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前略、沼の中より

行き着く先はいつもアイドル(だいたいアラサー)な女が書き散らかすブログ

ジャニーズ事務所がSMAPを殺した日

あの極めて悪趣味な謝罪という名の公開処刑から、今日までのカウントダウンが始まっていたのかもしれない。

 

あのSMAP×SMAPを見たときの猛烈な後味の悪さは今でも覚えている。そして今回のFAXの文面も読んでいて胸糞が悪いものであった。

以下、そのFAX文面の一部抜粋です。

議論を続ける中で「今の5人の状況ではグループ活動をすることは難しい」というメンバー数名からの要望を受け、7月の音楽番組を辞退させて頂いた経緯がございました。8月に入り、待っていて下さる方々の為にも、落ち着いて考える時間を持ち、前向きな状況が整うまでグループ活動を暫く休むことを提案致しましたが、メンバー数名より「休むより解散したい」という希望が出たことを受け、苦渋の選択ではございますが、これまで一生懸命に走り続けた彼らの功績を尊重し、全員一致の意見ではないものの解散したいと考えるメンバーがいる状況でのグループ活動は難しいと判断し、本日の御報告となりました。

 

この文面を読んだ時、「メンバー数名」のことを悪者にしようとしているのではないかと勘繰らざるをえなかった。

そして「全員一致の意見ではないものの」という一節は、日本の宝とまで言わしめるSMAPの解散はこの「メンバー数名」によるものなのだと暗に言いたいのではないかとも思った。それはなぜなら事務所は協議してグループ活動の休止を提案した、などという言い訳じみた逃げの一文までご丁寧に添えてあったからだ。

メンバー間の不和を強調するような言い方はどうしたって悪意を感じてしまう。もしそれが真実であるにしろ、言及する必要のない話ではないか。舞台の出演者やら本当に肝心なことは何も言わないくせに、こんな時ばかり事細かに説明をするのは一体どういう経緯があってのことなのか。事務所が5人を守ろうという気持ちが感じられず、事務所のやり方や意向に沿わないタレントには容赦しないと改めて突きつけたようなものだった。何よりも今、中居さんはTBSでリオオリンピックのキャスターをやっていて、テーマソングもSMAPのありがとうを起用しているというこのタイミング。計り知れない底意地の悪さを感じる。

 

SMAPの解散は、すごく寂しくて虚しくて悲しい。ジャニーズのアイドルという枠を超えて日本を代表するアイドルグループになって、老若男女問わずに愛されている稀有なグループは唯一無二。これからSMAPを超えるようなグループは現れないのではないか。

SMAPのメンバーにとってSMAPは第二の名字であり、帰れる場所と自分の基礎であり、体に流れる血液であり、生きることを実感させるものであり、生きる意味だとそれぞれに語っていた。SMAPであることに対するプライドと、各々形は違えどSMAPに対する愛は確かなものだったと信じている。だから、彼らが生半可な気持ちでSMAPを終わらせるようなことは絶対にしない。誰ひとりとしてそんな事ができるはずがない。私はやっぱりSMAPが謝る必要なんて最初からなかったんじゃないかと思う。実際のことは何も分からないけど。

SMAPを作り上げ、自分の体が傷だらけになっても必死に走り続けた彼らが最終的に選んだこの選択に、正解も不正解もない。そんな次元ではないのだと思う。

解散することがSMAPという存在をできるだけ傷つけずに済む最善の方法だったのではないか。きっとこれはSMAPを守るための決断であったのだ。私はそう信じていたい。どんな真実があろうともやっぱりSMAPに夢を見続ける。

 

5人全員のコメントは読んでいて辛かった。言いたいことや伝えたいことが沢山あるけど、そのすべてを抑圧しているようなコメントだった。一番深刻だと思ったのは、「僕たちSMAPは解散します」という香取さんのコメント。

やるせない。なんでこんな残酷なことになったのか。あの謝罪とやってることは変わらないと思った。何にせよ、もっと違うやり方があったはずです。ふざけるな、ジャニーズ事務所。私はジャニーズ事務所が好きだったけど、私が好きだったジャニーズ事務所は何かにねじ伏せられて死んだ。ジャニーさんはどうか元気で長生きしてね。

 

ジャニーズ事務所SMAPを殺した。

そしてジャニーズ事務所の輝かしい時代は自らの手で幕を下ろした。