活でスケジュールを調整させられることに文句を言ってるところを聞いてしまう。想像と現実のギャップ。そこをオーナーが同僚たちをたしなめる。自分の妻もつらい不妊治療を経てやっと授かったという経験から「そんなこと言うのはあまりにも想像力が足りない」と言うのです。経験しなきゃ見えてこない視点って大きいなと感じるね。

 

そのまま続けて奈々とちひろの、亮太へのバースデーケーキクッキングタイム。with小宮山妻。もうね……こういうところよ。ピュアネス奈々のなせる業。コーポラティブハウスに欠かせない存在。気まずかったけど、小宮山先生が張り切って教えてくれます。手際の良さを褒める二人に、小宮山妻は「病気よね。あんまり褒められた経験がないから、褒められると疑っちゃうのよ」って。

めちゃくちゃ共感した。今まで評価されたり褒められた経験がないから、どうも自己肯定感がなくて何か裏があるんじゃないか?とか余計な事考えてしまう。それに、親は私にめちゃくちゃ投資して育ててくれたのに、全く母親の期待に応えられていない気がしてどうしようもない。結局私には何にもないな、と漠然と思いながら生きていたりします。どうも、改めまして根暗です。

そして小宮山妻は子供を産んだことで自分を認めてもらえた、ということで子供を作れと勧めてしまうのだと打ち明けます。するとちひろは「なんでそんな毒親に媚びる必要ないじゃない」ってバッサリ言うの。ちひろは私は縁を切ったよ、と淡々と話す。

「酔っぱらった母親に殴られながら、なんで私を産んだんだろうってずっと考えてた。こんな親だけにはなりたくないって思ってて、気づいたんだよね。子供産まなきゃいいんだ、って」「私みたいな育てられ方した人間が、いい母親になれるわけないから。産んでから愛してあげられませんでした。じゃ、子供がかわいそうだしね」

ここも死ぬほど共感した。しちゃったんだよなあ、うっかり。自分がああいう父親の血を引いてるんだと思ったら、自分の子供のことをちゃんと可愛がれるんだろうか?って、中学生の頃からすごく考えるようになった。それに幸運にも私は一人っ子だから、ここで完全に断ち切ることができる。後世に残すべき優秀な遺伝子ならまだしも、私の遺伝子なんか遺したところでねえ……的な感じで。

ま、客観的に見て一体何をそこまで囚われてる必要が??って思いますね。なんで自分の人生をちゃんと大切にできないんだろう?とも思うし。親の影を自分の背後にずっと付き纏わせる必要もない。自分が自分らしく、自分の人生をシンプルに生きることができればそれで充分なのにねえ。頭では分かっているのにできないのが人間なんだなあ。みつを。あ、私相田みつをパイセンのことリスペクトしてるんで国際フォーラム行った時は絶対展示も見に行っちゃう派です。

ちひろと亮太の関係をみて、奈々はちゃんと親子として成立していると言います。しかしちひろは冷静に「お互いに他人って意識してるからなんとかなってるんだと思う。でも、母親を失ったっていう意味では同じだから、あの子がSOSを出した時はそばにいてあげたいなって思ってる」奈々と小宮山妻はそれで十分。十分すぎると言うのです。こういう親子の形もいいよね。

 

体外受精を進め、採卵する奈々。心細くて不安定だったところに五十嵐母が迎えに来てくれる。甲斐甲斐しく奈々をフォローしてくれる母。「奈々ちゃん、もうちょっと甘えてよ。奈々ちゃんのことも本当の家族だと思ってるから。家族ってもっと言いたいこと言ったり甘えたりしていい存在だと思うのよ」ああ、家族ってこういうことだよな。と、物心がつく前までにちゃんと分かっていたかったって思いながらちょっと泣いたね。やっぱり天下の高畑淳子よ。母親やらせたら天下一。家族はもっと甘えて、言いたいことを言ってもいいんだって分かっていたら、ここまで屈折してなかったかもしれない。いいドラマだなあ、これ。

 

次の日。亮太の誕生日です。張り切ったちひろがケーキを亮太に差し出す場面。頑張って作った力作のケーキを亮太が床に落としてしまう。「なんでこんなことすんのよ!」と怒るちひろ。

「めでたくないから」「今日、誕生日でしょう」「誕生日じゃない。今日はお母さんの死んだ日だ!」亮太は家を飛び出します。

ちひろは追いかけて亮太を傷つけるつもりなんかなかったと必死に謝る。亮太は「いらないって言っちゃったんだ。いつも忙しくて、僕の誕生日も仕事で一緒にいられないっていうから、お母さんなんか別にいらないって言っちゃったんだ。でも、もう謝れない。お母さんのこと傷つけたのに」と心の内を吐露する。

ちひろは「大丈夫。お母さんはそんなこと気にしてない」と言い切る。ちひろにそんなこと分かるわけないじゃん!と噛みつく亮太に「亮太のお父さんとお母さんは二人とも亮太と一緒に暮らしたくて、何年も権利を争ったんだよ。二人とも亮太のことを愛してた。そうやってやっと亮太と暮らせることになったお母さんが、寂しさ裏返しで言った言葉を本気にするわけないじゃん!」って。「苦しかったと思うよ。亮太を残して死ぬの。無念だったと思う。最後の最後まで、亮太のこと心配で心配で仕方なかったと思う」と、亮太の心の呪縛をそっと解き放ってあげる。これはちひろにしかできないことだったなと思う。そうやってちゃんと言い切れる潔さ。つくづくいい女です。

 

五十嵐家では、五十嵐母が泊まっていくことに。

子供は夫婦のことなのに女性ばっかりが大変だなんて、というと奈々は「妊娠と出産は女性の特権だから、うらやましいって思う男性もいるのかもしれない」と言う。誰もが認めるいい嫁だよ。このビジュアルでこの人間性。しかも奈々は琴音のことが気になっていて、話を聞きに言っていた。冒頭の子供を保育園に入れて社会復帰することについて反対していたことについて。仕事で忙しくしていた母親はそれを後ろめたく感じていたのかもしれないけど、琴音はそれが誇らしかった。だから自分も、自分の子供にそういう姿を見せてあげたいって思っていた。「専業主婦の子供がいい子に育つわけでもなければ、働いている家の子供が愛情不足で育つわけでもないもんね」これは真理。そしてこの前と言ってることが違うと大器が言うと「事情が変わったり立場が変われば、言う事ややることが変わるものよ」とケロッと言う。「自分と違う立場の人が違う事情を抱えた人のことを理解出来たらそれは理想的だけど、実際は自分がその立場になってみたり、事情を聞いてみないと分からないことだらけよねえ」って。高畑淳子の言葉がめちゃくちゃ染み入る。

 

小宮山家のターン。預金をすっかり使い果たしてしまいそうな妻に、夫は鋭く切り込みます。夫の「虚栄心を満たすために行かせている塾」というワードが嫌だったなあ。妻は「受験は私のためじゃない!ゆかのためよ!」と反論する。「なのにあの子、受験やめてダンスやるなんて言い出して。あなたと同じ。人生後悔したくないのは誰だってそうよ。私はずっと後悔の連続だった。だから娘には後悔をさせたくなくて必死で勉強させてきた」っていうのは、私自身と母親に重なるところがあってヒリヒリした。

「この家だって、あなたが家族のために頑張ってくれてると思ってたから、必死で守ってきた。あなたがあなたの人生を謳歌するのは自由よ。でも私の人生は?私の人生はいったいどこにあるのよ」

このセリフ、切なかったなあ。私の母親も同じこと考えてるんじゃないかって思ったら、すっごい切なかった。母親の人生は私の人生で、私の人生は私の人生で、じゃあ母親の人生はどこにあるのか。いやあ、きっとこれが私の中の呪縛ですよねえ。

そして夫は「君一人に子育てをさせてしまったツケだな。生活費と家のローンは心配しなくていい。知り合いの塾で事務兼講師として雇ってもらえることになったから、最低限の生活は確保できる。でも、俺たちはもう終わりにしよう。子供たちは俺が引き取るよ。一人になって自分の人生を見つけるといい。とりあえず俺が出ていくから、冬休みまでには身の振り方を考えておいてくれ」って。

こんなこと言われたら、どうしたらいいか分かんないよね。夫はこれで妻のことを解き放った気になってんのかな。こんなの、ただ冷酷に追い込んだだけですよ。一人になったからって自分の人生が見つかるなら苦労しないですよ。良かれと思ってのことなのか分かんないけどそんな風に突き放したりしないで、出来れば妻に寄り添って一緒に妻の人生も見つけて欲しいよなあ…これはわがままなのかしら…。

 

私のメンタルがすっかり落ちたところでやってくる広瀬家。高卒認定試験の当日。「わたるん、今日ちょっと出かけるから」「ああそう、朝ごはん出来てるよ」ダイニングテーブルの上には、かつ丼。驚く朔に「受験の朝の定番と言えばこれだよな」っていう渉。あ~~~~この声のトーンは!!!まぎれもなく!!眞島秀和の最高の仕事!!!

「知ってたの?」「同じベッドで寝てるのに、夜中に起きだして勉強してるの気付かないわけないでしょ」それな。あんな狭いベッドじゃさすがに気付くわ。「でも、ひとりでやり遂げたいんだろうなと思って我慢してた」と言って、朔に合格祈願のお守りを渡す。

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これもいいシーンだった。ひとりでやり遂げたいっていうのは本当にそうだったと思うんだけど、21歳になってか中学生とかに交じって勉強するのも「頑張るの遅くね?」とか言われたりするのも心細かったはずだもん。こんな風に近くでずっと見守ってくれてたのはめちゃくちゃ嬉しかっただろうなあ。「頑張った成果が出るといいな」って言ってくれた渉に、感極まったような顔する朔。そしてかつ丼を食べてちょっと笑うの。北村匠海も最高の仕事。どのシーン切り取ってもいいシークエンスだった。そしてお参りしちゃうわたるん。試験の前にお守りを握って、気合が入る朔も全部いいシーンだったよね。パーフェクトを超えたわ。

 

完全に和解した川村家では改めてちひろがケーキを作ってあげて、不格好なバースデーケーキを三人でほおばる。うまい!っていう亮太とグータッチする亮司。いい家族だな~~~って気を抜いていたら、小宮山夫の署名と捺印てある離婚届。胚移植をする奈々がカットバックする。

そして10日後、奈々は妊娠が発覚する。大器に「できたの。赤ちゃん、できたの」っていう奈々がもうたまんなかったなあ。「やっと来てくれたんだな」って大器が言うのも。

もう頼むからみんな全員幸せにしてくれよ………ハッピーエンドでいいじゃない……それじゃあ出来過ぎてるとか、面白くないって言われるかもしれないけどさ……。あくまでもドラマの話なのは重々承知だけど、こんなにも自分の内面を投影して見てる側からすると、誰一人として幸せになれないキャラがいたらとても悲しいです。そういえば留美のことだって忘れずに幸せにしてよ。なんかもう朔と渉はお風呂入ってキャッキャしてたけど、留美だって幸せにしてやって……!!!!

 

ということで、以上8話の妄想と考察でした。なんか思いのほか私の根暗が露呈した結果になりまして、後で読み返したら恥ずか死しそうなので絶対読み返しませんが、頭の中で整理しながら改めて自分の中の闇と対峙できたいい機会だったのかな~~って思ったりもします。いいドラマだなあ。しかし最後までお読みいただいた方は、どうでもいい暗めの身の上話ばっかりでさぞかし退屈だったことでしょう。かたじけない。

そんな慈悲の塊なあなたにとびきりの朗報をお届けしたい。来クールのテレ朝土曜11時15分から始まる「おっさんずラブ」に眞島秀和の出演が決定しています。上司でストイックな営業らしい。いや~~やりましたね!!!!来月からはスーツの眞島秀和で最高の仕事が見れる!!!!!嬉しすぎて小躍りできるレベル。嬉しみがあふれるとはこのこと。

今回も最後までお読みいただき、心より感謝。感謝の上の言葉ってないのかな?語彙力がないな?そして毎度コメントやマシュマロも本当に嬉しくて、キンコーズネットプリントで全部印刷して本にしたいくらいです。お付き合いいただきありがとうございました。