前略、沼の中より

行き着く先がいつもだいたいアラサーな20代女が書き散らかすブログ

「隣の家族は青く見える」第6話における超個人的な考察

そういえば今流行ってるのか流行ってないかくらいの「マシュマロ」というものを何となく始めました。身分を晒すのマジ無理ですしここにコメントするのダルいけど言いたいことはある!という方がもしもいらっしゃいましたらどうぞ。一方的なものでも、答えられそうなものでも、気が向いたら何となくツイッターで答えたりします。基本的にこちらのコメントでも何でもウェイです。

https://marshmallow-qa.com/1ch1ka5?utm_medium=twitter&utm_source=promotion

なんかここ一週間でいろんな方面からのご意見を頂きまして、なんだこれ卍キテる卍マジ興味深い卍って感じでヒンドゥー卍や仏卍もびっくりする感じで読んでおります。ありがとうございます。もはや長編小説レベルの字数だけどこれは私だけが読んでいいやつなんですかね???と思ったり、一言だけで謎の説得力を持つ「あなた結婚できますよ」にとりあえず感謝してみたりと大変楽しくウェイさせていただいています。ウェイって便利な言葉。

そんな中「となかぞ面白いっていうから見たけどクソつまんねーわ綺麗事ばっか並べ立てやがって何なの?結局何なの?」的な話もありまして、言うてこれドラマなので綺麗事上等ですしそこまで強いリアルを求めるなら悠長なドラマなんて見てないでドキュメンタリーを見たら満足できるかも??いかが??と思っております。私はわりと何にしても結果とか利益とかを重視しがちですが、ドラマというのはあくまでも人間の生きる姿、葛藤、哲学とかを描くものであって、そこに結果求めるのはまた野暮な話じゃね?そこナシ寄りのナシじゃね?と思っています。ちなみに私はザ・ノンフィクションが大好き。フジテレビ頑張れ。それにしても今まで生きてて一番くらいの勢いで慈悲の心に触れてる。渡る世間に鬼ナッシング。壽賀子リスペクトはマジリアル。

 

第5話こと通称・ハイカロリー回を経て、今週はどんなもんかと予告を見たりテレビ誌をチェックしてたり珍しくマメなことやっていますが、今回を一言で言うと、とんでもなかったですね。第5話のハイカロリー具合が嘘みたいになってしまうのが第6話。もう6話見た後の5話なんて、私からすればただの蒸し鶏。あっさりとした鶏のささ身。ヤツの名前はそうサラダチキン。隙あらば踏んでいくスタイルの脚韻。

正直こんなブログ書く意味あるのか??読んでる時間あるならドラマを観てくれた方が早いけど??って自問自答を軽く15回はしてたんですが、書かなきゃ私の気持ちが発散できないんで書きます。忘れそうだったけど、そもそもこのブログを何のために書いてるかって私のために書いてる。そして何がここまで私を突き動かしてるのかと言えば、それは眞島秀和の最高の仕事。今回はついに最高を超えて、もはや謎ですよ。眞島秀和の謎の仕事になっちゃってる。

http://fod-sp.fujitv.co.jp/s/genre/drama/ser4d83/

と言うわけで、さっそく妄想8割と考察1割と無駄話1割の超個人的考察を進めていきたいと思います。今回もどうかお手柔らかにお願いします。合言葉は慈悲の心。

 

まず、大器の妹の琴音のお宮参りの帰りに五十嵐家へとやってきます。あの伊藤沙莉の母の感じがなかなか新鮮だったけど、しっかり者のお母さんっていうイメージが容易。このシーンはとにかく高畑淳子の演技がバチバチに光ってます。あの居心地の悪そうな時の声色から表情まで見所しかない。高畑淳子の。

あと、奈々が琴音の赤ちゃんを抱いている時の大器の神妙な顔がなんとも言えないんですよ。パッと見て無表情っぽいんだけど、よく見るとすごく複雑な感情が入り組んだ表情で。松ケンの演技力の高さを感じます。あの身近にいるようないい旦那さんに見えるのって、めちゃくちゃ高度なことやってるんですよね。これが人間としての奥行き。デスノートのLの時にもまあ仰天したけど、今回も別の方向で仰天しました。小雪も惚れるのも当然です。

 

そして独立した渉がアポを取っているシーン。いやあ、独立後の仕事が順調そうでよかったっすね~~~って思ったらガシャーン!!!朔です。朔が皿を割ってしまう。「やっちゃった……」とばつの悪そうな朔に、渉は「どうしたの?ケガ、ケガない?」って朔の手を取るんですけど、さすがに恒例になりました眞島秀和の最高の仕事の始まりです。セリフの「ケガ」って二回重ねるのは台本通りなのか、とっさに二回言っただけなのか分かんないけど渉の動揺と心配がすごくよく分かるなと思いました。ここです。最高すぎて謎。そして朔に「何しようとしてたんだよ~」とか「なんで料理なんか…」って言うのがなんか過保護っていうか、年の差があるせいっていうか、なんかちょっと関係として対等ではないような気がして複雑。

朔はとにかく渉と対等な関係を求めているけど、渉はそうでもなさそう?ただ朔がそこにいるだけでいいって感じ。全然言い得てないけど。このままだと朔はじゃあ俺は何のためにいるの?何にもしなくていいなら俺は必要ないよね?ってなっちゃいそう……いやいや、私はわたるんのこと信じてるから……よろしく頼む……。

話を戻しまして、ばつの悪そうな顔したあとにきゅっと唇をしまう北村匠海が最高です。今回「眞島秀和はもちろんですが、北村匠海も最高の仕事してますんで!」という完全に的確なご指摘がありましたので北村匠海のこともガンガン褒め奉っていきたい。それで渉が忙しそうだったからパスタでも作ろうかと思って…と言うと「どんなに忙しくても料理くらい作る時間あるって」それって……わたるん……その作った料理を食べるのが朔だからなんでしょ……朔の「おいしい!」っていう顔が見れるからでしょ……とても強く分かるわ……※妄想……。

渉は仕事に戻りますが、何やら異臭を感じ取る。ちょっとくんくんしすぎで犬になっちゃってた。何犬かな。やっぱりゴールデンレトリバーかな。「なんか変な匂いしない?」って朔に話しかけたら、白いシャツにとんでもない圧をかけてアイロンをかけている朔。焦げるシャツ見てびっくりした渉が「も~~昔の漫画みたいになっちゃってるじゃん(笑)」っていう。これはガチ凹みの朔。漫画ならまさにしゅん…って隣に書かれそうな感じになってる。そんな朔の様子をみて、渉は朔のほっぺを両手でむにゅっとする。両手で。ほっぺを。

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いやーもうマジで、眞島秀和の最高の仕事ですわ。やっぱり今回は特に最高具合がぶっ飛んでる気がするんだけど、眞島秀和フリークの皆様はどう思います?眞島秀和が謎の域にガンガン入っていってない?心の底からありがたい。その後に目をパチクリする朔もすごい。これはもう旨味の相乗効果のようですよね。アミノ酸系のグルタミン酸核酸系のイノシン酸で旨味爆発的になるやつ。懐かしの家庭科。

渉は「どうしたんだよ。家事なんて得意じゃないでしょ?」って優しく聞いてから「気持ちは嬉しいけど、得意じゃないことを無理してすることないから。朔は朔のしたいことしてて。ね?」っていう……。

いや、あのね。わたるん、よく聞いて。確かに朔にとって家事は得意じゃないかもしれないけど、朔のしたいことってのはね、独立して仕事が忙しくなっている渉の力になることなの。独立したのだってあの貼り紙あってのことだから、朔はそれなりに責任をやや感じてるの。だから渉の負担を、仕事以外の負担を、すなわち家事を軽減したいと思って頑張ってるの!!!多分過去に類を見ない健気さを見せてんの!!!そこ分かってる!?!大丈夫?!?!私すごく心配してます!!!

ほんとここまででもだいぶ切なさが鬼。結果的に朔は渉の用事を増やしてしまったということで切なさが鬼ですわ。朔の頭をなでているところで渉の電話が鳴る。仕事に戻る渉を何とも言えない顔で見ている朔。ここで留美の「あなたは彼にふさわしくない」が回想で流れます。これは沈むよね。すごく沈む。自分は渉にふさわしくないって言われるし邪魔になってるしで落ち込む朔。なんてつら丸バッドばつ丸……と思いつつ、まつ毛に物が乗せられると噂の北村匠海の伏し目がちが美しいです。北村匠海の最高の仕事。最高の仕事っていうか、彼はただ顔がそこにあるだけで仕事してるもんな。パネエわ。あと私の中で彼はこんなに表情を豊かに作るっていうイメージがあんまりなかったので(スタダの情報だいたい超Dくらいで止まってる)、純粋にいい役者さんだなって思いました。

 

続いて川村家。洗濯物を取り込んで降りてくるちひろ。なーんだ、すっかり嫁じゃん!と思ったら息子の亮太とバチバチぎみでした。難しい年頃です。ここでちひろがかなり良いこと言ってて、「もしなんか不満があるなら言ってね。私、お母さんじゃないから、心の中までくみ取ってあげられないからさ」って言うんですよ。これすっごくいいセリフだな!って結構感動しました。ちゃんと亮太のこと考えていて、亮太が生活しやすいようにってちひろなりに歩み寄ろうとしてるのがいい。ちひろなりにってところがポイント。軽率に母親の代わりになろうとしないところ。本当にいい女だよね。亮司、マジ命拾いしたな……って思ったらちひろスルーして息子に一直線。息子が喜ぶとあらば最新ゲームを買うために朝5時から並んじゃう亮司……正直、私は嫌いじゃない。親バカな亮司は嫌いじゃないです。そしたら毎週買い与えていることが判明。これまた行きすぎた親バカでした。「まだこの生活に慣れる段階だから」「いや慣れたって!!2ヶ月だよ!!」

えっ、2ヶ月経ってんの?早!!って思ったけどあれだけ部屋整ってたら経ってますわ。ていうかお宮参りしてんだから普通に経ってますよね。えっじゃあ朔は2ヶ月の家事チャレンジを経て…あのアイロンのかけ方を……?これ以上つっこむのはやめましょう。お互いのために。

亮司によれば、ちひろは亮太のために仕事は在宅で出来るものにするなど生活スタイルを変えた。「別れないでいてくれたことに感謝してる」って亮司が言うと、ちひろが嬉しそうにするんですよ。本当に別れないでよかった。しかしそれにしても、ちひろのパキッとしてるところいいっすよね。このメアリージュンだから出せる気立てのいいギャル感。すごくいいです。いい雰囲気になってキスしようって時に背後から亮太。ハイありがち〜〜ありがちなやつ〜〜。亮司はちひろを突き飛ばし、亮太が求める128Gのメモリーカードを買いに走るのであった。ちなみに私のiPhoneはまだ16Gです。容量に余裕無くてカメラ起動するの3回に1回くらい。

 

そして先週からパワーアップしそうだった華やかヒーリングタイム。ちひろが加わって非常に嬉しい。マシンガンのように愚痴るちひろと、なんかゆらゆらしながら聞く二人。華がすごい。

朔が「子供ができると夫婦関係変わるっていうけど本当なんだね」と言うなり、ちひろは「いや子供ができたわけじゃないし!?うちは夫婦ですらないし?!」と全力の否定。奈々は「そんな夢がないこと言わないでよ〜うちはこれから子供作るのに」そういえば深キョンって気立てのいいギャルとの相性めちゃくちゃ良くないですか?土屋アンナとか。

それで「キスしようとして突き飛ばされたら夢も何も消え去るから!」というちひろに、「そういえばキスしなくなったかも」っていう奈々。驚愕のちひろ。お互いがいることに安心するからキスとか別に……な奈々に、「安心が一番良くないよ!カップルが安心したら終わりでしょ。だからそれもあってうちは事実婚にしてる」というちひろ。なるほど、スリル楽しむタイプ。そこはかとない族の気配。

すると朔は奈々のところはラブラブだよとフォローして「同性同士なんて結婚できないから不安しかない」と言います。すぐに蘇る切なさ。ちひろは「朔ちゃんのところも、事実婚だと思えばいいんじゃない?」と言うと「選択して事実婚なのと、事実婚しか選択できないのとでは違う」として「俺は、できれば婚姻届みたいな拘束力のあるものが欲しいんだよね」ここはとても重要なポイントです。

「どんなに好き合ってても、喧嘩してその日に終わることができてしまう。でも、婚姻届出していれば、役所に離婚届を取りに行って、名前とか書いてサインして、保証人のサインももらわなきゃいけない。これは単なる手続きだけど、1日でやることは難しいし、やってるうちに冷静になる。一時の感情で別れないように、あえてそうしてると思う」

これは真理。手続きを煩雑にするのはそういう意味もありそうです。どちらの経験もないので分かりませんけど、結婚も離婚も軽率にするものではない。……なんかいきなりめちゃくちゃ当然のこと書いてすいません。朔は今までたくさん相手の一時の感情に振り回されたり、自分も振り回したりして後悔してきたんでしょうか。申し訳ないと思ってても感情昂ぶって素直になれない時とかあるある。気付いた時にはもう後に引けなくなっちゃったりして。若さあると余計に。

奈々は「同性同士でも婚姻届出せればいいのにね」と言うと朔は「まぁ日本じゃ難しいかな」と言います。確かに日本だとそういう整備にはものすごく時間かかりそう。一応は養子縁組かパートナー制度で代用できるところはしてくれよなって感じで、本格的に同性婚に対して国が取り組むのはずっと先の話になりそうな気がします。……と言うか朔はやけに詳しいけど、もしかして元カレが結婚する時に結婚の手続きについてめちゃくちゃ調べた?ええ…切な……。

 

そして小宮山家のターン。小宮山妻が塾に呼び出され、ユーの娘が最近成績サゲだから志望校のランクもサゲないとマジヤバめと宣告されてしまう。とにかく家での勉強時間と個別のコマ数増やしな!ってことで小宮山妻が獅子の形相で増やします!!増やしてください!!つって。多分これって中学受験あるあるだよね。私も直前での成績はやや下がりましたけど、そんなもん気にせず過去問ばっかりやってたらそこそこで何とかなりました。6年の時はテスト範囲より過去問優先させて、こちとら模試で良い点取るためじゃなく志望校に合格するために勉強してんだから知らん!!と三者面談を突っぱねる小学生。最悪です。絶対真似しちゃいけない。そして最後はなんだかんだで体調。

図書館付近でゆかちゃんたちがダンスを踊ってるシーン。そして影で撮影する亮太。そういえばゆかちゃんと同学年だったんですね。ゆかちゃんは「うちのお母さんにダンス踊ってること言わないでね」と釘を刺しますが、何も言わない。そして気にせず撮影再開。君はもしかしてユーチューバーなの???そして気付けばすっかりダンスグループをサポートしている小宮山夫。見れば見るほどいいパパ………娘のやりたいことを応援するとてもいいパパだな……。公立で一緒にダンスできたらいいのにね、というダンスのメンバーに複雑な顔をするゆかちゃん。大丈夫。私立にもダンス部あるよ。

 

タイトルバック後、朔が郵便受けへ。そこにあったのは高卒認定試験の受験票でした。これ激アツ展開くるぞ。あ、ゆかちゃんと一緒に共有スペースとかで受験頑張ったりしないかな…また新しい形のヒーリングタイム来ますように…。そしてやっぱり朔はやることが賢いですよね。と思ったら、渉が実家に帰るという。えっ?!なに!?!唐突な実家に帰らせていただきます!?と気が動転しそうになりましたが、母親が足の骨を折ったらしい。それは心配。すると、朔は自分も行く!と言い出します。とんでもねえ。ここはどういう気持ちで一緒に行くって言ったのかなと考えてみたけど、自分の立ち位置を確認したかったんじゃないかなと思いました。母親と渉の関わり方を見て、自分はどういう存在として渉のそばにいられるか。そして渉がどういう環境で育ったのかも知りたかったのではないか。なかなかに困惑する渉ですが朔の「お願いっ」にあっさり負けて、ひとまず洋服を全取っ替えで後輩に仕立て上げます。いやだから、わたるん、よく聞いて。早くも2回目だけどもう一回よく聞いてほしい。そういうとこなんだってほぼ毎回言ってるじゃん。一人っ子なのに甥とか言ってみたり全然誤魔化せてないんだからさ。いくら小細工しても無理だったじゃん??絶対危ないよ??という私の思いはつゆ知らず、二人で実家に出向きます。

玄関からして品の良さが丸出しでした。緊張する朔を招き入れる渉。お母さん?と呼びつつ家の中へ。ここで来ました母親の田島令子。このキャスティング分かるーーすごく分かる。

渉「足折ったんだって?!」母「折ったんじゃなくて、ヒビが入っただけですから!」という強めの母と心配する息子のやり取りをドアに隠れて見る朔が何とも言えない。そして後輩の青木くん。つらい。母親にウソつくのめちゃくちゃつらいですね。

階段から落ちたということで、どうにかしないとな〜という渉。「対策って?エレベーターでも作ってくれる?うふふ」お茶目なお母さん。渉が階段のない家に引っ越すことを提案しますが、そんなお金どこにあるのよ〜と軽く流す。ここからわたるんがエグめの爆弾落としますのでちょっと刻んで詳しめに書きます。

渉「もしあれだったら、完治するまで家に来る?」

(私「えっ」)

母「えっ?」

(私「えっ、何て?」)

朔「(えっ)」

渉「部屋はあるんだよ。だから、お母さんさえ良ければさ」待って。ちょっと一旦落ち着かせてほしい。…いや、分かるところもあるよ。わたるんの優しさすごく分かるし、一人息子として母親のこと心配な気持ちも分かる。分かるけど、その隣の朔はどうするって???え???なんだ???は?????

すると母はそこで「冗談じゃないわよ。独身の息子の部屋に母親が転がり込むなんて。ただでさえ婚期逃してるのに、母親なんかがいたら寄りつく女性もいなくなっちゃうじゃないの」これは母の気持ちもつらい。何歳になったって子供は子供で、将来を案ぜずにいられないものです。

これって結局どっちがいいんですかね。ゲイだから結婚とかしないよって言うのと、結婚は一人で出来るものじゃないから…相手あってのことで…って濁すのと。やっぱり母親としては、息子の本当の気持ちが知りたいんでしょうか。たとえその気持ちが受け入れられなくても。いや、受け入れるも受け入れないも関係ないのか。それが受け入れられなくても変えようもないことだし。だからまあ息子の全てを受け入れることが母親の役目、ってことになるんすかね。とは言ったって母親も神ではなく人間じゃないですか。そうも物分かりよくばかりいられないっすよね。難しいわ。そして母は「お母さんは諦めてませんからね。あなたが仕事に熱心なのは分かってるけど、孫の顔も見ないで死ぬなんて嫌ですからね。早く結婚してちょうだい」これは母の息子を思う気持ちもあるだろうけど、母親としての役目を果たしたいと言う思いもきっとあって、そこがまた。難しいのよね。母親が考える幸せは息子の幸せとは限らない。息子は母親が喜んでくれる顔を見ることが幸せだけど、自分の幸せではそれがかなわないと思うと、もう八方塞がり。どうしようもない。

隣で聞いていた朔は家に帰るなり「残酷だよ。何年待っても孫の顔見れないってはっきり言ったらいいじゃん。期待させてるだけかわいそうだよ」と言います。ここ、残酷なのは渉の母親だけではなくて朔も同様だと思う。なんの拘束力もない、ただ恋人という言葉で繋がっているだけの宙ぶらりんな自分。「期待させてるだけかわいそう」という言葉が胸に迫ります。

すると案の定、渉は「そんな簡単な問題じゃないよ」と言い、朔は「わたるんが難しくしてるんじゃん」と呟く。渉はカミングアウトしないことが親孝行だという考えを曲げません。朔はそんな渉の意見を聞いて「わたるんは恥ずかしいと思ってるんでしょ。だから、世間にも親にも隠してるんだ。わたるん自身が一番ゲイに偏見もってるじゃん」これは……しょうがないといえばしょうがなかったりもする。例えばホモフォビア(同性愛嫌悪)が同性愛者であるというケースは意外にもよくある話だったりします。自分が当事者だからこそ認めたくなくて怖くなり、自分の気持ちを安定させるための否認。興味があるからこそ周りにも過敏になっている。渉はその心理にやや近いような感じもちょっとしました。微妙に。そもそもクローゼットとして生きてきて、急に変われるものではない。自分を理解されないということの恐ろしさとか、ゲイであることで身の回りの人に迷惑を掛けられないって思っていたところを、朔に「自分が一番ゲイに偏見持ってんじゃん!」って言われたらそれはつらい。つらすぎ。つらすぎて「俺の家族のことはお前には分かんないんだよ!」って感情的になっちゃうよね。完全に地雷だけど。完全に。

朔は「そうだよね。親のいない俺には分かんないよ」と言い、部屋を出ていってしまいます。この「親のいない俺」という言葉によって朔が施設にいたことが渉にも伝えられていることが分かりました。……だとしたら、あの留美の自信アリアリな隠し球は何なんだ??謎が深まったな??私は勝手に無戸籍系??とか思ってたけど全然分かりません。もう全然。楽しみですわ。

さあ亮太とちひろの関係や小宮山夫の再就職が気になるところではありますが、続行しましょう。

バイトから帰らない朔。早番だからとっくに帰ったけど、と言われ完全に憔悴する渉。電話も出ない。なんと朔は五十嵐家にいました。ノンアルビールを飲みながら。

朔は「もう、帰らないでおこうかな」と拗ねた調子で言います。「わたるんは、お母さんをあの家に呼んであげたいんだよ。そのための和室だって作ってあるし。でも俺がいるから呼ばないわけ。そのジレンマでイライラしてる」すると奈々は「ケガされてるんじゃ心配だよね」と素直な感想を投げる。この素直さいいわ。

朔は「いつかお母さんを選んでしまうんだろうな。恋人の代わりはいるけど、親の代わりはいないからね」いや確かに恋人の代わりはいるけど、朔の代わりはいないじゃん……自信持って……。奈々は「不安なら不安だって言った方がいいんじゃない?」優しさの深キョン聖母マリアに並ぶぞこれは。

「これ以上うざい存在になりたくない。俺が転がり込んでこなきゃ、お母さんのことで悩むこともなかったし。貼り紙の騒動だって、独立だって……俺はわたるんの疫病神なのかも」それから朔はあの留美の言葉を思い出すわけ。彼にはふさわしくないとか、将来の邪魔するなとか。奈々は「ふーん、そうなんだ。でも、広瀬さんに言われたわけじゃないなら気にしなくていいと思うな」と言う。ごもっともですね。その人にとってふさわしいかどうかは、他人が決めることではないので。その人自身が決める話であって。櫻井翔も言ってるけど外野の言葉は適度にシカトしていこ。

それから「邪魔ならとっくに追い出してるし、あんな風に心配しないと思うなぁ」と窓を覗き込む奈々。外には完全に焦ってどっか探しに行こうとしてる渉。

奈々に背中を押され、朔は渉に「こんな時間にどこ行くの」と声をかける。「紙に書いて貼っといてくれないかな。喧嘩しても勢いで別れないって…一度冷静に話し合ってからにするって」これでどうにか渉に不安だったことが伝わることをテレビの前でガチで祈ってました。手を組んで。渉は「喧嘩してても電話には出る。バイトの後寄り道するときは連絡する、ってのも追加でね」と言って肩を抱き「不安なのはお前だけじゃないんだよ」あーーー伝わった!!!!よかったーーーーあぶねーわマジで!!!!優しく帰ろ?と言って二人で部屋の中へ。祈り通じた。達成感。眞島秀和の「帰ろ?」のトーンが天下一品でした。最高を超えた仕事。そして不安を受け止めてくれた時の表情すごかった。メキメキと頭角を現しはじめた北村匠海の瑞々しい仕事。

 

続いて大器の実家。ここで後輩の須賀健太が婚活中であることが発覚。おいおい、嘘だろ。天下の須賀健太の婚活がうまくいかないって何??そりゃ私の婚活もうまく行くわけないわ。いやまぁ婚活してるのは須賀健太じゃないんですけども。しかもどこかで仕入れた妊活クライシスの話題を提供してくれる。めちゃくちゃできる男じゃん。

翌日、奈々は大器の実家へ。ここも激アツです。人によってはタオル必要。

赤ちゃんに熱が出たと大騒ぎの琴音。しかも服脱がせたら熱が下がる。ついにノイローゼ気味の琴音。ついにやってらんねえよ!!!私には無理!!!だってこんなに早く母親になりたくなかった!!とぶちまけてしまう。母「じゃあ何で作ったの!!責任持てないなら子供なんか作っちゃダメじゃないの!!」「しょうがないじゃんできちゃったんだから!!!子供なんか欲しくなかったよ!産みたくなかった!!」そう叫んだ瞬間に母が琴音にビンタをする。「世の中にはね、赤ちゃん欲しくたってできない人もいるの。そういう人たちにとってどれだけ残酷で無神経でひどい言葉か……謝んなさい!!」「誰に」「いいから謝んなさい!!」この高畑淳子の素晴らしさ。私、金八先生の保健医役の高畑淳子もすっごい好きだったなって思い出しました。性教育のシーンとか。あの上戸彩トランスジェンダーの回も。

奈々は「いつからご存知だったんですか?」と問いかける。病院での会話でピンときたことを話す母。楽しみにしてくれているのに、なかなか授からないことを謝る奈々。つらい。

母は「いいのよ、私たちのことは気にしなくて。私もお父さんも奈々ちゃんが大好きなのよ。奈々ちゃんが大器のお嫁さんになってくれて本当に良かったと思ってるの。だから、子供ができようが出来まいがそんなことどうだっていいの。あんたたちが幸せに暮らしてくれてるならそれでいいのよ。もう私たちのために頑張って作ろうなんて考えないでね」この言葉の全部が優しくて、思わず寄りかかりたくなるようなトーンで、やっぱり高畑淳子の母親役って素晴らしいな。個人的に喋り方とか声のトーンが私の母親にすごく似ていて、胸にぐっとくるものがありました。本当にいいシーンだった。

 

それから川村家の亮太はいつもつけてるヘッドホンで亡くなってしまった母親からの留守番電話を聞いていることが発覚。まだ小学生だもんな……そうだよな……。

奈々は大器に人工授精がうまくいかなかったことを告白します。こんなの、まるで終わりの見えない迷路のようだと泣きながら言う。つらい。大器は思い詰めた様子でとあるマンションに行く……中から出てきたのは女性。招き入れられる大器……ということで、また次回。

 

……はい、どうですか?前回のハイカロリーが嘘みたいですよね?いや本当これ毎回越えられたら生活に支障が出る。だってここまでで何文字だと思います?11117ですよ。そろそろ取り返しのつかないことになってる感。だって私ここまで読むのに2回休憩入れないと無理。

最後までお読みいただいた方、もしもいらっしゃいましたら心より感謝申し上げます。お付き合いありがとうオリゴ糖。書いた本人が読み返せないんだからそれはもうオリゴ糖です。腸内環境も整うでしょう。こんな長ったらしいやつ最後まで読んだのにオチがジョイマンで誠にすいまメーン。

では、また次回波乱の予感しかしませんが、とにかく生きてお会いしましょう。生きてるだけで丸儲け。