前略、沼の中より

行き着く先がいつもだいたいアラサーな20代女が書き散らかすブログ

「家売るオンナの逆襲」第3話を通じて見る超個人的なLGBTの話と社会の生きづらさについて

唐突な話になりますけども、松坂桃李オールナイトニッポンゴールドで飛び出したエピソードが秀逸で好感度が爆上げ。

ハイライトとしては完全にTikTokがチックタックかと思うんですけど、私としては情熱大陸の取れ高なさすぎて密着延長するエピソードがたまらなかったです。あの百戦錬磨の情熱大陸を困惑させる松坂桃李……。

そんな松坂桃李無課金グ・デュエリストとして一躍世に知らしめた菅田将暉オールナイトニッポンの枠で、千葉雄大オールナイトニッポン。ばーちーさんの今に至るまでの拗らせ方がすごいというか、高等な厨二病を経ているためか時々よく分からない不安が押し寄せるという不思議体験。あとラジオへの猛烈な愛と圧。

松坂桃李オールナイトニッポンゴールドはやっぱ情熱大陸も困るほどのナチュラルさからの偶発的チックタックでしたが、ばーちーさんはもう「よっしゃ!!!俺が作り出すぞ!!俺がパーソナリティのオールナイトニッポンだぞ!ねえ親友の北海道にいる田中くん聞いてる!?!」って感じで、大丈夫……大丈夫だよ、ばーちー……みんなに嫌われたくない気持ちは分かったから……ばーちープロデュースのオールナイトニッポンなかなか良かったよ……何となく星野源と相性が良さそう。チラつく久保ミツロウの影。

といった心境で、とりあえず北川景子女史の匂いを強めに吸い込んでしまうばーちーさんの努力を見るべく家売るオンナを毎週見ることを心に決めた。ばーちーファイティン!

 

で、早速見たらLGBTを取り扱った回で大変興味深く見ることができました。ばーちーサンキュー。……ばーちーサンキューってケンティーさんのセクシーサンキューみたい……。

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まずLGBTがどういう存在であるかということと、彼らをどう理解していくべきかまでが1話の中に偏りなくまとまっていた。淡々としたトーンで、三軒家さんのシンプルかつ強いセリフで語られるので分かりやすい。

ドラマの中で、物件を内見していたラブラブレズビアンカップルに対し「あんな同性愛者なんかに譲り渡したら死んだカミさんが成仏しない!男が女を、女が男を愛さなくてはならないということは神様が決めたんだ!あんたらにこの家は売りません!!!」という年配の大家さん。

 

突然ですが、私は何を隠そう血液型がAB型でございまして、AB型の人ってLGBTの割合とだいたい同じらしいんですよね。あと左利きの人の割合もだいたい同じ。

そうやって考えて辺りを見回すと、AB型も左利きの人も結構いる。すなわちLGBTの人と関わることって、実は誰にとっても決して他人事じゃないわけです。

なんか平沢勝栄氏がLGBTばっかり増えたら日本潰れちゃう的な話してましたけど、いやあなたそんな、ここ最近でLGBTが爆増したわけがなくない?前から一定数の割合でいるのを知らなかっただけで、何を最近急に生まれてきたみたいな発想なさる?

同性愛は生産性ないとかいう議論もそろそろされつくされそうなもんですが、それじゃあ生産性とは何か。AB型と左利きと同じようにLGBTも社会の歯車に大きく貢献しています。

もし、子供産まないから生産性がないって話ならそいつは全くお門違い。今少子化が進み出生率が低下してることをLGBTのせいにされたらたまったもんじゃございませんよね。じゃあ今までは何だったんだって。

日本が経済的にも精神的にも肉体的にも、不安なく子供を産み育てられると思える社会じゃなくなってるからこういう結果になってるじゃないですか。かと言って最近職場に子供連れてきて仕事するみたいな話あるけど、これじゃない感やばすぎて草。もはや林。

いやはや、今まで見て見ぬ振りしてろくにそういう教育をしてこなかった日本ってとてもギルティ。急に浸透するもんだから平沢勝栄氏もビビるって話ですわ。

ただ、平沢勝栄氏はどうだか知りませんけどLGBTはどうしても受け入れられないって言う方も確かにいる。それはしょうがない。人間の価値観はそれぞれなので。

しかし好きだろうか嫌いだろうが「知る」ということを拒絶してしまうのは良くないと思う派。

何にしても食わず嫌いで視野を狭めるのは超もったいない。人間ってのは、知るのをやめた瞬間から成長が止まるってもんなんだぜ……最近ちょっとジョジョに影響されています。

 

さ~~て話を戻しまして、そんな大家さんに対してレズビアンカップルの一方は「女性同士のカップルだけどちゃんと仕事をしているし後ろ指をさされるようなことはしていない!」と怒り、ばーちー演じる不動産屋に「レズビアンは家を売ってもらえなくてもいいと思ってんの!?」とキレる。スパイシーな彼女。

もう片方の女性は「もうやめて。あなたが余計なことしなかったらあのマンションは買えてたのよ」と宥める。すると「余計な事!?なんで堂々としないの?私たちが愛し合っていることはそんなに恥ずかしいことなの?!」と余計に怒るわけです。

それに対して「世間とは角を立てずにひっそりと愛し合いたいだけ。世の中と闘ってまで私たちを認めさせなくてもいいの」という。もう一方は依然として偏見を持たれたり差別には耐えられない。わざわざ波風を立てることはせずに平穏に平和に暮らせればよいという気持ちと、不当な扱いを受けたくない気持ちが完全にバチバチしちゃってる。

理解することはすなわちそこに踏み込むこと。それが相手にとってどう捉えられるのか、というのをとなかぞで見て考えさせられたのをふと思い出しました。

そして、この愛し合う二人の間にある価値観の差に対し、このドラマでは「どちらかが意見をまげて寄り添っても、いずれはひずみが出る。だからお互いに自分の考えを主張しながか生きていくしかない。何度言い争おうが、愛し合っているのだからそれでいい」という答えにたどり着きました。

なるほど。愛と言う衝動を言葉によってスパっと説明すること、定義するのは無意味。

「人の気持ちなぞ、理解できなくて当然。理解しようと思うことこそ傲慢」

このセリフは微妙に引っかかった。ここで傲慢という言葉が適切なのかどうか。私は何か違うような気がする……かと言って何が適切かは分かりませんけど……(求)語彙……。

いや「私はあなたの気持ちを理解できる」という考えは確かに傲慢。しかし、理解しようと思う事は傲慢なのか……理解しようとするのって人として自然なことのようにも思えるんだけど、どうなんですかね……分からない……分からないからいっか……。

というわけで柄になく真面目な話かと思いきや最終的にフワッとした感じになっちゃったんですけど、ばーちーの頑張りもいい感じでした。お疲ればーちー。また生放送のラジオやれるといいね!

あと何年か越しの鈴木裕樹の顔が良い件。何年か越しの。彼スーツに合う顔してらっしゃる。ZIPも射程圏内じゃない?工藤阿須加もファイティン。

 

 

さて、LGBTと言えば、もうひとつドラマがあります。放送前から期待値爆上げなテレ東で実写化される「きのう何食べた?」。

きのう何食べた?(1) (モーニング KC)

きのう何食べた?(1) (モーニング KC)

 

イカップルの二人の日々の食卓を中心に描かれる物語。派手じゃないけど優しく繊細で温かい雰囲気が週末にうってつけ。あと実用性満点の料理。

楽しみ過ぎて4月までに原作を予習しなおす予定です。

つい先日ドラマのビジュアルが公開されましたが、これはモノホンよ。モノホンの心意気を感じる。

原作のよしながふみ先生が「何もそんな似せなくても……」と言うビジュアルがテレビ東京で実現する。今やグルメ系ドラマ撮らせたら右に出るものがいないテレビ東京で!!!!ああ!!!ありがとう!!!!!砂漠の心に太平洋丸ごとぶち込まれた気分です!!!!潤う!!!

今のところすれ違う人たちとハイタッチ案件。ハイタッチした後にどっかでお茶したいレベル。感謝感謝。

私が個人的に全幅の信頼を置く内野聖陽の役作りはここでもいかんなく発揮されるのは間違いないでしょう。あと私が来世に結婚したいTOP4(随時変動)に入っている西島秀俊がメゾンドポリスとかあらゆるところで家事をやってるんで普通に板についてきてる。起用がナイスなPanasonic。そして目の付け所がシャープ!つって。……ん?シャープ……SHARP……?

 

 

えー、下手過ぎる話題転換はさておき、SHARPと言えばおっさんずラブです。

おっさんずラブは今年の夏に映画化が決まってるんですけど、ドラマの第二弾の放送との一報。

主演含めてキャスト未定ということで大いにざわついておりましたが、私としては予算度外視の勝手なキャスト妄想がとってもはかどってしまった。止まらない妄想をここで吐き出しますので、お嫌な方は画面をそっと閉じるか人差し指とかでビュンビュンスクロールしてください。ろくなこと書いてません。

いや、すいませんね本当……今私の身近にそういう話できる人がいなくて……はけ口がここしか……あっ、note……。

不器用な私としてはnoteの二種類の改行が厄介すぎて心が離れつつあるんですよね。マジでスマホで書く人に優しいインターフェイスになりますように……。

ツイッターでは沢村一樹池松壮亮とかすごくドラマチックだな、なんてベラベラ言ってたんですけど、谷原章介田辺誠一唐沢寿明とかも見たい。谷原章介沢村一樹は間違いないと思ってる。

あ、今突然頭に降りてきた谷原章介濱田岳とか超面白そう。幼馴染的な女子は金属バット仲間の黒木華で。

できる幼馴染みの黒木華に片思いする濱田岳。すでにスクリーンで上映されそう。

要領悪いドジな部下の濱田岳を毎回フォローしてくれる爽やか上司の谷原章介。しかし裏では上司のめちゃくちゃブラックな一面をたまたま見てショックを受ける的な。ビクビクするようになる部下に詰め寄って、俺は確かに誰にでも優しくしてるわけじゃないって言って笑う的な……なんかそういう遠回しなやつ。そんなちょいワル谷原章介に「あいつのこと弄ぶのやめなさいよ!あんたのおもちゃじゃない!」って啖呵きる黒木華が見たい。

それで気付いたら田辺誠一とか佐々木蔵之介とかにも可愛がられてておっさんハーレムに遭う濱田岳……。

あと豪快過ぎる上司役で唐沢寿明と部下役のド真面目で潔癖な石黒英雄とか超良くないですか?実は嫌われてると思ってた部下にものすごい好かれてたっていう王道のやつ。女子は高畑充希……高畑充希石黒英雄ってなんか雰囲気がそこはかとなく朝ドラ感。

豪快過ぎて鍵を無くして頭を抱える唐沢寿明上司に「じゃあ俺ん家来ればいいんじゃないですか?」とか言っちゃう部下の石黒英雄

いや君、潔癖なのに酔うとその辺の道で寝ちゃう俺みたいなヤツ家に入れちゃっていいの?!から何かが始まるみたいな……見たい……私って結構石黒英雄好きなんだな……エリートヤンキー三郎リアタイで観てたし……。

 

ということで私の中の石黒英雄への好感に気付いたところで今回は以上です。大変失礼いたしました。

あー今年のドラマ全部楽しみ。個人的にトクサツガガガ抜群に面白い。あとプリキュア見ました?あれは神回。私もプリキュアになれるように頑張ろ。

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恋するココロで少女がめちゃくちゃ強くなる「魔法少女 俺」

ふとニュースを見て興味を持ったらしい母に強く言われて参加した「ゾゾ前澤氏主催の例の大金がつんとプレゼント大会」にサラリと外れましたので、とりあえず衝動的にAmazonアソシエイトを始めた今日この頃。

マジでつい先週年が明けたとは思えぬ疲労感にヨロヨロしてますが、三連休を心の支えに頑張っております。

 

実は、先日タッキー引退に伴いまして我が家でセルフ再放送した「アンティーク〜西洋骨董洋菓子店〜」を今こそ観よう!っていうブログ書こうと思ったんですけど、バッチリ予定が狂いました。また後ほど書きます。

プリキュアの話をしてたら唐突に勧められた「魔法少女 俺」という漫画、アニメの話をします。余韻がすごすぎて幸先にどんでん返しよ。

[まとめ買い] 魔法少女 俺

ちなみにどんでん返しを辞書で引いてみましたら、正反対のことが起きるとか、演劇の大道具を次の場面転換するためにぐるっとひっくり返すことらしいです。きれいに的を外しています。失礼しました。

この「魔法少女 俺」とは、ざっくり言うと恋する少女がひょんなことから治安が悪い妖精と書面をもって魔法少女の契約を結び、渾身のラブパゥワー(原文ママ)で抜群の鬼ビルダー体型♂魔法少女〜はち切れそうだけどファンシーキュートなコスチュームをまとって〜に大変身できちゃう。

この作品のキャッチコピーの一つである「恋は、少女を強くする」。納得なんですけど、なんか物理的。強さが物理的だし、その攻撃も物理的。物理的な魔法少女。物理的な魔法少女って何?魔法と物理って混ぜていいの????

それでまたパネエのが、含まれる要素がバラエティ富みまくり。みんな大好きふたりはプリキュア?だし、キューティーハニー?だし、ややセーラームーン?カードキャプター?で、取り巻く感じがゴジラおそ松さんとか色々なんですけど、その魔法少女が多分だけどゴールドジムのマスターメンバー。これも多分だけど朝昼晩のプロテインと適度な糖質を取ってる。それかキンプリ平野紫耀のようなナチュラルボーンマッスル。彼も一体どんなDNAしてるんでしょうか?平野家はリアルにパーフェクトDNA。

 

で、そのバキバキで強靭な筋肉から繰り出される色んな切れ味がすごくて……とにかく……すごい……。

詳しく言いたいけど、なんとなく野暮でしかなさそうだからやめておきます。語彙が足りないし、ドントシンク・フィーーーーールの世界だもの。みつを。このブログも同様です。

そもそも作者の方のお名前が毛魂一直線先生っていう時点で何となく鋭さが漂ってました。私ってホント察しが悪い子2019。

この作品は変に頭を使わずにどこぞのタイフーンのような猛烈な勢いに身を任せてみても楽しめるし、ちょっと深読みしてみても楽しめる。例えば自己犠牲を伴う愛など……考え始めたらわりと深いところもあります。

それと、なんか主人公の女の子のことを相方の女の子が「好き!!!!性的な意味で!!!」ってなってたり色々あるけど、そこに気を取られてる次元じゃない。全然。そこをフォーカスしてる場合じゃないの。何せそこ引っかかってたら追いつきません。ネタが剛速球すぎて。 

とりあえず、まだ読まれてない方で「我こそはどんな角度のネタも受け止める自信があるぞ」って言う方はぜひ一読していただけたらなと思います。

私は読んで、ギャグとは……面白さとは……魔法少女が物理的……と、しばらく出れられなさそうな迷宮に入りました。

 

魔法少女☆変身

魔法少女☆変身

 

アニメの制作はぴえろで、BLEACHとか十二国記とかキングダムとかを手掛けているだけあっての安定感……と思ったら突然アニメ制作業界の悲喜こもごも的なメッセージ性の強い回が出てきたり、作画の緩急の強さに戸惑うなどサプライズに事欠かない。

ちなみに主人公の母親も魔法少女だったりするんですけど、その魔法少女になったCVが津田健次郎神で個人的に死。激渋の魔法少女とかどこの層に需要があるんだ?とお思いのことでしょうが、間違いなくここにあります。

最近考えるのは、椎名桔平眞島秀和津田健次郎に長めの世間話をしてほしいなっていう。内容はどうでもいいので空間に響かせていてほしい。めちゃくちゃヒーリングでしょ……夢でいいから見れますように……。

 

ここから久々に私の悪い癖が出ちゃうんですけど、もしも魔法少女俺が実写化したらっていう。

いやもうマジどうか末端も末端のちっぽけなオタクが言ってる戯言の極みですから、どうか全てのファンの方には今すぐ目を閉じて無になっていて欲しい。どうか頼む。

この無駄なスリルは一体……?

やっぱあの筋肉を再現するにはLDHの力をお借りしたいわけですよ。ストイックに。

主人公らしさというか、顔の可愛さと筋肉のバランスを鑑みて、主人公の魔法少女は白濱亜嵐パイセンあたりが明るくて良さそうかな……あと相方の魔法少女は筋肉ポテンシャルがすごい鈴木伸之。しかし真剣佑の肉体とかも超捨てがたいけどキャラが……。

主人公が思いを寄せてる無口だけど死ぬほど歌うま桃拾はどうしても窪田正孝。もしくは中村倫也。歌うまオールバックはこのどっちかでお願いしたい。

で、その相方の兵衛は完全に山田裕貴……まずい……私の中のハイローが自重できていない……。

まあこの手の作品は最近だと大概は福田雄一監督の独壇場みたいなところあるんで、魔法少女の前段階は、橋本環奈さんとか木南晴夏さんなんかが当てはま……あっ、ちょっと妙なリアリティを帯び始めたので中止。さすがにオファーをしたところで実現しない、その前に企画がちょっとキワキワすぎ……と思いながらも某○木楠雄やってるの思い出して怖くなってきたんでやめます。余計に疲れる。

 

こんな感じで、年明け早々に心身が疲弊とストレスに苛まれているところですが、こういう頭空っぽにして楽しめる作品はいい薬になると改めて分かりました。

個人的にはうわああああああもう何も考えたくないっていう時にこそオススメしたい「魔法少女 俺」。読みながらちょいちょい大混乱してるうちにまあまあ時間が経ってるのがありがたいと言いますか。

大した人生経験もありませんが、だいたいのことは時間が解決してくれたりするので、こうして一見傍から見たら無駄に思えるような時間の過ごし方も、結果として無駄じゃないよっていうオチ。今年から空中分解芸もはじめる始末。

以上、疲れてトチ狂ったオタクの戯言を終わります。大変失礼いたしました。

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新年も沼の中より

2019年。あけおめのことよろでございます。

実際問題、これは年が明けるか明けないか、いや、もしかして……みたいなところありましたけども、やっぱり何だかんだ明けますよね。

一応は頑張ってはみましたけど、一人の人間がいくら抗ったところで年は明けるものだと改めて知りました。来年の年明けに向けて精進したいと思います。

さて新年早々の茶番を繰り広げましたこと、軽めにお詫び申し上げます。結局今年もこの感じでやってまいります。

 

ジャニーズのカウコンではラストのタキツバの雄姿とバックに徹する4TOPSを目に焼き付けた結果、このタイミングで長谷川純に完全に心を持っていかれている。

こちとら口ずさみながらバックで踊ってる人にめっぽう弱いんで、あの感じ完全に好きだったよね。好きになる要素しかなかった。踊った後に汗だくなのとか好きでしかない。新陳代謝に超絶感謝。容赦しない犬夜叉

やっぱハセジュン先輩っていったら、渡鬼の壮ちゃんっていう強烈なイメージあるじゃないですか。かの橋田壽賀子大先生が生み出したホストクラブに勤めたり紆余曲折あった末に好青年の塊・壮ちゃんからのギャップ。すごかった。

epilogue始まりのリアデラ、夢物語、ラストに全員でcan do!can go!とかいうどのジャニオタもみんな丸ごと盛り上がる流れ。愛がすごい。

epilogueはガチで泣きのスイッチ入りそうになるから大変危なかったです。あとリアデラは個人的な思い入れが強すぎまして、奇声を噛み殺しながら見た。4TOPS越しのふぉ~ゆ~はアツすぎる。これはいくらなんでも。

シンメの風間ポン先輩のシャカリキダンスも最高だった。あんな柔和なZIPファミリーが東京ドームに立った途端にギラギラするんだから恐ろしいものです。

やまとまの尊さは、タキツバのバックに立った瞬間に、その当時にタイムスリップする瞬間がたまらなかったです。物おじせず快活な斗真と控えめな山P。ああ、欲望のレイン。

とにかく斗真さんのストレートな感情表現が愛おしすぎる2019年。全員で歌うcan do!can go!の歌詞のエモさが尋常じゃなくて頭を抱えました。

ジャニーズを離れる今井翼の益々のご繁栄、滝沢秀明の益々のご活躍を本気でお祈り申し上げます。

MVに青春詰まり過ぎててめちゃくちゃ浸れる。

というわけで、大変よいものを見せていただきました。お陰様で気持ち的にも年が明けました。私のところにも来たニューイヤー。

 

密かにビビってはいたものの気持ち的にも年が明けたというわけで、個人的な新年のテーマ・目標を掲げてみよう的な話です。

今年も昨年同様に食わず嫌いすることなくインプットし、しっかりアウトプットに生かしていきたい所存です。頑張ろう。ジャンル関係なく全てのエンタメを吸収するぞという心意気。

だから今年はドラマ、映画、漫画、アニメ、舞台、アイドル、それぞれ一本はグッときたものを見つける。そしてブログを書く。あと辞書以外の本も読む。

しかしこれは受験の時に強めに受けた読解法の影響か何なのか、どうしても本を後ろから読んじゃうっていう野暮すぎるクセ。ミステリーとかサスペンスも何でもお構いなしに初見で後ろから読んじゃう。犯人見てからストーリー追う。

読書や謎解きが好きな方には考えられねえ!!!と気持ち悪がられること請け合いですが、自分でも何でかよく分かんない。お恥ずかしい限りです。そういえば、ジグソーパズル大好きなんですけど、やっぱ完成された見本をみて組み立てていくものだから的な……。

なんか突然話が脱線しましたが、あとnoteではしっかり書けそうな内容がなくても、毎週何かしらを書くことを自分に課せています。いいリハビリというか筋トレ的な意味合いにもなっている気がするので続ける予定。気がするだけ疑惑。

 

そんなわけで今私の中でアツいものと言えば落語。寄席デビュー待ったなし。

デビューにはどこの寄席がいいんだろう。オススメ知ってる方いたら教えてください。やっぱシンジュクかイケブクロ……っていつのまにかカタカナ変換されるようになってすっかりヒプノティックも待ったなし。そういえば木村昴さん落語やったことあったらしくて、観に行けなかったのがマジで……絶対面白いでしょ……。

そして、ふんわりとフィギュアスケートを追い、エキシビション田中刑事ジョジョにやられ、まんまとジョジョの前で手をこまねいている。ヤバい。

 

マジでこの世の中ってどこに落とし穴ならぬ落とし沼があるか分からないんで、気を引き締めていきたいなと思います。ただし財布のひもが締まらないのがしんどい。働こう。

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本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

気が早くも私の2018年を一気に振り返る

いや~~~生きてると色々ありますよね。

なんともBBAみ溢れる切り口で失礼します。12月に入りましたけどもいかがお過ごしでしょうか。平成最後の師走ほん怖の極み。

私って実は平成5年に生まれたクチなんですけど、いざ平成が終わると聞くと得も言われぬ絶望感が心を襲うよね。元号の向こう側が見えない。

しかも、今の私には圧倒的に潤いが足りてない。全然潤ってないの、心が。多分インプットとアウトプットのバランスが悪すぎて死んでるんだと思う。

というわけで、noteで週一で読むラジオ番組的なことを始めました。

なんでまたそんなことを始めたかというと、毎週ちゃんとそれなりの文章書く習慣と体力を維持しておこうという目的と、私のメンタルの平和を保つためです。主に後者。

まあ言うてブログとやってること自体は変わんないんですけど、「ラジオ番組」とか何かしらの設定というかノリを作っておくと、続けやすそうかなっていう。

ただひたすら週末に一週間にあったことをべらべら話すように書いたり、ラジオに不可欠なリスナーからのお便りとかを募集したりなんかしてそれについて話すように書く感じです。ご興味持っていただけましたらふわっと覗いてみて、何でもいいのでマシュマロぶん投げてもらえたら嬉しいです。

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いや別に、このブログでやりゃいいじゃんって?それな。

でも……noteをちゃんと使ってみたかったの……そんなキュートな乙女心(©あやや)……平成ラストだと思うとふざけでもしなきゃやってらんないのでお許しください。

 

えー最近の私は主にDAOKO、惑星アブノーマル、ポルカドットスティングレイっていう感じなんですけど、ちょっと早いけど今年のまとめとかしちゃおうかなっていうブログです。自意識はないけど生き急いでるんでしょうね……ちょいちょいティータイムとか挟んでいきたいと思います……。

 

まず、年の初めに金属バットと出会ってる。幸先のいい年明け。

今や毎日のようにお漫才を拝見し、友保さんの締めを聞かないと落ち着かない体にまで作り変えたけど、初見はめちゃくちゃ強烈だったな。なんだこの人たち激ヤバじゃねえかと。

だからM-1すっごい楽しみなんですよね~。惜しくも決勝は逃したけど、金属バットが敗者復活からのスターダムのし上がりとかどう?想像するだけでヤバい。リアルシンデレラの可能性結構あるんじゃないかって。そりゃ平成も終わるがな。

 

それから私は、ドラマ「隣の家族は青く見える」に出会う。

隣の家族は青く見える Blu-ray BOX

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もうとことん優しくて暖かくて良いドラマです。もしまだご覧になっていない方がいたら是非。

やっぱさ~~、どこを切り取っても愛が溢れてるもんね。最高。寒い冬に最高のぬくもり提供してくれる。なんかもう台場にモニュメントとか建てたいくらい。

元々作品について勝手に考察したり、描かれていない行間を埋めずにはいられないシンドロームなんですが、こんなにガチになってやったのはこの作品が初めてだったと思う。

いやマジ最初ここまで真剣に書く予定じゃなくて、ただの視聴者が見てチラシの裏に実況を書いてほくそ笑むみたいな感じだったんですけどね……これが作品の引力か……。

真剣になって見たおかげで、この息苦しい世の中を生きていくうえで、すごく大切なことを教えてもらいました。

「自分にとって文章を書くことがどういうものなのか」を考えるすごくいい機会になったんです。

見ての通り特別上手いわけでもないし、気の利いたことやシャレが効いた言い回しができるわけでもない。だけど、私にとって「書く」ということは自分を表現するためにも必要だし、相手を理解するためにも必要な手段だったんだなって25にしてやっと分かった。遅いって?知ってる~~~!!!

今もなお脚本の勉強は継続していて、思ったようなものが書けなくて苦しんだり、そもそもアイディアすら思いつかなかったりしている今日この頃。私は何かと壁にぶち当たるとだいたい全部放り出してやめてきたんですが、これだけはやめらんないね。なぜか書くことだけはやめらんないなっていう。何だかんだ言うて楽しい。

正直、実際のところ、私に才能とかないのかもしれないけど、そんなもんは知ったことじゃねえんですよ。

ここで大変突然ですが、聖書の一節をご紹介します。忘れた頃にミッション系出身感が。

富める者はますます富み、貧しき者は持っている物でさえ取り去られるのである。

新約聖書のマタイによる福音書の一節であります。初めて聞いた時はえらく不公平な感じしたんですけど、最近になってハッとした。これって、才能とかお金とか持ってる人がどんどん栄えていくよっていうだけの話じゃないんじゃないかと思って。

同じくマタイによる福音書の中に、

求めよ、さらば与えられん。

っていう一節があるんですよ。あ~~~、なんだ。どうしようもなく才能がないとか悩んだり悲観してないで、求めればいいんだっていう。求めれば与えられ、探せば見つかり、扉をたたくものには開かれるんだから。そうやって求めていった結果、富める者はますます富むわけ。求めなかったら貧しいまま。

だから私は才能云々は知ったことじゃない!!!!書きたいから書く!!!!書けるようになるためにどんどん求めていくんでよろしく!!!!と思うことにしました。マタイ、マジ卍。

……なんか、ちょっとした出来心でマタイと卍という異なる宗教を混在させてしまったことをお詫び申し上げます。ちゃんとクリスマス祝うから許してください。

そして、このドラマに出会って作品を勝手に考察してただけなのに、色んなところからすごく慈悲深いお言葉をかけてくださり大変感謝しています。シンプルに元気が出ました。

 

そんなわけで、となかぞによって一皮むけた私は、連ドラになって帰ってきたおっさんずラブに出会う。

おっさんずラブ DVD-BOX

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episode1 OPEN THE DOOR!

episode1 OPEN THE DOOR!

 

とりあえず、いかにパネエかは1話を見ればわかる。

いやあ、すごいよね。一体何がすごいかって、今もなお世間についた熱が冷めやらぬところがすごいですよ。こんな化けるコンテンツになるなんて。

私ったら興味の移り変わりが秒なところがあるんで正直今は当時の熱を保ってはいないけど、これもまたモニュメント建てられるくらいドラマ史に残るいいドラマだった。

人を好きになることに真剣に向き合っていくところは胸を打ちます。どのセリフもキラッキラ輝いてて、出演者の皆様がどれだけの心意気で臨んだのかが分かって最高だった。シナリオブック買いました。

何と言うか、作品全体に捨て身のエネルギーというか、失うものは何もない!的な強さも感じて、こんな全力で愛せる作品を私も作っていきたいなって思わされました。いい仕事。

 

その次に出会ったのはヒプノシスマイク。まるでLDHがハイローによってCLAMPを取り入れたように、声優がHIPHOPを取り入れるという無敵の異業種タッグ的ヤバさ。

まさかアニメイトEXILE黒木啓司が立ったとは今も若干信じがたいところ。

なんかもう秒速で色々と展開されててさっぱり追い切れないけど、The Dirty Dawg時代の4人ビジュアルが最高すぎて少年マガジンエッジを買いそうな勢い。いかんせんポンパとオールバックに弱い。

 

そして、何となくソシャゲに手を出したりとまあまあカオスな夏に出会ったポルノグラファー。

ポルノグラファー 完全版 [Blu-ray]

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ま~~~これも鮮烈な出会い。この作品を教えてくださった方、本当にありがとうございました。

コンプライアンスだらけの潔癖な昨今の地上波で、限界という限界に挑んだFODと腹をくくった出演者の方々の本気を見ました。本当に貴重な作品であります。

まあ過激な分、見る人を選ぶジャンルだけど、それ以上に感じるものがあったなあと。

人の感情を丁寧に追いかけて、そのシナリオに出演者の解釈が乗るとこんなに豊かな表現になるものなんだと知りました。少ない出演者と、限られた場所で展開してもこんなにドラマチックになるのはすごい。画面としては全然派手じゃないのに、温度や湿度でぐっと引き込む感じ?勉強になりました。

余裕の素人丸出しなのでまだまだ自分の作風やら雰囲気は決まってないしよく分からないけど、こういう何気ない描写で人の心を打つような作品が作りたい所存。

 

さて、ポルノグラファーが終わって目まぐるしい秋が来て、今に至る。

今クールは中学聖日記を推しています。あらゆるところでボロクソ言われてるのをよく見ますけど、私は胸を張って好き。

これもまた感情を丁寧に描いている作品で、純粋に面白く見ているのに加えて、脚本をやろうという目線において学ぶことも多い。

新人の岡田くんの演技の愚直さなんて超ヤバいから。あんなにも初々しくてみずみずしくて不安定な岡田くんの演技は、この先で二度と見られないかもしれない。

それくらい俳優としての可能性を感じちゃう感じ。ご興味ありましたらぜひ。あと町田啓太も鬼ほどかっこいい。

 

今年は、去年の私が想像もしてなかったことばっかりでございました。人生ってのはどうなるか分かりませんな。

それでまた来年こそどうなるか分かんないけど、書くこととか勉強とかを続けていきたいなァ……と思います。

良い作品に出会えたらまたブログとか書かずにはいられないと思うので、お付き合いいただけたら超嬉しみが溢れちゃうよね~~~最高~~~。

そういえばマシュマロでも教えていただきましたが、来年の4月に始まる「きのう何食べた?」は神ドラマの予感しかしないね。いやだって、テレ東なんだもん!!!!!!大好きなテレ東のグルメな枠で実写化ブチかまされるなんて!!!!そしてキャストがまた西島秀俊内野聖陽て!!!!神だな!!!!!わざわざブログ書く必要なさそう!!!!

個人的にテレ東のドラマにおけるグルメの扱いは絶大な信頼を置いています。孤独のグルメをはじめ、侠飯、忘却のサチコ。ちなみに私が一番好きなのはだーりおも出てた侠飯です。

あと「きのう何食べた?」と同じよしながふみ先生が原作で、あのタッキーと藤木直人椎名桔平阿部寛がやってた「アンティーク~西洋骨董洋菓子店~」がとにかく好きで死ぬほど見た思い出。私としては何と言っても椎名桔平。マジで史の上で最の高だった。椎名桔平だけじゃなくタッキーの麗しさと藤木直人の色気とか阿部寛の再現度にも惚れ惚れとします。

脚本が泣くな、はらちゃんとかの岡田惠和さんだったのもあって、あの雰囲気も未だに思い出すくらい好き。しかも聞いてドン引き、放送は2001年の話っていうね。引くことしかできない。

 

……ということで、2019年も色々あると思うけど、いい年にしていきましょう。

あ、ティータイム挟むの忘れた。

気が早いけど今年はこんな私に何かとお付き合いいただきましてありがとうございました。来年もよろしくお願いしまーす!!!

私とティータイムがやりたい等何かありましたらマシュマロ、ツイッター、コメントまで。

イチカにマシュマロを投げる | マシュマロ

グッバイ平成!!!

画期的で普遍的な純愛を描いたポルノグラファー最終話・第6話と創作について

先日、ついに地上波のポルノグラファー最終話を迎えました。

まず何よりもめでたいDVD化!!!!!ありがとうフジテレビ先生!!!!!YDK(やればできる局)!!!!!

 

ポルノグラファー 完全版 [Blu-ray]

ポルノグラファー 完全版 [Blu-ray]

 

 

ありがてえ。ここ最近強く感じるのは、SNSが浸透したお陰で制作サイドに視聴者の意見がより伝わりやすくなったことである。ありがとうインターネット。

エンタメはアクションとリアクションで成り立ってると思うので、視聴者のリアクションをちゃんと受け取ってもらえたっていうのも嬉しいです。アスマートで予約待ったなし。

 

さて、愛しさと切なさで死にそうな5話の最後では久住くんに先生の合鍵と共に心強さが備わったところで、最終話について書きます。

副題は愛欲と理性の果てに。さすが最終話、すごい副題。

前回「チェーン切ってでも会ってきますから!」と勢い任せに城戸に啖呵を切った久住くんですが、会って何て言おう……と悩む。

そんなところに一通のメール。なんと、その差出人は先生。やだ、先生ったらメールできんじゃん……てか電話番号のみならずアドレス交換してた……と心の中でひっそりとつっこんでしまったよね。

そのメールには、切実な先生の本心がつづられていました。

久住くんとの出会いとなった事故の瞬間に、先生はとあることを強烈に期待していた。それは手が動かなくなって、筆をとれなくなること。しかし、実際にケガを負ったのは利き手ではなかったことを残念に思っていた。お金が無さそうで人のよさそうな久住くんに、利き手が使えなくなった小説家のふりをしてみることを思いついた。そんなことをした理由は寂しさを紛らわせたかったからであった。

先生はずっと創作の限界と孤独に戦っていた。作家として、人生を削りながら小説を書いてきた。三文エロ小説であろうとも。しかし先生の中はいつしか空っぽになってしまい、削り取るものがないように感じる。

……えー、後ほど私の妄想ぶっ飛びブログ恒例となりつつある暑苦しいタイムを設けますが、この創作と闘う描写がすごく好きで、私なんて大した創作もしてないんですけどうっかり共感する部分もありました。せ、先生……。

そしてメールの後半には、久住くんへの謝罪と別れの言葉。今回のことを深く反省し、同時にこれまでの人生一切を清算しようと思い立ちました……僕はこの世界になにも未練はありません……???え???

「たくさん嘘をついてきた僕ですが、これだけは真実です。君と過ごしたひと月半、僕はとても楽しかった。とても。本当にとても。ありがとう。君に光り輝く未来を」

そりゃあ久住くん走るよね。だって完全に遺言のテンションだもん。

爆走して先生の家に着いた久住くん、めっちゃドア叩いて先生を呼びます。こんな時に助かる城戸から奪った合鍵。チェーンはかかっておりませんでした。

家の中に入ってみると、あれだけたくさんあった家具とか本とかがきれいに何にもなくなってる。超焦る久住くん。家を探し回りますが、先生はいない。絶望。これは完全に絶望よ。

もう先生が天に召されたとか思っている久住くんは床に蹲って泣きます。冒頭からかわいそうすぎる……と思ったら、ふと窓際に何か見つける。ボストンバッグが一つ。この時の久住くんすごい汗だくで健気さストップ高

すると、扉が開く音と共に人影が。久住くん超ビックリ。

「なにしてんの」と先生に声をかけられて、力なく「先生……」と言う久住くん。この子ってば家に来てからずっと先生しか言ってなくないですか……健気……。

先生「間違えて送っちゃったんだよ、推敲中に。あんなメール送ったら、君、こんな風にすっ飛んでくるじゃないか」

いや~~~ここ、どう思います?私の中では、本当に間違えた4割、久住くんに来てほしくて送った6割って感じ。照れ隠しで間違えて送っちゃったとか言ってたら……先生……。

振り回されて呆れた久住くん「使い慣れなさすぎです」

ちょっと拗ねる先生「そうだよ、メール送る相手なんかいないよ」

あんなに大事にしていたレコードや本を全て処分したらすっきりしたという先生は、貯金も尽きたし実家に帰ることにしたという。

農家をやっている実家を手伝う、なんて柄にもないことを言う先生に「やめちゃうんですか、作家。農業なんて先生にできるんですか?なめてません?」

正直で素直すぎる久住くんの言葉に、笑いながら「どうだろ?姪っ子のおもりくらいできるんじゃないの」と他人事みたいなトーンで言う。

「先生は、いいんですか。それで本当に」「いいんだ。むしろ憑き物が落ちたような気分で、とても安らかなんだ」

このシーンすごく綺麗でした。夕暮れの良い風が吹いてんのがまた良い感じで。

結局、家に夜までいた久住くん。そっと鍵を先生に返して、別れの言葉を告げる。すると、久住くんは何かを思いつく。

「悪かったと思うなら……最後に、俺のためになんか書いてくれませんか。どんなに時間がかかってもいいんです。何でもいいんだけど……あっ、俺が、俺の好きそうな、俺の抜けそうな小説とか!」

突飛な話に思わず吹き出して笑う先生。なんかもう、先生も久住くんも似たもの同士って感じするよね。まったく二人してろくなこと思いつかない……相性が抜群じゃん……。

「マジで?君が抜ける話だって?……面白いこと考えるなあ。例えば君、年上の人妻ものとか好きだろ」「そうっすね」

久住くんの少々マニアックな性癖をちょっと楽しそうに話す先生。あの楽しかったひと月半を振り返りながら。すると、みるみるうちに先生の顔は歪んでいき、片手で覆ってはらはらと涙を流す。

「本を書けって、君、ひどいやつだな……」

久住くんは先生に「大丈夫、書けます」と優しくて力強い声で言うのです。

先生は久住くんの胸倉を掴んで「無理だよ」と堰を切ったように声を荒げ「本当に、本当に長いこと一行だって書いてないんだ」

こうして久住くんに自分の弱い部分を剥き出しにするのって、先生にとって思いもしなかったことだったと思う。こんな姿は出来れば一生、誰にも見せたくない。でも、心のどこかで誰かに分かってほしいと思っていたんじゃないか。

そして先生は最終的に「書きたい」と本音を吐露することができた。やっと。一年以上もずっと誰にも言えなかった言葉をやっと言えたわけですよ。

久住くんはまた同じように「大丈夫ですよ、大丈夫」と言いながら先生を抱き締めて、なだめるように大丈夫と繰り返す。

本当に毎度空気を読めなくて申し訳ないんですけど、この、久住くんから離れる前に一瞬下唇を噛む先生が超かわいい。ここにきてすごい庇護欲かき立ててくる先生。

そして、先生の頬に流れた涙を拭う久住くん。二人とも綺麗な横顔。先生はそっと久住くんの顔に手を伸ばす。

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「もっと、君のこと、教えてくれないか。知りたいんだ」

そして引き寄せられるようにキスをする二人。ビックリするくらい綺麗。しかしこれは先生らしい見事な告白でした。ストレートに好きだって言われるよりも、もっと知りたいって言われた方がグッとくる。さすが先生。

フローリングに寝そべる裸のふたり。風でカーテンが揺れる。えっ、窓が開いて……えっ、この人たち窓を開けたまま……??

「ねえ、何回したか覚えてる?」「6発……」「お疲れ」「腰だる……」

いやいや先生こそお疲れって感じですが、それはもう愛おしそうに久住くんにキスをする。「僕は嘘つきだけど、約束は守るよ」

夜が明けて、目を覚ます久住くん。先生は鍵を残して家を出ていました。

 

半年後。先生の実家に一通の手紙が届いている。

ここの先生と城戸との電話での会話がまたいい感じでした。優しい。

本屋にいる久住くん。手に取った本は就活に関する本。スーツを着て、すっかり就活スタイル。なんかのドラマでも思ったけど、髪型を変えることでちゃんと時間の経過が分かるのすごいですよね。

本を片手にレジへ向かう途中に何かを見つける。ちょっとにやけ気味でレジで本を受け取る久住くんに、スーツ姿の同級生「なに、まだこういうの読んでんの?」「いいんだよ」

そして、何かを思いついたかのように説明会をサボって帰る。

久住くんの家ではレコードプレイヤーが回転していて、すっかり影響を受けているのがまたいじらしい久住くん。あと地味に棚の下にあったタミヤのプラモが気になる。

「(彼の著書の中では珍しく、一人称で書かれたその本は、目立つ平台などではなく本屋の片隅にひっそりと積まれていた)」

題名が愛欲のエクリチュールだったんですけど、エクリチュールは書く行為を差すフランス語で、哲学でいう書き言葉の快楽の知的媒介とかなんとか。大学の時の一般教養でやったロラン・バルトの零度のエクリチュールを思い出しました。エクリチュールはラングとステイルの中間で~みたいなやつ。鬼うろ覚えです。

先生が手紙を開いて読んでいて、手紙の最後にあった久住春彦の名前。その内容がまた健気の塊でしたので、ぜひFODで一時停止して見て下さい。字がとってもきれい。

先生は手紙を封筒に収め、煙草を吸って外を見遣り、ふっと笑う。

「あの日を一生忘れない」

先生が孤独から救われたあの日。そして、また二人の物語が始っていく……というところで、おわり。

ハッピーエンドというにはやや曖昧かもしれないけど、いい終わり方でした。最後までありがとうフジテレビ。

 

今回、ポルノグラファーがBL作品の中で画期的ですごいと思ったのは男性同士の恋愛として描かれてはいるけど、この男性同士であることがメインの障壁になっていないことだなと思います。その点がすごくフラットなのが新鮮で面白いな〜って。

だからといって、男女で同じような内容だったらそこまで面白くならない気がする。作中の久住くんのセリフで「エロいの嫌いな男なんていないでしょう」っていうのとか、エロに対してあっさり明け透けに話せるのは男同士ならではっていうか。あとエロに対する反応の分かりやすさも男性だから自然で、どこか小ざっぱりしたような雰囲気が出ていていいです。

エロくていやらしいけどさっぱりしてる不思議な魅力がある気がします。なんか私、無駄にエロを言いすぎてません?

なんというかBLという枠だけに収めておくのが勿体ないような、普遍的で純粋な恋愛のドラマのひとつとして完成されている感じで、大変勉強になりました。

それをまた今回かなり忠実な形で実写化していて、民放YDKフジテレビ大成功キメたなって思う。丁寧な作りこみの賜物。

すでに恐ろしくまとまりもなければ語彙力もないんですけど、原作も今回のドラマも画期的で素晴らしいっていう話でした。出会いに感謝。

 

なんかこう改めて考えると、BL作品を実写化して扱うのは諸刃の剣ですよね。

万人ウケしにくいジャンルではあるが、一定数のファンは取り込める。これは別にBLに限定した話ではないけど、そのファンは原作の作品に対する愛が深いあまりに見方が厳しい場合がほとんど。

そもそもBLがなぜ万人ウケしにくいのかって考えてみたけど、まあ何にせよ趣味・嗜好・感性ってみんな人それぞれだもんね~~~~っていう死ぬほどペラい結論しか出せなかったんで、ここでもう一回考えてみます。

同性愛は恥ずべきことじゃないと昨今の日本でもLGBTQへの理解が急速に進んでおりますが、それらとBL作品への理解を一緒くたにはできない部分がある。この理解っていうのがまーた人それぞれいろんな考え方があるのですごく難しいポイント。難易度はエベレスト。

これは私の持論なんですけど、同性愛とBLは同じ事象を指すように見えて実はそうではない。BLはあくまで創作であり、ファンタジーの世界だと念頭に置いて楽しまないといけないのではないか、と思うわけです。

例えば、BLの売りの一つとして「禁断の恋」がある。よくキャッチコピーで使われてたりするし。

しかし現代では同性愛を「禁断」なんて言うのは時代遅れです。理解も進み、色々世の中が変わっていったりしてて、それはもう最高にピースフルで何かとボーダーレスな世の中への一歩を踏み出そうとしている。

だけど創作の面で言えば、そのカセがあるから燃えるし面白い側面を持つコンテンツでもある。例えば付き合ってるけど実はライバル会社同士、先生と生徒など、周りに広く知られたら困る関係性、要素のひとつ。久住くんが大好きな人妻ものとかも。

その中には男同士だからっていうある種の偏見も含まれていて、好きな相手を偏見のもとに晒したくないから突き放すとか、なんかそういう今時古臭い話かもしれないけど「好きだからこそ身を引く」「大事だからこそ突き放す」みたいなところから切ない展開が簡単に作れる。そこを乗り越えてこそのドラマ。

だから奇しくも、そこが心を動かされるポイントにもなってくるわけです。ジレンマがすごい。

だから日本で発展してきたBLというジャンルは、メディアにおける扱い方がなかなかデリケートで少し厄介な面が多い。

世の中で同性愛への偏見や批判はあるべきではない。しかし創作の中ではそのカセがあるから面白くなることもある。だから現実の世の中と創作の世界を混在させようとすると、めちゃくちゃややこしくなってしまう。

だから、コンテンツを楽しむ上で結構しっかり別物として分けて考えた方がいいのかなと思いました。現実に創作の影響がどこまで及ぶかっていうのは、受け手のリテラシーにかかっていると思いますよね。 ……オチが行方不明になってそれらしい横文字言っとけばどうにかなる感……。

 

話を一気に序盤まで戻しますけど、BLが万人ウケしないジャンルだからと言って、こういう良い作品が日の目を見ずに埋もれるのは非常に勿体ないことです。だって良い作品なんだもん。良いものは良いじゃん。私なんかただでさえ視野が狭いので、ジャンルにとらわれて素通りするのはMS(マジで損)。

いわゆる「隠れた名作」は、本当に誰にも見つけられずにずっと隠れたままでいたら、そのまま静かに終わるだけ。果たしてそれでいいのか。

まず、何のために精魂込めて創作をするかって話に立ち返ってみると、作品は多くの人に見てもらわないことには始まらないということが分かります。リアクションがあるから次のアクションに移ることができるじゃないですか。

相応の評価と対価があれば、創作のサイクルは活性化する。

隠れたものを表に引っ張り出すのは賛否両論あるだろうけど、ちゃんと作品の良い点を評価して「これが名作か」と世の中で認識すること。それによって刺激を受けた作り手から、また新たに良い作品が生まれたりするんじゃないかな〜〜〜なんつって!!

偉そうに仰々しく評価とか言ってみたけど、この作品マジパネエ最高!刺さりまくり!って伝えることが十分効果的で、今回のDVD化も繋がったと思う。自分の感性に正直になってリアクションをすることが大事かなって。

なんか自分が何かしらの作品を生み出す立場に立ってみて、改めて思います……作中で先生も分かりやすい久住くんの反応が嬉しそうだったのと同様に……(笑)

何かを作り出すことは、最終的に孤独な作業になる。見えない読者や視聴者に向けて創作するのは途方もないことじゃないですか。

このブログも未来の自分のために書いてるつもりでも、気付けば不特定多数の誰かに私が好きなコンテンツの良さがが伝わってたらいいなとかいう布教の精神で書いちゃってるところありますもんね。根がオタク。すぐ布教を考えがち。とりあえず頑張っていい仕事しよう。

は〜〜フジテレビさんお仕事くださ〜〜い!(どさくさ)

 

いつの間にかしれっと暑苦しいタイムぶっこんですいません。流れに身を任せた結果。

いつになく長々と読みづらいブログにお付き合いいただきありがとうございました。とてもかたじけない。

では、また機会があれば何かしらで。

何かありましたらツイッター、コメント、マシュマロなど適当にどうぞ~

イチカにマシュマロを投げる | マシュマロ

ポルノグラファー第5話が愛しさと切なさで死にそうだった

どうも、お元気でいらっしゃいますでしょうか。

2018年があまりにも天災をぶち込む姿勢でつらの極みですが、それなりの強めなノリで生きていきたいなと思う今日この頃です。それなりで十分だよね。

先日、友人にDVDを借りて猪塚さんの赤澤を見ました。何せ私、中学から筋金入りの観月はじめのガチ勢という偏りの志向を持ってるため赤澤を見る余裕が無くて、改めて見たら猪塚さんいい仕事をしてらっしゃいました。いや〜〜好き。ど真ん中の好感。ありがとうアミューズ

なんかどこ見てもスタダとアミューズにぶちかまされる2018って感じですよね。個人的にザズウはこの調子で行っていただければ大丈夫です。

 

配信ではすでに6話までの配信を終えて完結した訳なんですけど、引き続き地上波のペースでブログを書いてまいります。

というか、私は怒っている。

まずポルノグラファー のDVD化が決まっていないという事実。そして何と言っても、どの作品も放送したらひとまずDVDにはなるだろうと思っていた甘ったれた己の精神に対して怒ってる。

〜必ずや、なると思うなDVD〜

これを心に刻んで、とりあえずFODの再生回数をガンガン回していこうと思います。もうそれしかない。とりあえず半永久的に配信してくれますように……。

 

さて、最終話前にクライマックスが来そうな第5話。副題は偽りと真実のあいだで。

開始早々からとても不穏な空気。先生の小説の中の世界から始まり、ついに久住くんは大きな疑問を先生にぶちまけることになる。

久住くん「あの、俺の勘違いだったらいいんですけど……今やってるこの話ってこの、愛のいけにえの内容とほぼ同じですよね」

過去に書かれた先生の本と同じ内容を口述筆記させられていたと気付いてしまう。驚きからか動きが固まる先生。

「いいんですか、そういうの」「いいわけないじゃん」

久住くんに咎められた後、煙草の煙を吐いてバレたことに対する動揺を隠す。それから何かのスイッチを入れたかのように態度を硬化させるっていう一連の流れ。一瞬のことだけど先生の中の葛藤が垣間見えたような気がしてうわ~~~~ってなる。いいわけないじゃんって……悪い大人……しかし顔がかわいい……。

先生は冷めきった声で「あーあ、バレちゃった。最後まで分かんないと思ったんだけど」「どういうことですか?」

「嘘だよ。今月三本仕事入ってるってアレ、嘘なんだ。何の仕事も入ってない。今月どころか、もう一年以上ね。色々あって、僕……仕事干されててさ」

「じゃあ、俺が書き取ってたのって」

「全部一回書いたやつ」

こっ!!!!この、食い気味に言った先生の間の取り方がなかなか精神をえぐる。しかも平然とした、まさに久住くんに対してガツンと追い打ちをかけるような言い方で、何とも言えない性格の悪さっていうか、容赦のなさが逆に痛々しくてつらかったです。

「それ、何の意味があるんですか」「別に、なんにも。毎日やることなくてねえ……ふと思ったんだ。利き手の使えない作家やるの、面白いかなって」

笑ってる先生がどう見たって傷だらけ。

そして久住くんの方もどんどん心が打ちのめされていくのが表情の変化で分かる。

「君もさあ、楽しかったでしょう。この口述筆記ごっこ

そう言って先生は、久住くんの目の前で原稿用紙をぐしゃぐしゃと丸める。本当に容赦がない。この容赦のなさは久住くんへのベクトルと同時に自らにも向けられていて、ああ……久住くんを断ち切るために、自分で自分の首を締めるようなことを……切な……。

「なら、よかったんじゃない」「じゃあ、俺が今まで書いてきた原稿って」

「ああ、全部捨てちゃった。丁度今朝、可燃ごみの日だったからまとめて。取っててもしょうがないしねえ。結構量があってさ、大変だったんだよ」

この後、久住くんの場合はやるせない感情が、じわじわ怒りの方向にシフトするのも若さって感じがしていいなと思った。

「ふざけんなよ!!」と先生に殴りかかる久住くん。ここでストップモーションになるのがいやらしいっていうか、うっかり制作サイドの性癖を感じ……。

殴られて吹っ飛んでしまったために眼鏡が無い先生。また空気を読まずに言いますけど、このシーンの先生の顔がすごいかわいい。顔がかわいいってすごい。

先生が「なんでキレてんの?」と言うなり、久住くんが掴みかかる。

「信じらんねえよ!よく平気で今までそんな嘘……俺の気持ちとか全然考えなかったんですか!」

先生と一緒にいる時間が楽しくて、先生の才能に触れて尊敬して、好きになって、妄想で散々いやらしいことして、しかも実際にもキスはしてて、最後にこんな仕打ちが待ってるなんて思いもしなかった久住くん。俺の気持ちとか全然考えなかったんですか、っていうセリフの言葉の端にある自分勝手な感じにも若さが。

自分はこんなにも先生のことで頭いっぱいになってるのに、俺のこと何にも考えてくれなかったのかって悲しくなっちゃう気持ちとか。

あとは先生の気まぐれな思い付きと思わせぶりな態度に振り回されただけ、って認めたくなかったのかも……と思ってまた切ない……無理……これは強く生きられない……。

そこで先生は「自分の立場分かってる?きみは加害者で、きみが僕に払うべき治療費をチャラにしてあげたわけだよ。こんな気まぐれのごっこ遊びくらい付き合ってくれてもいいんじゃない?」と急に久住くんとの関係をリセットしようとするのがつらい。口調にも余裕がなくなってるのも大変つらい。

久住くんが「今まで、ずっとそういう風に思ってたってことですか」と問いただすと、また食い気味に「みたいだね」と答えるのです。

こうして、自分のことをどこか他人事みたいに言ってのけるところも、なんかもう開始から全部つらいんですよね。こちとら頭を抱えっぱなし。

久住くん「ばかみたい……俺は、すげえ真剣に……先生の仕事手伝ってるって思ってたのに」「気付くと思わなかったんだ」

これは先生の本心。いやぁ先生マジさすがだなと思うのは、本心を織り交ぜながら嘘をついていくところ。偽りと真実があいまいになればなるほど、相手は深みにはまっていってしまう。

まあ奇しくも今回は、先生自身までも深みにはまっちゃってるんだけど……つらの極み……。

「気付きますよ!俺、先生の作品ほぼ読破しましたから」

久住くんの言葉に思いっきり動揺を隠し切れていない先生の顔が秀逸すぎて一時停止しまくり案件。どこを切り取っても顔が良い。

きっと、ここまで自分の内側に踏み込もうとしてきたのは久住くんが初めてで、これ以上どうしたらいいか分からないっていうのが一番大きかったように見えました。いやはや、相手に深入りしない・自分にさせないようにと線引きをしていた先生にとって、パワーもとい若さで全てを押し切ろうとしてくる久住くんの存在はものすごい脅威だと改めて感じる。とんでもない相手をひっかけちゃったね、先生。

「あんな低俗な本より、読むべきものがあったと思うけど」と声を震わせながら言う先生。本当はそんなこと言いたくないだろうに。

「低俗とか高尚とか関係ないでしょう!俺は先生の作品が好きだったし、それにあんたのことよく知りたくて、だから……!」

そして久住くんは先生の肩に顔を預けて「好きなんです、木島さん」と切実な告白をする。先生と言わずに「木島理生」のことも好きっていうアピールが含まれている。そしてこの時の先生の顔がまた。

「好き?それって、僕とセックスしたいってこと?」

これはもう、自分で付いた嘘と真実に雁字搦めになっていた先生が、理性から一気に本能と欲求に針が振り切る瞬間。とにかく最高。最高のやつ。語彙とか根こそぎ奪われるやつ。

「いいよ。はめたい方?はめられたい方?」と矢継ぎ早に言いながら久住くんの洋服に手をかける先生。動揺しながらも抵抗し、身を捩らせて逃げる久住くんを後ろから服を剥ぐ。

久住くんに余裕がないように見せかけて、先生の方が余裕がありません。

「僕も人並みに罪悪感は持ち合わせているから、嘘をついたお詫びをさせてよ。……なんだ君、もう興奮してんじゃん。何想像した?」

「煽らないでください……」

それでも全然やめない先生に「やめてください」と久住くんは振り返りざまに先生を殴ってしまう。ここの久住くんの顔も、先生の顔も見どころでしかなかったので何回か一時停止の案件。

「なんで?ずっと、こうしたかったんじゃないの」っていう先生のセリフが、そのまま先生にも突き刺さるという。たまんねえ……。

何度も妄想していたこと(「口でしてあげようか」)が現実になり、やめてとは言ったものの快楽に流されてしまう久住くん。先生にデスクに押し倒されて「いやらしい顔」とか色々言われてどんどん追い詰められていってしまう。

5話に至るまで何度も俳優としての本気を感じていましたが、このシーンは抜群にすごかったです。抜群の仕事。ここまで恥も外聞もかなぐり捨てた演技ができる俳優さんってすごく貴重な存在な気がする。なんかこのシーン見てたら役者っていう職業について妙に考えさせられちゃって気付いたら一時停止して5分くらい経ってた。危ない。話を戻します。

そして先生は久住くんの体を攻め立てていくんですが……あーーー!!!!かわいそう!!!!あまりにもかわいそうが過ぎる!!!!双方向にかわいそうなんだけど!!!!だって、こんな形でセックスしたいわけじゃないのに!!!!こんな、まるで、無理矢理の愛のないセックスみたい!!なんてこと!!!先生の愛が分かりづらい!!まぁわざと分かりづらくしてんだけど!!いやでもこんな痛々しいすれ違いある!?!?

 

事後、服を着る久住くん「頭、おかしいよ、あんた……」とすっかり絶望感に包まれる。

それから畳みかけるようにして「続きする?ベッドでしようよ」って言うのも、もうこれ以上やめて……先生ってば自分で自分のことものすごい傷つけ方してるから……って頭を抱えました。正直このへんもずっと頭を抱えてる。そして帰るという久住くんに「もう来ません、だよね?」とトドメの一撃。

久住くんが帰った後、「だから昨日、そう言ったんだ」とつぶやく。

私が昨日の言葉として思いつくのは「俺は、君に失望されたくない」なんですけど、それを踏まえて振り返るとやっぱり先生は久住くんのことが好きで、久住くんと「ずっとこうしたかった」んだなっていうのが分かる。無理矢理久住くんのことを犯すような真似をして改めて自覚させられてしまい「何なんだよ!!」と荒れ狂う先生。つらい。全面的につらくて死にそう。

そして久住くんの方も泣いちゃう。そして電車と共に走るっていう。若い。

 

幾らか時間が経ち、久住くんに城戸から連絡がくる。「城戸……?」ってなる久住くんマジ正直でちょっと笑った。思い出した後のテンションの低さも含め。

城戸に会いに行き、これまでの経緯を話す久住くん。ほとぼりが冷めた久住くんは、確かに自分が加害者だったんだから文句言う筋合いなかったんだと冷静に言う。そして平気で嘘をつかれていたことがだいぶショックだったとも話していました。

ここで城戸に先生はなんで仕事を干されているのかを聞くと、実際はそうではなかった。先生はスランプに陥っていたわけです。1年も。

ある日から急に書けなくなるということは、小説が人生の全てだった先生にとってはかなりの打撃であり、極端に言えば死んだも同然。

そんな時に純粋に「先生は自分の才能を生かしていて尊敬している」なんていう久住くんの言葉はどんな風に響いたのかを考えると超しんどい。

あ、ここは個人的にちょっと真剣に考えちゃったところなので適当に読み飛ばしてください。今まで文章を書くことは苦に感じたことは無く、国語とか現代文なんか勉強したことなくてもどうにかなっちゃったクズ系人間だったけど、脚本とか色々と真剣に向き合って文章を書くようになってから急にピタッと指が止まってしまう瞬間が結構ある。書きたいのに書けないし、書けないのに書きたいっていうループの中から抜け出すのはすっごく大変で、書きたいことを形にするのがこんなにも難しいんだなと最近やっと分かりました。ちなみに私が全然書けないなって時はとにかく寝るに限るね。

久住くんは「俺、先生の官能小説好きですよ。ほかの作家のも読んでみたけどなんか違うって言うか。品があって、骨格がしっかりしてる」と言うと、城戸が初めて先生の本を読んだときに感じた嫉妬するほどの才能と衝撃に「ずっと、今でも惚れてんだ」と告白してしまう。ここも超激アツ……マジでやる気ならインディゴの気分もこのスタッフのまま実写化して……一人残らずそのままで……。

先生の様子を伺うために合鍵を使ったもののチェーンがかかっていたという城戸に、久住くんは「前から気になってたんですけど、何で合鍵持ってるんですか」と真っ向から聞く。

まあ、やましいことしかない城戸は自分から「すぐその手の邪推するのは良くないと思う」とか言っちゃって、久住くんが抱いていた疑念を確信にしてしまう。それで「キスしましたよね。それ以上も」と、かなり強い確信をもって城戸に言うんですけどこの根拠となるものはなんだったんだろう。あの二人の雰囲気だけで察してしまったのか、それとも先生の「はめたい方?はめられたい方?」っていう口振りか。

その後すぐに「俺もしたことあるので」と臆せずに言う久住くんに、ひどく動揺する城戸「マジかよあいつ……」と脱力する。

「奥さんとかお子さんとかいるんですよね」「ホントに、不倫とかそういうのじゃないから」「じゃあ、その鍵……俺に下さい」

すると城戸はめちゃくちゃ嫌そうに「ほら」と言って鍵を差し出す。

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ここの久住くんが城戸から鍵を貰うシーンすっごい好きです。5話までで三本の指に入るほどの好き具合。情緒がこんなにも指先に表れてる映像ってあります?

鍵をぎゅっと握りしめ、力強い目をして「俺は、チェーン切ってでも会ってきますから」と言って城戸の前から走り去るのです。

そのあと城戸は小さな声で「よろしく」と呟くんですけど、ここもすっごいよかった。椅子に座って「嫌な気分だ……」って遠くを見るのまで最高によかった。

ずっと閉鎖された先生(と城戸)の世界の中に、急に入り込んできた久住くんの存在によって世界が揺るがされていくのがドラマチック。

「先生が本当に苦しんでいるなら、俺は力になりたい」と、強い気持ちに突き動かされるように久住くんは先生の元へと走るのでした。

閉鎖されている場所ということは守られた安全な場所でもあり、皮肉にも自分で作り上げた世界に苦しめられている先生は、壁をぶっ壊そうとする久住くんの手を取るのか……っていう5話でした。

 

なんか随所に久住くんの若さを感じる。

偽りと真実の間で揺れる先生があまりにもつらくて死にそうですが、久住くんの開けた風穴がどんどん広がっていくのがいいな〜つって。

はぁ、もう更新されない……と思ったらインタビューあって大歓喜でした。ありがとうFOD。半永久的に配信してくれますように!!!!!

ここまで好き勝手ベラベラ言ってるだけのブログをお読みいただき、ありがとうございました。アンド大変失礼しました。

何かありましたらコメント・ツイッター・マシュマロにてお気軽に〜〜。

イチカにマシュマロを投げる | マシュマロ

 

ポルノグラファー第4話が最高すぎて私の心の文化財に指定

突然ですが、こんな感じでドラマについて無駄にしっかり全編書いちゃう芸は「となかぞ」「おっさんずラブ」と続き、なんとまぁポルノグラファー で三作品目になります。飽きもせずよくやってんなって感じですよね……普通に私が一番思う……。

好き勝手ベラベラ書き散らかしてるだけで、誰かのために書くとか大層な名目を掲げて書いてなかったんですが、今回は私にものすごい熱量で「すみません!!!ポルノグラファーについてのブログを書いてくださいませんか???!!!!」とメッセージを送ってくださった方にアツく感謝をしながら書いております。

この世には優れた作品がたくさんありますけども、私なんておそらくその1割も知らずに通り過ぎて生きてんなと思うので、こんな感じで教えてもらえるのは大変にありがたいです。往々にしてピンと来ない時もあると思いますが、その時は私の教養の無さを罵ってください。ちなみに歴史系が大の苦手です。

次は猪塚さんがいい仕事してるという噂の娼年を見る予定。その前にテニミュか……何だかんだでみんな大好きルドルフ赤澤部長……。

 

課題のために官能小説と日活ロマンポルノを見漁った以来の、謎のエロ作品見まくり時代が私に到来し、官能的な表現に気を遣いながら現在配信中第4話の話をベラベラやっていきたいな〜〜と思います。

副題は愛情から起因する闇。

ほぼ参考にならないけど多分ざっくりと把握できるこれまでのおさらいはこちら。

 

冒頭、3話最後のフルスロットルキスシーンからスタートします。

まず3話の放送分でもありましたけど、翌朝にカーテン開けた時の眼鏡のない先生の顔が普通にかわいい問題。

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もう色々とよくわかんない……魔性の魔法みたいなのがかかってんのかな……全然かわいい……。

あと、久住くんの「先生は、あんまり飲まないほうがいいと思いますよ」からの「だよねえ」っていう時の眉毛と目元の動きが個人的に大好きです。大きな動きではないのに感情が伝わるっていう。私の中の顔面文化財に指定。

そして、先生は「久住くんにこんな醜態晒すつもりじゃなかったんだけどなあ」と言いながら眼鏡を手に取り、久住くんに振り返って「忘れてよ、全部」と言って部屋を出ていくのです。

この時の久住くんは、先生という人は酒を飲むと毎回ああやってでろでろに甘えて、俺としたみたいにキスとかそういうこともいっぱいするんじゃないか?と思っちゃったりしてそう……どうか強く生きて……。

 

朝9時、台所に立って洗い物を一通り済ませてくれる久住くん。コーヒーを淹れて先生に差し出す。なんかこの……お互いにうっすらと気まずい感じがなんとも……うっすら……。

すると、先生は久住くんに「今日、授業ないの」と聞きます。

もう精神的にもぐったりな久住くんは、一限間に合わないからサボると言うと、あの全日本無駄にエロくて悪い大人選手権代表の先生が「ダメだよ。間に合う時間のやつからちゃんと行きなよ。ね?」とか言うわけ。でも「ね?」が超甘くて優しい先生。

先生に言われたとおり二限から出席することにした久住くんは「じゃあ、また今晩」と言うと、二日酔い気味だから今日は来なくてもいいと断られてしまいます。

ここまでで言えるのは、先生はキスをしてから明らかに久住くんと距離をとろうとしているということ。先生の心情を考えてみると、これ以上久住くんが自分に踏み込ませないようにしたいからだと思うんですよね。

なぜなら、ちょっとした出来心ではじめた”悪い大人が正直で素直な子供を弄んで楽しむ”という行為が、久住くんだけでなく先生の中でもだんだんシャレにならなくなっているからじゃないか。

久住くんは先生の家を出て歩きながらぼんやりと「(先生と、キスしてしまった……でも、これからどうすればいいんだろう……)」と、悩んでるっぽいけど彼はわりと前向きです。先に進もうとしてる。

家に残された先生は自分の唇にそっと指を這わせて「何をやってるのかなあ、僕は」と悩ましい表情を浮かべる。

自分はいたいけな大学生の心をかき乱しているものだとばかり思っていたのに、実際は久住くんによって自分の心もかき乱されているっていうことに気が付いてしまった。だから、色んな意味で怖くなって久住くんと自分の本当の気持ちから逃げた的な。これが今回の副題、愛情に起因する闇が生まれた瞬間……えっ、ちょっと……早々につらいんですけど……。

 

別の日。

相変わらずエロ小説を淡々と読み上げる先生、なんだかいつもよりやや感情が入ってしまっているような気がしないでもないぞ……先生大丈夫ですか……と思っていたら、久住くんがまーたレベルの高い妄想の世界へとトリップしてしまう。

同じベッドに寝て、先生にキスをしたあの夜のことを思い出す。読み上げられる先生の声によってどんどん加速していく妄想。小説のセリフはいつの間にか先生自身の言葉に変わっていきます。

ついにキスでは我慢できなくなった久住くんは上に乗り、勢いよく先生のシャツを暴く。そして情動に突き動かされるようにして先生の胸元を貪るように食らいつきます。

先生はそんな久住くんを抵抗することなく受け入れて、挙句の果てには「ねえ、次、こっち……お願い、いかせて」とド直球の誘い文句。そんなこと言われて分かりやすく焚きつけられた久住くんは「知りませんよ、もう……」と言うなり、画面の枠から消える。そして軽く体を仰け反らせながらベッドの上でやや控えめに喘ぐ先生……画面はすごく暗いけどこれで十分です……逆に明るくされると無理だわ……(画面の輝度は100%)……。

というか、あれ……これは……もしかして、今回の妄想って、微妙に妄想じゃないんじゃないか??先生が言った「久住くんに醜態を晒す」っていうのは、キスされた後の「ねえ、それだけ?」までの話なのか、それともその先も含めて……え???ちょっと待って??あの一夜でどこまで進んだ???おい、どこまで進んだんだ久住????え?キスだよね??キスをして終わってるんだよね???!!!!

私が勝手な混迷を極めはじめたところで、救急車のサイレンと先生が呼ぶ声によって現実に戻る久住くん。猪塚さんって、このトリップする時のピントがだんだん合わなくなる目と、現実に戻ってきて意識のピントが合いだすところの目の表現うまい。あなたも顔面文化財

何やら先生がリハビリを頑張り過ぎたためか、手の痛みに苦しんでいる。痛み止めよりもマッサージしましょう、と提案する久住くん。お湯を用意して先生の手を優しく丁寧にマッサージをしてあげると、なんかちょいちょいいかがわしい声を出す先生に「(わざとやってるだろ、絶対……)」と疑心暗鬼に。そのお気持ち、なんとなくお察しします……強く生きよう……。

先生「久住くんって、本当にマッサージ上手だよね」そういえば先生、久住くんに肩も揉んでもらってました。

久住くん「俺、スポーツやってたんで。ケガも多かったんで研究したんですよ」

高校までラグビーをやっていたが故障が多く、選手を諦めてマネージャーをやろうと大学でもラグビー部に入ったものの選手に未練があったのか行かなくなっていた。

「器用貧乏なんですよね、俺。ほかにやりたいこともないし、将来どうなっちゃうんだろうって」若者なりに悩む久住くん、ここでふと一つの名案をひらめきます。

「このまま先生のアシスタントやらせてもらえません?絶対名案ですよ!先生家事ぜんっぜんやらないじゃないですか。冷蔵庫も空っぽだし、洗濯物もすぐ溜めちゃうし……それに右手もまだ不自由ですよね。疲れたら今みたいに」

そこで先生は久住くんの言葉を遮り「必要ないよ」と言って席を立ちます。

「もう少し経てばペンも持てるし」「でも俺、もし先生の手に後遺症とか残ったら、一生……」「気にしなくていいよ、別に。仮に多少残ったとしても、僕はピアニストってわけじゃないんだし」「でも……」

このやりとりも切なかったな……。テンポよく投げ合っていたボールが急に帰ってこなくなるみたいな感じがして。

久住くんは純粋にケガした手を心配してるのもあるとは思うけど、そのケガを口実にしてでも先生の近くにできるだけ長くいたいと思っている。そこを先生は分かったうえで「今やっているものが終われば、今回の示談の件は終了。もう来なくていいから」と突き放すんですよ。キスをした翌日の朝と同じように。

二人の出会いとなった事故から一か月半が経ち、先生の家で一緒に仕事をして、やっと近づけたと思ったら急に離れていってしまったり、”腐れ縁”にしか見せない特別な顔があったり、知れば知るほど分からなくなる先生にどんどんのめり込んでいった。酔っぱらった先生にベッドに誘われてキスをして、自分も先生ともっと深い関係になれるんじゃないかと心のどこかで期待をしていたはずです。

「(先生もちょっとくらい、寂しいって思ってよ……最後のページが来るのが嫌だって……もっと一緒に居たいって……)」

気付いたら後戻りできないくらい遠くまで走ってきてしまった久住くん……。

一方、先生は久住くんの書いた原稿をひろげた机の上に突っ伏して、その原稿の一枚を握りつぶす。

虚無感漂う目をして「ばかだなぁ。こんなこと、何にもなりやしない……」と呟きます。「(内側をいつまでも回転しているレコードと同じだ……)針を上げないと」

先生は久住くんとの関係をここで断ち切ろうと決めたのでした。あー!つらい!!!!いや、だって!!!!!どっちも終わりを望んでないし!!!!

 

時とは無情なものでありまして、ついに明日で脱稿というところまで来てしまいました。つらい。

先生は「そうだ、示談終了ってことで、明日は乾杯でもする?」とあえて明るい声で久住くんに言う。複雑な心境の久住くんは「これからも、飯食いに行ったりとかしましょうよ。全部終わりとかじゃなくて。ね、先生」と縋りつく。

そんな必死な久住くんに「そうだね……でもね、君にはもっと自分の時間を大切にしてほしい。部活や勉強を頑張ったり、恋人を作ったりさ。今、君にできることをしっかりやってほしいんだ」と大変にもっともらしいことをのたまう。

私的に、この先生の言葉はすっごい嫌でした。だって久住くんは、先生との時間をとても大切にしてたんですよ。それは先生も分かっているはず。

先生の仕事を手伝うことは、久住くんからすれば部活や勉強をするよりもずっと充実していて、普通の恋愛をするよりも甘ったるいような時間を先生と過ごしてたわけじゃないですか。それを急に先生自身が全て否定するような言い方をするんだから、一気に裏切られたような気分になる。

久住くんは当然ながら口調を強めて「なんで、なんで急にまともな大人みたいな言い方するんですか?先生らしくない」と噛みつく。

先生「それは君が若者だからだよ。僕のようなイロモノの底辺作家から学ぶことなんて何もないだろ」

久住くん「そんな言い方しないでくださいよ!俺は先生のこと尊敬してますよ。先生の作品好きだし、自分の才能をちゃんと生かしてて、素晴らしい作家じゃないですか」

先生「分かったようなこと言わないでくれるかな」

久住くん「……先生は俺と一緒にいて、楽しくなかったですか」

先生「俺は、君に失望されたくない。それだけだ」

ここ、先生の主語が僕から俺に変わったのは、心の奥底の本音が出てしまったからじゃないかなと思います。先生の中で、もうこれ以上久住くんを騙しつづけるのが限界だった。

気付けばすっかり久住くんのことが大切な存在になっていて、将来がある若者の久住くんが自分なんかと一緒にいたら、本来叶えられるはずだった将来を潰してしまうかもしれないと怖くなった。だから、自分の手元に置くなんて持ってのほか、久住くんを自分と出会う前の大学生に戻してあげなくてはならないって思っている。

……っていうのは、まあ本音であり、建前でもあって、先生は本当の自分を知られることで久住くんに失望されたくない。このまま久住くんが作り上げた素晴らしい作家としての自分でいたいって思っちゃったのかなぁ。どうなんでしょうね。

この気持ちを決定付けたものとして、久住くんの前でべろべろに酔っ払ったこと。自分でも「久住くんにあんな醜態晒すつもりじゃなかった」って言ってたけど、醜態を晒したことによってすごく恥ずかしくなっちゃったのかもしれない……。久住くんへの気持ちが思ったよりずっと深いものだったと気付くきっかけになったのは間違いないと思う。

もしくは、本当の本当のところで、久住くんに取り繕った小説家じゃない素の自分のことも受け入れてほしくなってしまったのか。それで「何をやってるのかなあ、僕は」って、すっかり自分の気持ちを制御できなくなってる……とか、勝手にどんどん自分で切なさを増幅させて瀕死です。

いやーーーーマジでダメだよね、これは。こんなもん正気でいようって方が無理じゃない?余裕で悲しくて死にそうなんだけど。愛情のすれ違いってこんな死にそうになるんですね。

 

先生から突き放されてすっかりうちひしがれている久住くん、雨の中傘もささずに自分の部屋に帰宅……すごくかわいそう……。

「借りてきた本、返さなきゃ」と言いながら先生の本を手に取る。相変わらずのえげつない表紙。「(なんであんなに拒否られてんだ、俺)」って落ち込んで、また本読んじゃうって言う……。

そこで久住くんはとある異変に気付く。

先生は、今までの久住くんが書いた分の原稿をビリビリに破き雨の中全部袋にまとめて捨てて「ごめんね」とつぶやく……。

っていう4話。完全に私の心の文化財になりました。ありがとうございます。ただ、今のところ全部がしんどいしつらい。あととても顔がかわいい。常に感情が迷子です。

先に6話の配信がありますが、エモに次ぐエモさで死ぬ予感しかしないけど腹を括って見ます。

さて、今回もわざわざここまでお読みいただきましてありがとうございました!まぁとりあえず強く生きましょう。

何かありましたらツイッターでもマシュマロでも適当にどうぞ〜〜

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