前略、沼の中より

行き着く先がいつもだいたいアラサーな20代女が書き散らかすブログ

「隣の家族は青く見える」第5話におけるハイカロリーな超個人的考察

すみません、そのメッセージの送り先は私であってます?って思うくらい大変ありがたいことに、いろんな方から私の分際でリアクションやコメントを頂いています。これはマジパネエありがたみ。世の中意外と慈悲のかたまり。そして圧倒的感謝。空前絶後。超絶怒濤。今のマイブーム四字熟語。そして無駄に韻を踏むこと。決して譲れないぜこの美学。何者にも媚びず己を磨く。察しの通りライムスターもマイブーム。イェア。

とにかくこの世にいろんな意見がある中で共感してもらえたり、ゲイの方からもよく考察できてますね的なコメントを頂いてびっくりしつつも軽めに盆踊りするレベルに喜んで何回か拝見しております。ありがたみストップ高。「ここはこう思う!」とか「自分の経験上はこう思った!」とか「アンタちょっと表出な!タイマンだ!」とかなんかあればコメントなりツイッターなりでお送り頂けたら非常に楽しく読みます。ちなみに表に出てもタイマンはしません。私は平和主義。

そこそこ長めにやってるくせにはてなブログのコメントの仕組みが分かってなくて、返信もうまいこと出来てるんだから出来てないんだかもアレなんですが、もしトチ狂っていてもレスポンスが欲しい!という方がいらっしゃいましたら、その旨を書いていただけたら公開して返信したり個人的なものはメールで返信したりします。臨機応変に場面対応。私の生き方は常に適当。毎度くだらない話にお付き合い頂きありがとうございます。

そういえば、多分小学生ぶりにめざましジャンケンに参加しました。なにあのアラフォーのテンション。眞島秀和は数十秒でも最高の仕事するぞ。

 

今回はあらすじからして不穏な雰囲気が感じ取られてはいましたが、予想以上の不穏さ。まだご覧になっていない方は、休みの前日にご覧になってください。絶対に休みの前日よ。どうか私の二の舞は踏まないで。

 http://fod-sp.fujitv.co.jp/s/genre/drama/ser4d83/

いやもうちょっとさ……とりあえず一旦みんなパセラカラ館に集合〜〜〜!!フリータイムで会議しま〜〜す!!二次会議はファミレスのドリンクバーで〜〜す!!つって。だってなんかここに来てものすごい情報をブチ込んできましたよね?折り返しのはずの5話がとんでもないことになってる。まだその大風呂敷を広げるんですか??みたいな。設定の盛り込み方にヒリヒリして私の情緒もバイオリズムもバキバキに狂いまくりですが、この気持ちをどうにかするために妄想考察をやります。早めに吐き出さないと一週間を棒に振りそう、というような熱量でお送り致します。いつにも増して散漫で結局何を言いたいのか分からなくなってる予感しかしないので、どうしても眠れない夜とかにお経の感覚でフワーッと読んでいただけたら何かしらの供養になるかもしれません。何かしらの。基本的にここに書かれた文章は真に受けずサラーッと受け流し、穏やかな慈悲の心で今回もよろしくどうぞ。

 

渉はあの貼り紙の一件を経て、事務所からの独立を決めます。すると留美ネエが「独立しないって言ってたじゃない。あの紙のことならみんな真に受けてないよ」などと引き留めようとする。その時に渉が「それはそれで、居心地が悪いんだよ」と言うのです。私はそのセリフを聞いた時、ん???それってもうさりげなくカミングアウトになってないか??って思いました。その理由は、留美ネエの言うように同僚はみんな「真に受けていない」=「渉はゲイなわけがない」って思われていることが「居心地が悪い」につながっているんだとしたら、それは結果として自分がゲイであることを肯定してることになる。渉はいくらクローゼットであっても、自分がゲイであることはちゃんと受け入れているし、同性の恋人もいる。本当の自分を間接的にでも否定される場に、身を置き続けようとは思えない……という意味じゃないかなって。どうだろう。これって渉にとってかなり大きな変化だなと思ったんですよ。今までの朔の言葉がかなり響いてる。
それから渉は「迷ってた俺の背中をあの怪文書が押してくれたって思うことにする。そうすれば犯人を恨む気持ちもわかない」ああ、平和主義。これはもう私の2、300歩先を行く平和主義です。渉は争いどころか、人に対して出来るだけ負の感情を抱きたくない系の平和主義。ものすごく大事にされて育ったんだろうな……わたるん……。あ、留美ネエのネエを付けるの地味に面倒だからこの後は普通に留美にしますね。マジで地味に面倒。

 

続いて小宮山妻はインスタ映え改め、インスタ見栄のためにリア充代行サービスを利用していたという切なすぎる闇。社宅の時に我々コーポラティブハウス引っ越しますのオホホホって遠回しに自慢して友達いなくなっちゃったのかな……はたまた元々いないのか……闇……。

あ、ここで小宮山妻から「アライカップル」という単語が出てきます。アライは支援を意味するallyから来ている単語で、LGBTを理解し支援をする人という意味を持ちます。そして私もまさにこのアライなんすかね。意識したことがないのであれですけど。なぜか私はよくカミングアウトされることが多くて「何で私に言ってくれたの?」って聞いたら「なんかもう母性がヤバイから聞いて欲しくなっちゃった」って言われました。当時19歳で母性がヤバイって良いんだか悪いんだか………。そういえば最近はLGBTQ +って言うんですよね。クエッショニング、クィアアセクシャルとか色々と含める言い方だそうです。知らないところで色々なことがアップデートされている。

そして娘がダンスに打ち込む様を偶然見かける小宮山夫。小宮山夫はとにかく娘のゆかがきらめく姿に感動し、こうしちゃいられないぞと動き出します。何となくその頑張りが小宮山妻の前では功を奏しそうにないのがあまりにも切ない……素敵な夫なのに……。

毎度亮司に憤りつつ心配してる川村家では、息子が来る日程を決めている様子。「引っ越しにかかった費用、ちゃんと請求してくれよ」とかいう亮司……そうじゃない…そうじゃないんだ亮司……!!!!!ちひろは切なげに「私たちの関係ってなんだったんだろうね」と言う。そうだよ……亮司……私たちにその男気を見せてよ……!!!!っていうか、ここの季節が夏だった。てっきり秋らへんなのかと思ってました。季節感が見えてなかった。

続いて五十嵐家では、予告通りに人工授精にステップアップ。奈々の影響もあってフラットな考えを持つようになった大器は、よりよい精子を採取しようと色々と調べて褌を取り入れたりする。いやあ、やっぱり大器って相当クレバー。大器は常に奈々が自分に対して必要としていることをちゃんと気付いて理解しようとする。もし結果として、自分に求められてることが理解できなかったとしてもその姿勢に至ることが重要なの。実はそれが一番難しいことだと思うから。夫婦の愛というか、夫婦の一番美しい部分が描かれてる気がしてしみじみしたわ。独身ながらに。

男性と女性は脳の作りからして違う生き物であって、お互いを完全に理解するのは不可能です。それでも相手を思いやる気持ちとか相手を理解したいという気持ちで、どうにかしてその差異を埋めていこうとするわけじゃないですか。それが成熟していくと性別や年齢を超えた絆、信頼関係になるのよね。だからお互いが相手に関心を持ち続けることによって、夫婦は円満にやっていけるんじゃないかなと。人間関係は結果よりも過程。ちなみに私は何にしても結果を求めがち。だから友達も少なくて恋愛もろくにできないんだろって?大きなお世話!!まとめて表出な!!一人ずつタイマン張るぞ!!

えー、すごく今更ながら、24歳スーパーシングル女が偉そうに何を?そして突然の一人コントは何?と思われるのではないかと思いますが、なにぶん可哀想な妄想考察オバケなんだなと思って大目に見ていただけると幸いです。

 

続きまして、奈々とちひろと朔が共有スペースにいるシーン。おっとついにパワーアップしたヒーリングタイム!と思ったらちひろの別れの挨拶。ねえ……亮司……。朔が「せっかく仲良くなったのに寂しい」って言うと、ちひろ「私も寂しい〜」って言うの。本当にちひろには早めに合流して欲しかった。この気立ての良いギャル感が最高。私が大好きなやつよ。これからますます仲良くなりそうだったのに……ねえ、亮司……今からでも遅くないから……。ちひろは、わざと出ていくまでチャンスを与えたのに亮司は何にも言って来なかったから、ヨリ戻すつもりがない、と言うのです。それを受けて朔が「男にそんなこと期待しちゃダメだって。男なんかプライドの高い小心者ばっかりなんだから、自分からリスクのあることするわけないでしょ。ヨリを戻したいなら女から言わなきゃ」ええ……説得力がすごい……。実体験に基づいてそう。ちひろが「え〜〜めんどくさい」とぼやくと「めんどくさいのが恋愛だからね」ここも説得力がすごい。「違う環境で育った人間同士が心を通わせるなんて、そもそも無理なことしてる。恋愛関係が続くこと自体、奇跡なんだよ」なんか可愛いパステルカラーのジョウロ持ちながら熱弁してるんですけど、真理を的確に突いてくるんだよね。物の本質を見抜いている。「めんどくさいこと、些細なことを乗り越えて、それでもこの人とって思えた人たちだけが奇跡の山、"恋愛"に登頂できる」これはもはや説得力の兄貴ですわ。今年に入ってわりとすぐに婚活とか恋活とかなんかそういうの全部やめてシングルをエンジョイしてる私を弟子にしてください兄貴〜〜〜〜。

この流れで小宮山のもかちゃん、パパとママと山を描くの巻。なんだこのカット割り。将来もかちゃんは大物になりそうですよね。そして中学受験を控えたゆかちゃんの夏期講習の金額を見てゾッとする小宮山妻。中高一貫狙い。これな……私はNバッグのところに小3からガンガン通ってましたが、それくらいしてたんだろうな……あの夏期講習……近隣の校舎に飛ばされたりするやつまだやってんのかな……。それにしても我が家は教育への投資を惜しまない家庭で大変ありがたかった。今なら分かるありがたみ。しかしそれなりに投資してもらったわりに、この出来上がりのクオリティとパフォーマンスが悪くてマジの申し訳なさあるよね……年を追うごとに……。

すると塾から連絡があり、ゆかちゃんが塾をサボっているらしいとのこと。「エッ塾の前まで送り届けましたけど!?」と狼狽える小宮山妻。完全に台風を巻き起こす時の顔。やっぱり真飛さんってすごい。表現力。とても高貴で高尚な顔芸。顔芸っていうとなんか一気に面白いやつみたいな感じになっちゃうけど、真飛さんはそうじゃない。とても高貴なお顔の芸。とにかく焦る小宮山妻、もかちゃんを奈々に預けて急遽塾へ。ここのもかちゃんの演技力。母のスカートを掴むところすごいな〜と思いながら見てました。一方その頃、番組のオーディションを受けるゆかちゃん。怪我したメンバーのアンダーとしてキレッキレに踊り、メンバーの子の父に送り届けてもらったところでOMG。小宮山妻がいる。これは怖いぞ……。そしてもかちゃんの子守りをする五十嵐家。とてもドタバタ。そして深キョンはかわいい。ここではチャイルドヒーリングタイム。家ではゆかちゃんを問い詰める小宮山妻。萎縮するゆかちゃんに、帰宅してきた小宮山夫の果敢なフォロー。果敢だわ。結果、ゆかちゃんにも外出禁止令が。なかなかハードやな。遊び疲れたもかちゃんを小宮山妻が引き取りにいき、五十嵐家は普段通りの二人。と思ったら、タイトルバック直前の松ケンの赤褌で笑った。突然の遊び心。って、タイトルバックに亮司の息子が加わっているーー!!そこはかとなくサブカルな雰囲気の息子。ちなみに演じてるのはレプロの和田庵くんです。

 

リビングに追い出される小宮山夫……。何やら過去に誘拐っぽいことがあったっぽいですよね。それっぽい、それっぽい。だからやけに警戒してたのか。小宮山夫は「受験は、ゆかの意志なのか?」と問います。妻は「ゆかはまだ小学生なの。まだまだ親の助言が必要な年齢で、ここで受験しておけば高校受験、大学受験で苦労しなくて済むの。あの子の将来を考えれば、中学受験が最善の策なのよ」夫は「10歳の子供にも意志はあると思うけどね」と返す。

ここ、私は妻の意見がすごくよく分かる派なんだよな。自分が中学受験を経験してるせいだと思うんですけど。完全に私に限った話ですが、中学受験はやってよかったなと心から思っています。現に高校受験はしなくて済んで、大学受験に集中できた。小学生のときの私は何か打ち込めるものは無く、かと言って勉強もやりたくなかった。無理矢理、ただ母親に言われるがままに塾に通って平日はほぼ毎日夜まで授業、休日もテストで遊びに行けない。毎週テストのたびに偏差値が出るし、成績のクラス分けで一喜一憂させられる。夜は疲れて寝るだけ。文にするとつまんない小学校生活だったなと思うけど、今はその境遇に耐えるだけの価値があった。中学受験したことで得るものはめちゃくちゃたくさんあります。それは知識だけじゃなくて、度胸だったり精神的な面でも。高校、大学、社会に出た今に至るまで息づいています。

もちろん子供の意志を尊重することは何よりも大事だけど、子供を育てることってただ尊重するだけで上手くものでもない。私は最近、親は子供に対して人生の中にある選択肢の存在をより多く気付かせることが役目なんじゃないかなって思っていて、そう考えると親の勧めによって中学受験をさせるのは大いにアリなのよ。アリ寄りのアリ。その時に打ち込めるものがないのならば尚更ね。でも、ゆかちゃんはダンスがな……ダンスも極めさせてやりたいよな……。だから小宮山夫の気持ちもめちゃくちゃ分かる。学生時代に打ち込めることがあるのはいいよね。私も大して打ち込まなかったから、部活に燃える学生を見ると羨ましいなと思います。でも私は学校が終われば色々なオタクとして、色々と打ち込んでいた思い出が蘇ります。情熱持って打ち込めるならなんだっていいんだわ。とりあえずゆかちゃんの受験上手くいくことを祈るね。

 

そしてBASEのターン。ヒリヒリした留美が登場。早々につらいモードよ。朔がどうぞ、と椅子を指しますがスルーして奥に座る留美。あーっ怖い!!!そしてこのタイミングでマスターが買い物へ。そして白をグラスで頂く留美。おもむろに封筒を差し出し、朔に探偵事務所からの報告書を見せます。そこには「調査対象者:青木朔」の文字。住んでるところ、勤めている場所、体型まで映ってましたけど……はーーー!!!めっちゃ怖い!!!!

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留美「世間知らずのお坊ちゃんかと思ったけど、結構複雑な生い立ちしてるのね」

朔「俺が広瀬渉の甥かどうか確かめるためにこんなことを?」

留美「甥じゃないことは最初からわかってた。だって彼一人っ子だもん」

私は思わずテレビの前で頭を抱えたね。そりゃ知ってるよな。結婚を考えるほどの相手の家族構成、知ってる知ってる。改めて一人っ子の甥って何者だよって。もうわたるん………そういうところなんだぞ………自覚がないんだろうけど……マジで……。そして朔は留美になぜあんな貼り紙をしたか、と問います。

留美「彼って真面目で完璧主義でしょ?隙がないようで結構脇が甘いのよね。私はそういうところも好きだけど」あーーーほらーーー!!わたるんそういうところだって毎回言ってるじゃんーーー!!!もーーー!!「そういうところに漬け込む人が許せないの」ここから事態が急変しますので、一回深呼吸しとこ。とりあえず吐いてから吸お。

留美「施設育ちなんて苦労したでしょ」

朔「施設には俺より悲惨な奴がいっぱいいたので。親の顔知らないだけ、俺はまだマシだと思いましたよ」施設育ちで、親の顔を知らない………あーだから愛に飢えてるのか……すごく納得した……。

留美「でも学校は中学までしか出てないし、10代の間は食べられなくて、いろんな男性の家を転々としてたのよね」すると、朔は食い気味に「知ってますよ、彼は全部」と言います。

ここはね……私は渉は朔の過去を知らないと踏んでます。渉に聞かれてないから話してないんだと思うの。朔は聞かれたら答えると言っていたので、多分聞かれてないから何も言っていない……と、思う。難しい。これまで苦労して色んなこと経験してきた朔は、臆病な小心者でプライドが高くて真面目で完璧主義なのに脇が甘い、そんな世間知らずなところもある渉をどう言う気持ちで見てきたのか。

なんか、二人が出会った時、朔の中では恋は始まってなかったような気がしてきました。きっと朔は元カレに捨てられた後、明日を生きるために次の男を探していた。ちょうどその時に渉と出会って、関わっていくうちにだんだん好きになったんじゃないかな。例えば、出会ったその日にすぐ寝ないとか「こういうことはやっぱり付き合ってからじゃないと」「君は若いんだから、自分の体大事にしなきゃ」とか、なんかそういう渉のやけに真面目で誠実な感じが新鮮だったりして。それに渉は朔が愛を注いだらそのまま受け止めてくれるし、何もしなくてもちゃんと自分を愛してくれる。まるで無償の愛。だから朔は渉のそばにいるようになった。朔が一番欲しいのは愛情であり、無償の愛といえば家族。1話の養子縁組の話もここでちょっと繋がりそう。これは全部妄想です。

留美「じゃあ、広瀬くんの家に転がり込んだ理由も話した?」はっと黙る朔。留美は高圧的に「あなたは彼にふさわしくない。将来の邪魔になるようなことはしないで」と言って店を出ます。いや、待って。この急な盛り込み方おかしくない??5話でこの盛り込み??と思ったんですけど、1話で朔が渉の家に初めて来た時に朔の荷物がめちゃくちゃ少なかったじゃないですか。まさかの家具付きレオパレス?とか呑気に思ってたんだけど、そういうことだったか………そうかあ……渉の家に来た理由があるのか……。将来の邪魔ってことは、なんとなく施設が関係ある?あとは何だろう。将来の邪魔って何だろうな。そもそも施設育ちの子と付き合うこと自体が将来の邪魔って捉え方もありそう。……何このつまらない推理?

朔が家に帰ると、独立のために忙しく準備をする渉。そしてライトな感じの「おかえり」。今回も眞島秀和の最高の仕事が始まっております。朔は渉に「手伝おうか?なんかない?俺にできそうなこと」と言う。バックグラウンド聞いた後のせいで際立つ健気さ。渉は「フォトショップ使える?」とか「じゃあエクセルは?」と聞く。朔はフォトショもエクセルも知りません。このタイミングでめちゃくちゃ痛いところをつくよね。

これはただの余談ですが、親の所得格差は子供の学歴に影響し、最終的には子供の所得にまで影響が出ると言われています。何だかんだで学歴社会も薄れたとは言いつつ、結局は無くならないと思うのよね。だって募集要項に大卒以上って書かれてたら、中卒と高卒は選考すらしてくれない。それってガンガン学歴フィルターかけてきてるって話じゃない??親の所得は子供が育つ環境と密接に関係しているし、なかなかその格差から逃れられない。唯一そこから逃れる手立てとしては、とにかく勉強すること。やっぱ勉強はできるうちにしておいた方がいいなと大人になってから強く思うもんね。一応、義務教育として学びの機会はどんなところにも平等にあるわけだから。北野武菊次郎とさき深キョンが出てた下剋上受験とか見てると、勉強ひとつで境遇や人生も変えられる……って、なんか私、変なセミナーとか宗教の人みたいになってません?情緒が不安定。

ハイ、話を急激に戻しまして、渉は朔に「いいよ、気持ちだけで十分。ありがとね」と言って笑うのです。そういう渉の優しい言葉が、朔と渉の差をありありと見せられているようですっごい切なかった。ああ、眞島秀和の最高の仕事。朔は階段を登り、渉の見えない壁にもたれかかって遠くを見る。しんどい……ここまでで非常にカロリーが高い……ご飯をバターで炒めてラードのせてごま油かけてるくらいカロリーが高い……。

 

トイレから出てきて落ち込む奈々。電話が鳴る。琴音が破水したと連絡があり、急いで駆けつける奈々。琴音は緊急の帝王切開で、奈々が立ち会うことに。不安そうな琴の手を握る。

そこで大器が奈々からのメッセージを見ます。「赤ちゃん、できてなかった」……この時の大器の気持ちよ。自分にはまだできなかったのに、赤ちゃんが生まれるところに立ち会うのってどんな気持ちなんだろう。それでも感動するんだろうか。するかな。人から人が生まれて、小さい体でこの世に生きていくんだなと思ったらやっぱり感動するか。色々考えちゃうかもしれないけど、結局は感動しちゃう。

琴音に語りかける奈々の話を、扉を隔てて聞いてた高畑淳子がすごかった。表情も、声のトーンも、すごい空気を作る女優さんですよね。高畑淳子のプロフェッショナルな仕事。その後の知らないフリしてくんない?って言う松ケンの顔もよかった。すごく複雑な感情が見えて。

 

ラストスパートの川村家。最後の荷物を持ったちひろと亮司がパッと向き合ってキスしてベッドに雪崩れ込みます。いきなりのスピード感パネエ。ていうかこれ副音声が平山さんとメアリージュンだったんでしょ??まーーーとんでもないことやらせますね、フジテレビさんは。改めて自分たちでラブシーン見せるなんて、とんだアブノーマルなプレイじゃないの?ええ?と思ったら、突然の息子の来襲。ハロー、サブカルボーイ。口紅ベッタベタの亮司に絶句。下着姿のちひろにも絶句。アダルティな二人に放り込まれるサブカルボーイの行く末はいかに………ということでまた次回。

 

いやー、抜群にハイカロリーな5話。こんなにハイカロリーな流れは久しぶりすぎて、普通に死にそうだったわ。今日も一日生きた心地がしなかったもんね。色んなことを考えすぎて。正直、ここまでで一番ドラマチックな展開を持ってるのって朔じゃないですか。マジでうっかりメインの深キョンが霞みそうになってた。深キョンが霞むことなんて滅多にないからな。とんでもないことだよ。本当にこんな設定ならあと10話は必要なやつじゃん。これからの伏線回収を想像して勝手にゾッとしてます。

そして気づけば今回もここまでで余裕の9000字超えでした。先週から圧倒的まとめる力のなさが露呈しまくり。我ながらもっと簡潔にどうにかならないのかなと思ってはいます。まあ思ってるだけで、何をするってことはないんですけど。そして何と言っても意識が散漫ね。一つの話について書きながら、頭ではもう全然違うこと考えてるっていう。どこで韻を踏めるかなとか。もっと落ち着いた考え方をしたいものですわ。

……と言うわけで、今回も長々とお付き合いいただきありがとうございました!次回も山場が目白押し。みなさま生きてお会いしましょう。

来週まで生きて、生き抜き、生きねばならぬ。

「隣の家族は青く見える」第4話における超個人的考察

隣の家族は青く見える、どうやら視聴率が悪いらしい。

えーー嘘だあ。こんなにも木曜日を待ちわびて死ぬ気で滑り込んでリアタイ視聴し、オンデマンド配信の再生回数を死ぬほど回してる私を差し置いて一体どこで測ってんの、その視聴率???という事でザッと調べましたら、2年交代するモニター世帯というものがあり専用の機械から得られるデータとかで調査してるんだとか…?2012年からやっと始まったタイムシフト(録画)視聴率は関東一都六県300世帯を対象に行っている……?チャンネルが3局以内地方では日記式のアンケートで視聴率を測ってるらしい……って……これは都市伝説の話ですか……2018年現在におけるマジモンのガチバナですか……?やだーーもう私ってものすごい無知じゃんーーー。

こちとら、どこにも影響力のない偏った江戸っ子なオタクが書き散らかす系ブログだから、マジ正直に言うね。てやんでえ。何だ、そのザックリした浅い調査は。そんな調査だけで割り出した視聴率で番組の良し悪し判断して打ち切りだなんだって?はあ〜〜衝撃。特に年に数回の日記式のアンケートなんか最悪じゃない?見てたテレビ番組なんかいちいち覚えてなくない?それ、よっぽどのテレビ好きをちゃんと選んでやってますか????そんなことやるくらいならオンデマンド配信の接続回線数の合計から番組別に回数カウントして算出とかしたほうが、テレビ局が一番欲しいはずの"経済を動かす力のある年齢層の視聴率"と言う点でリアルじゃないですか??ビデオリサーチさん、そこんとこどう思う??過去日テレの視聴率買収に関与してたらしいビデオリサーチさん、そこんとこどう思いますか???

……すいません。どうせ誰も見てないだろうと思って私の分際でビデオリサーチさんに圧をかけてしまいました。謹んでお詫び。でも、テレビのリアルタイム視聴率を気にする時代なんて終わりつつあるじゃないですか。こんな風に毎週ブログを書けるくらいの熱がない限り、リアルタイムでテレビ番組を視聴することにそこまでの意義がない世代。だからどうか視聴率が奮わないからといって打ち切りだとか余計なことは考えずに最後まで普通に放送してほしい。気を衒わずに。企画、予定通りに頼みます。でも欲を言えばゴールデンウィークあたりにスペシャルとかあったら嬉しいです。

 

 我ながら前置きがダルめだったのでサクサクと4話MK(妄想考察)をやりまーす。が、しかし内容と性癖があまりにも盛り込まれすぎて消化不良気味なので文章が激長です。恐怖の9000字越え。暇を持て余した神々も最後まで読めるかどうか分からないくらいの長さ。だからもう自分で最後まで読み返せないし誤字とかそういうのも確認できないのでふわーっとぼんやり読んでいただけますと幸いです。他人に甘く、自分にはもっと甘くの精神が大事。

まぁこれだけ書いておいてなんですが、百聞は一見にしかずですからFODのリンクも貼っときます。http://fod-sp.fujitv.co.jp/s/genre/drama/ser4d83/

今のところフジ制作部に圧倒的感謝してるけど副音声をやるならやるで二週間くらいは前もって言って欲しいね。金曜日に有休を取りたい。

 

今回は奈々が医師から人工授精を勧められるところから始まります。そして大器の母親が家に遊びにやってくるシーン。やはり名・母親プレイヤーである高畑淳子。声のトーンから何から母親やってる高畑淳子がすっごい好き。副音声でも言ってたけど元気貰えるよね。母親やらせたら右に出るものいないレベルです。セリフ回しが早口気味なところとか、頭の回転の早さを感じる。

 

完全に油断してたら、朔と渉のターン来たる。料理をする渉と近づいて見ている朔。渉の「危ないから離れて」って言い方が想定よりも激甘だったのでご注目ください。開始早々にして眞島秀和による最高の仕事。そして朔が料理をする渉にぴったりくっついて「わたるんの料理大好きだけど、たまには外食もしたいなあ」渉は「ああ、そうだねえ」と甘い返事をします。早々に切なさもマックスよ。なんかいつもエンジンかかるの早いよね。息が整わない。渉が周りの目を気にして1年も二人で外食を避けていたと思うと何とも。渉は凝り性で料理してるの楽しそうだから全く苦であることはなさそうですけど、なんだかんだで閉塞感があるよね。あ、ちなみにわたるんは料理するときちゃんとエプロンを付ける派でした。やはり繊細な仕事するわ。

すると、朔が留美ネエについて「会社の彼女はいつまで騙しておく気?」と鋭く切り込みます。留美ネエのことを聞くときに「あの、長谷川さんだっけ」って名前を間違えるんだけど、そもそも留美ネエの名前なんて覚える気がまるで無いところがいいですね。それか、名前ちゃんと覚えてるけどわざと間違えてる説。個人的に後者だったらめっちゃグッとくるな……なんかこの……意思表示してる感じが……私の語彙では言い得ないけど……。渉は「は、せ、べ」とご丁寧に訂正して「人聞きの悪いこと言うなよ」と後ろめたさ満載の声で言います。わたるんはモテモテ。「彼女はただの同僚」と言う時に、今回も出ました。眞島秀和の最高の仕事。朔はそんな渉に対して「女性の好意を利用して、自分のセクシャリティをカモフラージュするなんて最低の人間のすることだよ」と今の渉の姿勢を真っ向から否定します。ここは敢えて言い切りますが、このセリフは朔が抱く渉への深い愛です。だってそんなこと、本当に本気で愛している人じゃないと言ってくれないでしょ。朔はとても純粋に、渉には自分を偽って生きて欲しくないと思っている。だからこそ渉との衝突や誤解を恐れず、渉だったらちゃんと自分の真意が伝わると思ってストレートに強い言葉で言っているんじゃないか。ものすごく重要であり大事な言葉なんですよね。どれだけ渉に対して愛が深いのかよく分かるセリフ。

渉は留美ネエの好意に気付いたのはつい最近のことなんだとは言いながら、「でも、そうだなあ、俺は最低だ」と噛みしめるように呟く。……これよ。これだからめちゃくちゃうまくいってんのよ、このカップルは。相手の言葉をまっすぐに受け取ることができるから、相手が伝えたい気持ちがちゃんと伝わっているという図式。これはもう奇跡に近いと思うね。実際はこんなの滅多にありえないっすよ。誰しも一度くらい経験してると思うんだけど、人間関係で不安になったり卑屈になって言葉の裏を読んでみたりするじゃないですか。そうは言っても本当はどう思ってるんだろうとか色々。朔と渉にはそれがないんです。美しすぎるだろ。

そして、その様子をみた朔は「落ち込んでる暇があるんだったら、さっさとやめるんだね」と言いながらグラスに入ったビールを渡す。いやもう、愛が深すぎて2018。朔は渉がいくら最低でも突き放すこともしないし見放したりもしない。ここまで人を愛するのって、やっぱり朔は今まで愛に飢えていたからではないかとも思います。どうなんだろう。そこ明らかになりますかね??

そんな感じで達観した朔に対し、渉は「自分がゲイだってことに悩んだことないの?」と問います。朔は至って平然と「無いわけないじゃん」と言う。早くも達観したセリフの影に色んなバックグラウンドが見えてまいりました。ここも激アツの予感。

「隠したことはないよ。自分から言う事はないけど、聞かれたらそうだって答えてきた。おかげで小さいころはよくからかわれたけどね」と言う朔に、渉は「からかわれた?差別されたの間違いだろ」と切なげに言う。ここのセリフも重要。渉は「ゲイであること」は「差別されること」だという認識があることが判明。しかし、朔は「差別じゃないよ。小さい時は自分と違うものを排除しようとするでしょ?それって当たり前なんだよ。自分と他人が違うっていう認識ができてないんだから。だから、差別じゃなくて区別」と話します。これは真理。あくまでも区別すること自体は悪いことではないと思う。ただし、その自分と他人の違いを理解しようとしないことは問題です。過去を思い返してみると、和を乱さないこと、一様にはみ出ないようにすることが最優先だという教育がなされているような気がするもんね。それを協調性と言うんだと思うんですけど。まあ社会で生きる上では協調性も大切です。何事も偏らない方がいいです。例えば私のように。養われなすぎたなって今更感じるよね。マジ人と足並みを揃えられない。

話戻しまーす。朔の「ゲイとして生きやすい世の中なのかっていうと、微妙だよね」「世の中のほとんどの人が、ゲイっていう存在を自分たちとは全く関係ないファンタジーか何かだと思ってる」っていうセリフは興味深かったな。ふと考えてみたけど、ゲイが生きやすい世の中ってゲイ以外の人も生きやすい世の中であるはずですよね。今まで肩身が狭かったマイノリティが生きやすくなるんだとしたら、マジョリティにとっても生きやすい世の中なんじゃないか。まあ、そもそもゲイにとって生きやすいって何なんだって話になるけど……これがまた人それぞれ難しくてそう簡単にいく話じゃないんですけど……。

それから「たった一度の人生なのに、自分を偽るのは虚しくない?」と渉に言います。それな。でもみんながみんなそうだとも限らないんだな、これが。

それから渉は自分の家庭環境について話し始めます。両親は教師であり、常識と古い価値観に縛られていること。だから親が生きている間はカミングアウトしないことが親孝行。学校、会社、今まで必死にカモフラージュしてきたこと。その生き方を今更変えられないということ。分かる。分かるわあ。それは確かに急には無理よ。何十年とその生き方続けてきてるんだもの。渉にはひとつだけしか選択肢が無くて、ずっと隠して生きていくことしかなかったんだと思うわけ。両親の気持ち考えたらそうなるよなあ。教師の子供だったら尚更、何においてもスタンダードでイレギュラーことがあってはいけない。どうしたって模範的な子供でいることを求められるようになる。それは教師としての信頼を維持するためには仕方ないことかもしれないですね。あー生きるって大変。

そこで朔は「じゃあ俺のことは?このままコソコソ生きて、外食すら堂々とできない関係でいろっていうの?」と、ど真ん中ストレート豪速球が。しかしまあ今回の朔はとにかくすごい核心を突いてくよね。二人の信頼関係の深さをガンガン見せつけてくる。渉は「……分かんないんだよ、どうしたらいいか。こんな風にちゃんと向き合って付き合ったことないから」は、はあーーーー。や、やっぱりそうでしたかーーーー。そんな感じは序盤からしてたけどーーーー。ちょっと一旦、ちゃんと向き合って付き合ったことがない=これまでカモフラージュでずっと女性と付き合っていた説を唱えてみます。今まで、というか朔に出会うまでは、本当に留美ネエみたいなただ話しやすい女性と付き合っていたという可能性。ただ一緒に食事とか行って遊ぶだけ。手は繋いでもキスはしないとかそういう感じだったのかな……手を出してこないことに不審がられたらすぐ別れるを繰り返す青春時代。大学あたりから男の人ともこっそり遊ぶようになったとかそういう………。

まあ何にせよ、こうして渉が素直に言えるようになったのは、間違いなく朔の影響。朔が渉の世界の入り口を広げている。そしてどんな言葉も気持ちもちゃんと受け止めてくれるから、朔にだけは素直でいられるわけじゃないですか。えっ……とんでもなくいいカップル……と思ったら朔が「なにそれ、超嬉しいんですけど!」って言って抱き付いてた。君、やっぱり若いよね。その感情の表現とても若いわ。若いけど、自分の気持ちがちゃんと伝わっていて自分が向き合って付き合った初めての相手だって知ったら飛びつくほどうれしいのも納得。これからもその調子でいこう。

さて、なんと1話からここまで完全に眞島秀和が最高の仕事しかしてないんですけど、このままのクオリティで最高の仕事だけをしていくんでしょうか。していくんでしょうね。あと眞島秀和って年を取るごとに顔が良くなってません??大魔神カノンより全然良くなってる。長谷川博己に続いて朝ドラとかテレ朝の帯ドラとかに出演しますように。

 

続いて、鬼のようにスタイリッシュな川村さん宅では荷物をまとめるちひろ。ショック受けて言葉を失う亮司。早く子供用の家具とか用意しなよ?と完全な強がりージュン。気丈に振る舞う強がりージュン…マジ切なさ……亮司は変な思いやりをせずに男気を見せなはれ……。

それから奈々と大器。五十嵐マザーからの子宝グッズに辟易する大器。この量の期待値マジでパネエもんな。そして奈々は自分の母には不妊治療を打ち明けることにします。ここで人工授精の話に。人工授精は自然妊娠に近いものとはいえ、第三者の手が加わることに抵抗があるという大器。分かる分かる。人工って言われると、仰々しいサイエンス的な想像をしちゃうんだよね。理化学研究所みたいな。とりあえず保留にしてゆっくり考えることに。

すると小宮山妻が娘と共に誕生日パーリーの招待状を渡しにやってくる。共有スペースでバチバチのケンカしてしまったので気まずいから仲直りがてらパーリーしませんか?つって。すでに波乱の予感しかしない件。完全に台風の目。

からの、奈々の母が来訪。奈々のダイビングシーンを見て副音声の眞島さんがすごいな〜〜泳ぎうまいよね〜〜って言ってました。

奈々が不妊治療始めたと打ち明けると、母にはそこまでする必要がどこにあるか?と言われる。子供は自然に任せるもの。自然が一番。人工授精の次は体外受精な、子供が授かったところで体外受精で授かったと人に言えるの?という意見。ちょっと待って。まず体外受精で授かったって言う機会ってあるかな…?なくないっすか…?それで子供がいじめられたらなんて、だから言う機会がなくない?友達同士でアタシ、体外受精なの!って流れはまず来なくない??て言うか、私が思うのは方法はどうあれ、産まれたらこっちのもんでしょ。後に大器と妹との会話で出てきますけど、自然妊娠でも人工授精でも体外受精でも、自然分娩でも帝王切開でも、母子ともに健康で無事に赤ちゃんが産まれてくれたらそれが一番よ。妊娠や出産の方法で母親と子供の優劣が決まるわけないんだからさ。肝心なのは生まれてからどう育てるかってことだと思うのよ。人それぞれのやり方がある。

 

続きまして、わたるん、留美ネエとシャレオツディナーに行くの巻。こういう所にも朔を連れてってあげてほしいですわ……喜びますから……。これ朔には内緒のやつかな。それともガツンと言ってくるから!っていったやつかな。とりあえずグイグイ行ってみる留美ネエ。「舌が肥えてる人と結婚するの大変そう」とか「今度私の手料理食べてみる?」とか。肉じゃがとロールキャベツは婚活で鉄板と言われたメニューです。そこで渉は朔に背中を押されてついに留美ネエに告げるわけです。「もしも俺との未来に何らかの期待してくれているなら、それはないと思ってほしい。嫌いとかそういうことじゃなくて、結婚とか誰ともする気ないんだよ」い、言ったーーー。これはもう、渉にとってすっごく勇気のいることだっただろうなと思うの。これは紛れもなく愛の力ですよ。朔の。すると、留美ネエは「一人が楽だし、今更誰かと暮らすのってかなり勇気がいるもんね」と言います。それを曖昧に肯定する渉。まぁ…確かに勇気いったな…つって。朔と付き合ってから勇気フル稼働してますよね。頑張れわたるん。

 

そしてまもなく事件発生。家の前にヤバい貼り紙が貼られる。誕生日パーリーのための買い出し後図書館寄ってチャリで帰宅して貼り紙を発見する奈々。ゲイカップルの家、建築士広瀬渉は同性愛者。あーひどい!!!!なんてことするんだろ!!!ゲイで何の問題があるかって……憤る奈々が貼り紙を回収していると、中から小宮山妻「先生に限って同性愛者なんてことないわよねえ?!」黙る奈々。「もしかして…事実なの?!奈々さん、知ってたのね……信じられない……!!」すごい。漫画の集中線が見える。真飛さんの表情いいな。

広瀬宅にて五十嵐夫婦。「朔から聞いてるんですよね……」わたるんがマジお疲れ。朔が「俺、五十嵐さんに広瀬渉の恋人って言っちゃった」って言って何となく一悶着あった感。

渉は朔がオープンであること、自分がクローゼットであることを改めて告げて「朔と暮らし始めてから、気にしすぎているだけじゃないかって思い始めていたんです。でも、今日で一瞬で現実に引き戻されました」悲しい。本当に悲しいことです。こんな現実ならやってらんないっすよ。奈々は、知らないから怖い。知ってしまえばなんてことないのに、知らないから敬遠するんだと言う。私も同意見。何にしたって知らないことほど怖いことないから。

それに対して渉は「でも本音を言えば、ほっといて欲しいんですよ。別に受け入れなくてもいいから、そっとしておいて欲しいんです」と切実に語る。これも真理。知ろうとすれば踏み込むことにもなってしまうし、受け入れようとすればどうしても対話が必要になってくる。だから、そうやって知ろうとすることも結局はノンケのエゴなんすかねえ。知ったことでどうこうしようって事ではなくても、踏み込むことを嫌がる人もいることは間違いないわけだから。やっぱりエゴなんだろうなあ。機会があれば当事者の方のご意見も伺いたく候。

そして渉の事務所にもあの貼り紙が。すっかりメンタルやられてるわたるん。家に帰ると、玄関には手書きの貼り紙。

心のやさしいゲイカップルの家です。

どなたでもおいでください。

おいしいつまみがございます。

ワインも冷えてございます。  

これ、どっかで聞いたようなリズムだなと思ってツイッターで見たら泣いた赤鬼だった。鬼をゲイに置き換えて泣いた赤鬼のストーリーを読むとめちゃくちゃな悲しさなのでオススメしません……ちなみに赤鬼は渉で、青鬼は朔に置き換えるとより一層悲しいので本当にオススメしません。本当に。そして、この貼り紙を貼ったのは朔でした。どういうつもりだと怒る渉に「攻撃は最大の防御って言うでしょ?わかったらもう一回貼ってきて」と渡すわけ。すると、渉は一度感情を押し殺して「俺は、静かに暮らしたい」と言うのです。この時の朔の気持ちを思うと死にそうになる。

朔「じゃあ、どうしてこんな家で暮らしてるの?誰にも知られたくないなら山にでもこもってひっそり暮らせばいいじゃん。なんでこんな近所づきあいしなきゃいけない家買ったんだよ」

渉「そんなことしたら、本当に自分だけの世界に閉じこもってしまう気がしてさあ……会社から独立しなかったのも同じだよ。世間にバレたくないからこそ、世間と繋がってなきゃと思ってた。矛盾してるけど、それが俺なりのバランスの取り方だったんだよ」

あ〜〜真理〜〜また真理だわ〜〜。ただ自分だけの世界に閉じこもっていた方が楽に決まってるけど、でもそんなんじゃダメだと思うんですよ。だから私はブログやらSNSでそっと世間と繋がっていようとしてるところがある。ひとりっ子の特性かな。

すると朔は「俺が押しかけてきたせいで、そのバランスが崩れはじめたわけだ。俺たち、出会わなきゃよかったね」こういう展開だったら、誰が悪かったとか自分や相手を責めたりすることが多いのに、朔は「出会ったこと」を責めている。どちらが悪いのではなくて、出会いさえしなければよかったって言うんですよ。愛だわ。とんでもない愛。

そして、ただ出会っただけで好きになるとは限らない。でも出会った時点で好きになってしまう相手だったわけでしょ?これすごい告白じゃない?まあ妄想なんですけど。

すっかり心が傷付いてベッドに横たわる朔。渉はそんな朔にぴったり寄り添って「今更出会ってなかったことになんかできないよ。したくない」って言うわけです。したくない。それは、つまり、朔に出会えてよかったっていう……。

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あーーー!!!!!だからわたるん!!!!そういうとこ!!!!そういうところがさあ!!!!!!!!眞島秀和の最高の仕事!!!!!

情緒不安定ですいません。いやもう、なんだろうね。朔は自分の生き方に揺るぎなく誇りを持ってるんですよ。どんな自分でも自分を偽らない生き方に。隣で自分をひた隠しにしながら息苦しそうに見える渉を助けてあげたいって思うところがありそう。でも、そのせいで渉が苦しむことになったと思ったらつらい。どっちの生き方も正解であり、どっちも不正解でもあるな。つらい……まあ妄想なんですけど。でも結局、どんな状況下になろうとも、二人は出会えてよかったんだよね。それならいいです。

 

そして、誕生日パーリーが中止され会議が開かれます。小宮山妻は渉が嘘をついていたと責め立て、これは詐欺だとまで言います。しかしちひろが結婚してない同棲カップルなんて私たちと一緒じゃん!と言います。小宮山妻はあなたたちは普通のカップルだけど、渉たちは違うと主張。大器は「普通とか普通じゃないとか、そういうのやめません?」となんか食べながら言う。心底いい旦那だな。嫁ぎたいわ。ゲイカップルなんて子供の教育上良くない!と言えば、渉は迷惑にならない形を考えると言って謝るのです。早急に対処してくれと言った小宮山妻にちひろが「対処って何?出てけってこと?」と噛み付く。心底いい女。嫁にしたいわ。

奈々は「みんな同じ人間なのに、堂々と暮らせる人とそうでない人がいるなんておかしいです。人は誰だって、自分が望む幸せを手に入れようとする権利があるはずです。」

は〜〜奈々はまっすぐだな〜〜深キョンかわいいな〜〜あ、今週ヒーリングタイムなかったな〜〜って思ってたら朔が大器にハグ。なんだ?!?と思ったらわたるんが一番ビックリしてたわ。経緯としては感動して奈々の代わりに大器を抱きしめたんですが、副音声で眞島さんが嫉妬ですよ、嫉妬!って言ってたの笑った。渉は「ややこしいよ!説明しないとわかんないことすんなよ……」って……もう嫉妬と焦りがすごいバレバレ……だからもうわたるんったら……そういうとこだぞ………。

朔が「説明すれば分かることなんだからいいじゃない」って言うのがまた最高のセリフ。説明すれば分かること。そう!!!全部説明すれば分かることなのよ!!!真理!!

 

なんかここの住人のこと好きになってきちゃった」なんていうちひろに、亮司が「ここにいるか?」って言った後に取ってつけたように俺が出て行くとかいうの本当やめてほしいよね〜〜!!普通に一緒にいたいって言ってよ〜〜!!

この後の奈々と母の超絶感動タイム、大器と義母の超絶感動タイムはもう私の頭のキャパに余裕がありませんので割愛します。でも絶対に見てほしい。マジでFODですぐ見てほしい。母親がいること、母親になること、そして夫婦が幸せになろうとすることについてとてもいいシーンなので絶対に見てほしい。だからもう一回リンクを貼ります。

http://fod-sp.fujitv.co.jp/s/genre/drama/ser4d83/

松ケンも最高の仕事してる。

 

今回は核心をつく真理が多発した回で、見るのもかなり体力を使った。これで副音声やられたら金曜日を棒に振ること必至ですわ。マジで何やったかを覚えてないもんね。それくらいにいい回でした。切ないけど、それぞれが幸せになろうとする姿を描いていってくれると信じてまた次回。

ちなみに、ここまでで何と9000字を余裕越えです。パネエ。もし最後までお読みいただいた方がいらっしゃいましたら大変恐縮です。暇つぶしにでもなったらとても幸い。ありがとうございます。圧倒的感謝。

「隣の家族は青く見える」第3話における超個人的な考察と今の社会を生きることについて

私、実は松ケンと同じ誕生日なんですけど、家に帰れば小雪が嫁でドラマでは深キョンが嫁ってとんだ勝ち組ですよね。おんなじ誕生日でこんなに違うことある???

あるか。誕生日なんて別に関係ないな。いつ生まれたかより取り巻く環境が全てだわ。でも羨ましい。私だって家に帰れば長谷川博己が旦那でドラマでは佐々木蔵之介が旦那とかいう人生送ってみたい。……いや、やっぱり旦那よりテレビに両手合わせるくらいの距離感がいいな。疲れそう。ちなみにあの必殺技みたいな名前の志尊淳とプロゴリラ芸人原西さんも同じ誕生日です。どんな振り幅。

 

さて、朔と渉のうっかりキスシーン見られちゃった!またぎでやってきた第3話。

朔があっ、やっべ、見られちゃった♡みたいな反応してるんですけど、渉が死ぬほど焦って「ち、違うんです!いや、あ、あくまでも親戚間のスキンシップで」などぶっ飛んだ言い訳を口走る。これは、あかん…あかんやつや…わたるん、それ以上喋ったらあかん……超墓穴掘ってる……。

その一方で、朔は落ち着いてるように見えて頭フル回転させてる感じがすごい。渉の言い訳に対して冷静に「なにそれ、かえって気持ち悪いよ」と言う朔。それな。親戚でこんなエロいスキンシップしないからね。倫理倫理。ていうか君、なんかちょっと喜んでない???そして奈々は「あの、大丈夫です」と言って去る。そう言うしかないですよね。渉は「何が……?何が大丈夫なの?ねえ!何が大丈夫なんだよお!」と朔の腕を掴む。朔は「うま!これ美味しいよ?」とバーベキューの残りをつつきます。君、やっぱりちょっと喜んでるね?うっかり見られたのこっそり喜んでる????まあ、何と言っても私はわたるんがあまりにも可愛くて度肝抜かれてます。「ねえ!」って。やっぱり眞島秀和って最高の仕事しかしない。

家に帰った奈々は(はっ……なんだか……すごいものを見てしまった…)と呆然としてたんですけど、大器は「あの朔って子、ちょっと馴れ馴れしすぎない?妙にイケメンの。」と完全に敵視してる発言。旦那からの嫉妬がちょっと嬉しい奈々。大器が嫉妬する気持ち分かるよ。だって深キョン壮絶に可愛いもん。マジでこれだけ可愛いと油断も隙もないと思うわ。

 

翌日、奈々が鉢の植え替えをしていると、見計らったように朔が家から出てきます。今回もやってきました、ヒーリングタイム。圧倒的華。朔は「昨日のことなんだけど……俺と、彼はその……」と切り出して、奈々は「親戚じゃないのね」と理解を示します。「俺は別に隠してないんだけど、わたるんはさ…」「わたるんって呼んでるの?かわいい」そんな深キョンも可愛いです。そして私もそのセリフが言ってみたい。

「わたるんは世間では公表していない、いわゆるクローゼットなわけ」と奈々に説明。カミングアウト、アウティングっていう言葉はそれなりに知られていても、クローゼットっていうのは意外と浸透していない言葉なんだなと思いました。私のイメージとして、クローゼットは結構ネガティブな感じというか……ゲイである自分を受け入れられず、自分の殻に閉じこもってしまう人、といったニュアンスで認識していました。オープンなゲイからすると、クローゼットであることはすごく人生損してる!って思う方もいて。当然のことですが一口にゲイと言ってもすべてが一様というわけではないんですよね。

朔は「だから、昨日のことは誰にも話さないでほしいし、わたるんにはこの件について触れないでほしい」と奈々に言います。多様性を認めて受け入れるのってこういうこと。それは別としても、キスを見られてあんな我を忘れる焦り方するの見たら、かわいそうだと思うもんな……できるだけ穏やかに暮らさせて……。今回はちょっと真面目なヒーリングタイムの中、窓越しにガン見してる大器。分かる。分かるよ。だってこの二人並ぶと華がすごいからな。

帰宅する奈々に、大器が「年が離れてるとはいえ、男と女なんだからそれなりの節度を持って付き合うように」と父親か先生みたいなことを言ってたしなめる。旦那からの嫉妬に、にやけが止まらない奈々。もはや深キョンの可愛さが狂ってる。狂ってるぜ深キョン

 

続いて、渉が仕事から帰ってくるところ。小宮山妻とMバッグを背負った娘と遭遇。いや~~!!!これ私も似たようなの背負ってた~~~思い出してしんどい~~!!と妙な気分に。渉が「こんばんは。塾の帰り?」と娘に話しかけると、先に家に帰ってなさいと遠ざけます。すると小宮山妻は甥の朔はどれくらい家に置くつもりなのかと聞くわけ。いきなりすーーーっと目が鋭くなっちゃう渉。

「バレてる……」帰宅早々に疑心暗鬼モード。「明らかに様子が変だった…絶対にバレてる…!!」軽く絶望している渉に、朔はグラスを持ってささっと隣に座ります。慣れてる。「もしかして奈々ちゃんが言いふらしたとか思ってる?彼女はそんな人じゃないよ」と言います。朔の絶対的信頼に対し「そんなの分かんないでしょ。裏では偏見の塊かもしれない……」「はいはい、勝手にそう言ってれば」ああ慣れてる。あしらい方がとっても慣れてる~~~~。うわーどうしよう…!?ってなっちゃう渉に、はいはい、大丈夫大丈夫。落ち着いてっていうやり取りよくありそうだよね。

「ところで、甥の設定なんだけど。詳しくはどういう関係なの?」「えっ」「だから、わたるんのお姉ちゃんの子供なのか、お兄ちゃんの子供なのか、妹なのか弟なのか、詳しく教えてよ。小宮山さんとか聞いてきそうじゃん」「まずった」えっ。「えっ」えっ。「俺一人っ子だった!!」

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え、えーーーーっ。なんだってーーー。いや……だからさ……わたるん、そういうところだぞって言ってるじゃん……そういうところの真骨頂でちゃってたじゃん……。真骨頂のわたるんに対して「わたるんっ」って耳を触る朔。そういうところだぞ~つって。そして反応の良さ。はあ、そうですか。わたるんは耳ですか。耳がアレなんですね。承知いたしました。

 

そして波乱の展開の川村さん宅。亮司さんの元妻が逝去され、実家に息子が一人残されているという状況で、亮司さんは息子を引き取ろうと思っていると打ち明けます。しかしちひろは子供が欲しくないと思っている。私も頑なに子供は欲しくないと思っていた時期があったので、ちょっとちひろに共感できたりもします。今は普通に解放されましたけど。

「この家の名義も二人の名義だし、一緒にローン払っていこうって決めたよね?子どもなんかいらない。二人でしたいことして、死ぬまで一緒に生きていこうって言ったよね。あれは嘘?」と悲痛で切実なちひろのセリフは、なんかこう、いきなり繋いでた手を離されちゃったみたいな、命綱だと思ってつかんでたロープがいきなり外されちゃったみたいな感じですっごく切なくなりました。ここで亮司が「本当にすまない」と謝った時、これは明らかなすれ違いだと思いました。亮司が謝ったのはちひろとの約束や願いを叶えてあげられないと思ったからであって、ちひろと別れようとしてるわけじゃないのにって。亮司にはちひろと息子と3人で暮らしたいっていう気持ちがある。だけど、ちひろはそれを受け入れてくれないんじゃなかっていう申し訳なさや葛藤。すごく大事にしてるからこその謝罪だったと思うの。ただ不器用で伝わってないだけで……あーーどうだろう。これ、どういうことなんだろう亮司ーーーー!!!

 

自転車から降りて倒れる奈々。そこで偶然通りかかった朔が駆けつけます。いやはやタイミングまでいい男です。自宅まで送り届けるだけでなく、ベッドに寝かせてくれる優しさ。そして熱がないかどうかも気遣ってあげます。この瞬間に画面上の華が爆発したね。ヒーリングどころではない華やかさ……と思ったら大器さんご帰宅。ショックで落下するケーキ……飛び散る生クリーム……からの奈々と朔の間に猛突進。綺麗なダイブ。そしてパネエ反射神経でひょいひょい逃げる朔、割とあっさり捕まる。「ああぁあーーもおぉおーねえ~!」と奈々に助けを求める。必死に仲裁する奈々。全然収拾がつかない。「奈々ちゃん、もう言っちゃって!!」「ええっ、でも…!」「なーにを言うんだこのやろー!!!」大器が全然落ち着いてくれないので、朔は「俺、ゲイなんです!女の人に興味ないんです…広瀬渉の恋人なんです……。」言っちゃった。しかも広瀬渉の恋人まで言っちゃった。いや、まあ分かる……本当はずっと自分は渉の恋人なんだって言いたかったんだろうなって……甥じゃなくて恋人だって……きっと渉のために言わないように1年間たくさん気を付けて我慢してたけど、そりゃ言いたいよな……。

落ち着いた大器は朔と和解し、イケメンを敵視してしまった件について奈々が「私そんなに面食いじゃないからね?」「そっか……」「あっ、そういう意味じゃなくて」というやり取りを見て「も~ラブラブなんだからあ」とつつきます。せ、切ない!!!!朔もわたるんと人前でラブラブしたいよなあ!!!あー切な!!!!!あと、ちゃっかり一番最初にケーキ選んじゃう朔がすごくいいと思います。

大器と奈々が一緒にお風呂に入ってて「俺、ゲイの人と知り合ったの初めてだよ」「私も。知らないだけで結構いるのかもしれないね」っていうやり取り。これはすっごい良いシーンだと思った。普通にさらっと「知らないだけで結構いるのかもしれないね」って言える奈々。多様性を認めることって、こういうことから始まるじゃないですか。知らないから怖くて排除する、排除するために攻撃してやろうみたいな気持ちが無くなっていくためのはじめの一歩になる考え方だと思うわけよ。知らないことはこれから知っていけばいいだけですから。

 

続きまして、奈々とちひろのシーン。これもすっごい良かった。奈々が不妊治療をしていることをちひろに打ち明けるところがすごく自然だった。そしてちひろが亮司と別れることになったというところ。息子を引き取る亮司を責めることはできない。だけど、自分のことを少しも引き止めてくれなかったことがショックだったと吐露します。強がって「私はその程度の女だったってことだよ。そこまで愛されてなかったってことだよねえ」って言うの。つらいな。そこで奈々が私の気持ちをちょっとだけ代弁してくれました。深キョンありがとう。

 

大器が妊娠していなかったと落ち込んでしまう奈々を気遣い、山やら神社やらに連れて行ったりお好み焼き焼いたりビールを差し出して「いいじゃん、たまには。リセットして落ち込むのもわかるけど、気持ちも一回リセットしない?」って言うの。いい旦那。それで奈々が大器の妹の胎動に一人だけ喜んであげられなかった、自分が嫌な人間になっていってる気がする、と涙ながらに告白をする。ああ、泣かないで深キョン……と思いながら、言わないだけで誰もがそういう気持ちになったことがあるものだよなと思った。すると大器が普通のトーンで「いいところも悪いところもあるのが人間ですよ。喜べなくて当然だって。それで喜んでたらお人よし通り越してバカだよ」って。すると奈々は「だったらバカの方がいい」って言うの。大器は奈々を責めるわけでも咎めるわけでもなく、だからと言ってただ気持ちに同意したり共感するだけじゃない。

私はこういうのがドラマのいいところだと思っていて、誰しも抱えているはずだけど誰にも言えない気持ちを画面越しに役者が代弁する。それによって気持ちが楽になる人がいっぱいいると思うんですよ。そして展開の中で解決策を提示することもできる。こういう気持ちの捉え方もあるんじゃないかって。これすっごくいいドラマじゃん。なんだフジテレビ、見直したぞ。

そしてドラマの中では排卵誘発のクロミッドがあるよ、でもちょっと副作用的なこともあるかもよとか、体外受精じゃなくても不妊治療は助成金が出るよ、でも対象年齢が検査日から35歳未満だよ、とか不妊に関しての有益な情報提供があります。いやいや子供を持つのに年齢制限作んのかよ~~みたいに思うけど、年齢ってすごく大事な要素なんですよね。子供は作ろうと思った時にいつでもできるものだとは限らない。どうしても体にはタイムリミットがあるのです。

ここで突然ですが、野田聖子氏が過去の読売のインタビューで興味深い発言をしていたので、ちょっと引用させていただきます。(本文はこちら→ 野田聖子さんインタビュー全文(4)妊娠によい時期、知らなかった : yomiDr. / ヨミドクター(読売新聞)

結婚したら、当然すぐにできると思っていたし、子供がある時点で産みにくくなるとは、誰も教えてはもらわなかった。26歳で県会議員になって、「自分の幸せでなく、有権者のために働け」と言われ続けました。40歳になって、やっと前の夫と出会った。その時、無知だったので、生理が毎月あるから子供ができるはずと考えていたけれど、体のほうは遅すぎた。一番妊娠にいい時期は、18歳から22歳ですよ。36歳を過ぎると妊娠が難しくなる。そんなこと、学校でも教えないから、私は気がつかなかった。

私がこれを読んだのは確か高校3年の時だったんですけど、これがすごく印象的でした。子供を持つことより優先させることがある人もいるし、この人の子供が欲しいと思う相手と出会うタイミングなんて人それぞれです。そんなのいつ来るかなんて分からないんだから。それでも体は年を取っていく。生きるのって大変だなと思った記憶があります。マジ生きるのって難しいんだよな。もう、あー難しい!って思いながら死んでいく気がするよね。こんな私でも毎日悟りを開きそうになってるんだもん。今はとなかぞを楽しみに生きてます。

 

次回予告がまあまあ不穏っぽくてヒヤヒヤものですが、とにかく朔とわたるんさんの幸せと、亮司の男気、不妊治療に立ち向かう夫婦のロールモデルになりそうな奈々と大器、小宮山家の再就職と中学受験の成功を願いながら来週を待とうと思います。あの次回予告はマジでめっちゃリピートした。安定した最高の仕事です。

以上、今回はより一層面白さに欠ける中、長々と書き散らかしまして失礼しました。お付き合いいただきありがとうございましたーウェーイ。

「隣の家族は青く見える」主題歌Mr.Children"Here Comes My Love"歌詞の超個人的な考察

 

本日は水曜日です。

本日さえ乗り切れば木曜日がやってくる。それだけのモチベーションで今日をギリギリで生きました。リアルにリアルフェイス。

そういえば月曜日はアマゾンのサイバーマンデーがあったり、火曜日は私の行きつけ田舎の救世主ことイオンシネマでドコモチューズデーとかいうものがあり、水曜日は何かしらのレディースデー、金曜日はソフトバンクのスーパーフライデー、経産省によるプレミアムフライデーブラックフライデーとか巷では言われてたりしますけど木曜日って全然スポットライト当たってないな。なんかもう金曜日ばっかりチヤホヤしてないで木曜日にもガンガンにカチコんでほしいわ。だってとなかぞ放送日じゃなかったら一番辛いだけの日じゃない???

 

誰に向けるでもなく無駄に木曜日の扱いに対する不満をこぼしてしまいましたが、今日は朔と渉の視点に重ね合わせながらとなかぞ主題歌「Here Comes My Love」の歌詞の考察やりまーーす。

いや…だって……桜井さんが「この物語の登場人物達の、また、その物語に自分を重ね共感するであろう皆さんの背中を押すことができるように、この曲に心を込めて制作しました」って言うからさ……オッケー!その心勝手に受け取ったよ!重ねる重ねる!サンキューミスター和寿桜井!つって。哀しき妄想考察オバケは歌詞だろうと単語だろうと、妄想して考察できるものなら何でもします。ああ、この人はそういう病気なんだな、ふーん世の中にはいろんなオバケがいるものなんだな、と思って適当に、可能であれば慈悲の気持ちを持ちつつ、うっすらと見ていただけると私の気が楽です。よろしくどうぞ。

そもそも私はミスチルの知識が平均よりもだいぶ無い状況です。記憶ではオレンジデイズでsign、14歳の母でしるしを聞き、何かの拍子に彩を聞いてCDを借りた。あの当時、エンタメ的な田舎の救世主はゲオですよ。もう今やSpotifyNetflix、そしてパネエAmazonプライムの存在で行かなくなっちゃったゲオ。でも近所のゲオは淘汰されずに現存している。変わりゆく時代を超えつつ、今日も誰かの救世主になっていると思うと胸が熱くなりますよね。ただ熱くなるだけですけど。

と言うわけで、ミスチルの歌詞の傾向とかよく分からないままに妄想して考察します。なんかでもその方が色んな意味でフラットでいいかなって。ハイハイ出ましたミスチルはこの言い回し割と多め卍とても刺さる卍とかではなくて、ただ純粋にドラマに沿って考えていきますので、再度よろしくお願いします。ウェーイ

 

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まずタイトルはHere Comes My  Love。英検二級が素直に訳すと、私の愛がここにやってくる。英検二級の限界。My  Loveにはたくさん意味があって、男性から女性に向かっての恋人だったり夫婦間での呼びかけに使われたりする。でもまぁここでは私の愛っていう訳が最適っぽいですよね。なんとなく。このHereは、それぞれの夫婦の間を指すと思う。それぞれの夫婦の間に愛がくる。例えば、主人公夫婦の奈々と大器の間に子供ができることに繋がりそうです。朔と渉だったら、そのやって来る愛は養子なのかもしれない。だとしたら革新的だなぁ。

初めて歌詞を読んで、これは視点が同一ではなくてフレーズごとに入れ替わっていってると思いました。

 

最初の「破り捨てようかな  いや初めから  無かったものって思おうかな  拾い集めた淡い希望も  一度ゴミ箱に捨て」は渉とバーで初めて出会った時の朔の心情ときれいに重なるなーと思うんですよね。結婚した元カレのことを吹っ切ろうとする気持ち。あんなやつ、初めから無かったものだと思おうか。一緒に過ごしていた時間で拾い集めてきた将来の淡い希望は、もう必要なくなってしまったから一度ゴミ箱に捨てようって話かなって。

次の「飲み込んでおくれ  巨大な鯨のように  僕は彷徨うピノキオの気分だ  何かが僕を変えるはずだって  夢見て暮らしている」は渉の気持ちに重なります。自分はゲイだと隠しながら周りに嘘をついて生きていること。そして、いつかそんな自分を変えてくれるような出会いがあるんじゃないかと密かに夢を見ている。

ここまででお互いに出会う前の二人の気持ちとすごく重なっていて、序盤からえげつないなと我ながら…いや私は別に作詞してなかったわ。

輝く光じゃなくっても  消えることのない心の明かりは  いつも君を照らしてる  祈るように  叫ぶように  この想いがはぐれないように」は、どちらの気持ちにも重なる部分があるんですよね。でも何となく朔が渉を照らしている方がイメージしやすいかも。そしてこの想いが渉からはぐれてしまわないように、朔なりに必死になっている部分があるような気もします。アパート引き払って押し掛けたり、事務所で待ち伏せしたりして。まぁそれが正解かどうかは分かんないですけど。

夢見た未来を波がさらっていっても  この海原を僕は泳いで行こう  Here comes my  love Here comes my  love  君にたどり着けるように」は、視点を当てはめるのが難しいな〜〜と思うけど、朔の気持ちの方が近いような。夢見た未来が阻まれても、例えこれから色んなことが起こっても、自分はちゃんと渉のところに辿り着く、という強い決意。私はこれがしっくりきちゃった派。

灯台の明かりが  夜の海の向こう  強く優しく光を放つ  今の僕は君を正しく導いているかな?  答えはきっとグレーだ」は渉の視点。自分は朔とこのままの関係を続けていいのかどうかという迷い……第1話で、朔に一緒に住めないっていうなら「別れよう、今ここで」と迫られて、渉は朔との別れは選びませんでした。私その時の渉のセリフがなかったのがすごく気になっていて、何も言えずに視線を落とすのはほんの少しでも葛藤したからなのかな。もしかしたら渉は朔との関係にちょっと限界を感じていたような気もしてくる。なんかまぁとにかくすごく意味があるように感じています。これ、中谷まゆみ先生の思うツボかな。

答えはきっとグレーだ、のグレーの意味は、このままずっと朔と一緒にいても何も進展や発展していくことがないかもしれないを黒、渉は朔を愛していること、朔も渉を愛していることは白。それが混ざり合う感じかな。きっと綺麗には言い切れない複雑な気持ちがグレーっていう言葉に集約されていて、如何様にも考察し甲斐のある言葉。急にワクワクしてきた。

描いて消すを繰り返した夢の地図を  風が引き裂いても  祈るように  叫ぶように  また流れに飛び込んでみるんだ」は、やっぱり朔の視点なんじゃないかなーと思うのよね。私の中でのイメージですが、朔の中には何か捨て身っぽい?ようなマインドがありそう。自分を大事にしていないっていうとアレだけど、結構どこへでも身一つで飛び込んで行ける感じ……勇気ともまた違った、ちょっとネガティブなニュアンスを含むような感じの。もし二人が誰かに引き裂かれるようなことがあっても、朔の方からは渉を離さないんじゃないかという。もし形として離れることがあっても、渉に会いに流れに飛び込んでいきそうな感じ?若さです。

見上げた空には雨雲があるけど  その海原を誰もが泳いでいるよ  希望を胸に吸い込んだら  また愛する人の待つ場所へ」は、二人の会話というか朔が渉に語りかけるような感じもしました。確かに自分たちは前途多難なのかもしれないけど、困難の種類や大きさに差はあってもこれから先が不安なのは自分たちだけじゃない。だから今の自分たちを悲観する必要はなくて、希望を持って乗り越えていける。愛する人と共にあるために。っていう。なんか自分でもだいぶ壮大かつポエミーだなって思いますけど、心の根底にある気持ちってこんな感じじゃないかな〜〜。

あって当然だと思ってたことも  実は奇跡で  数えきれない偶然が重なって  今の君と僕がいる」は、渉に重ねたい。個人的な希望で。1年間朔といい関係を築いてきたことで、やはり慢心が生まれるといいますか。慢心…なんか違う気もするけど、人間は誰でも慣れてしまうと忘れちゃうじゃないですか。本当はすごく大切なことなのに、ただ何気ないことになっていってしまう。失ってから気づく大切さだとかよく言いますけど、こうして大切なものを失う前に今の当然が奇跡の積み重ねなんだと気づかなきゃいけない。はあ、ミスチルって深いね。朔とバーで初めてあった時からずっと数え切れない偶然が重なって、今の二人があるわけです。

繋いでたその手が離れてしまっても  見失わぬように君のそばにいよう  希望を胸に吸い込んだら  また君と泳いで行こう  Here comes my love Here comes my love」は、引き続き渉の視点。見失わぬように君のそばにいようとか、また君と泳いで行こうとか、なんか渉がだんだん積極的に前に進むことが出来るようになる様子だったらいいなあと思う。こういうことが愛の奇跡っていう感じがします。怖くても君と泳いで行こうって思えるのめちゃくちゃいいよね。

そして最後のフレーズ「いつかきっと 僕ら辿り着けるよね」どこに辿り着くとかそういう考察はもうどうでもいい。二人の辿り着く場所が二人の愛であり、それが幸せである。そういうこと。

 

なんか急に最後考察するのがどうでもよくなりましたけど、改めて因数分解したらいい歌詞だなあと思います。私は考察する余白があるものの方が作品としてのめり込みやすい=良い作品だと思っているので、さすがミスチルパイセンは違うな!!パネエパネエとは聞いてたけどモノホンのパネエだったな!!と思いました。なんかさ〜〜こういう抽象的で深いけど共感を生むものを人生1回くらい生み出せたらめっちゃいいよね〜〜クリエイティブな人生〜〜

 

以上、となかぞ主題歌の妄想考察でした。長々ととっ散らかりまして大変失礼いたしました。ミスチルはパネエ。

「隣の家族は青く見える」第2話より超個人的でフルスロットルな考察

いきなりどうでもいい話をしますが、実は私つい先日友人から「ねえ、このダルめな語り口のブログ書いたのあんた?」と恐ろしい身バレをしましてですね。は?なんで分かったの?って聞いたら、過去の金属バットに関する記事が原因でした。ちらっとハマってるって言っただけなのによく覚えてたな…油断した…多分その推理力どこかで活かせるんじゃね……って思いました。まぁバレたからなんだって話でもないんですけど。世間って狭いものですなって話でした。

 

気を取り直して、いや〜〜〜〜待ちに待ちました木曜10時。マジで待ったね。

そして今回も懲りずに「隣の家族は青く見える」第2話も男性同士カップルを中心にフルスロットル妄想考察していきます。これはフィクション・オン・フィクションです。なんかもう……多分私毎週書くんだと思うんだよね……熱を吐き出さないといけないから……。あ、そういえばちらほら前回と前々回の記事に共感していただいてるようで、世間がこんな妄想考察オバケにも優しいとはさっぱり思いませんでした。世間には鬼もいるけど慈悲深い人間もいると知った24歳の冬。ありがとうございます。

 

本題。とりあえず前回のダイジェストから始まった2話。わたるんの朔に対する吠えからのスタートでした。幸先がいい。しかし、私の息も整わぬ序盤からわりとバンバン飛ばしにかかってきたので、とってもエキサイティングな展開でした。

婦人科帰りに中庭にいる朔を見つけた奈々が声をかけます。「広瀬さんのお友達ですよね?」ちょっと詰まって「はい、朔です」と返事。もう既にちょっとつらいけど、北村匠海深キョンというビジュアルがとっても華やか。華やかすぎて本物の花が余裕で負けてる異常な事態。

これがまたエキサイティング前のつかの間のヒーリングタイムでして、朔が奈々ときゅるんきゅるんお花トークを繰り広げます。クリスマスローズ。これ毎回やってくれないかな?重い話題の前後に頻繁に散りばめてほしいヒーリングタイム。やけに朔の花の知識が豊富なのが気になるけど、雰囲気とってもきゅるんきゅるん。なんかパステルカラーとビビッドピンクって感じ。華やか〜〜。

一方、渉は朔が部屋にいるものだと思って「朔〜仕事終わったよ」って階段を降りてきます。朔のためにお仕事頑張って早めに終わらせた感ある。健気か。20歳の恋人に健気な38歳。そんなわたるんですが、窓の外で朔と奈々がファンシーしてるのを目撃。焦って窓を叩くも気付くはずもない。わたるん、もしかして意外とおっちょこちょいなの?頼れるしっかり者っぽくしてるけどただのおっちょこちょいなの???

渉は朔に早く戻るように電話を掛けます。「いや〜ちょっと無理ですね〜〜」とかいう朔。序盤から振り回すよね。戻ってくるなり、なんで共有スペースに行ったんだと朔を責めます。もしあれが小宮山さんの奥さんだったら詮索されて絶対面倒なことになってたと言う渉は、やっぱり詮索嫌いでなかなかのめんどくさがりやだった。でも渉はとっつきにくい訳でもない。ということはすなわちこの性格を頭の良さがカバーしている。相当なインテリ。多分院卒。インテリ=院卒という安直なイメージです。

一方、朔はバランスボールでぴょんぴょんしている。これ絶対渉が買い与えたよね。「家から出るなって、運動も何にもできないんだけど。体鈍っちゃうし俺わたるんのせいでぶくぶく太ったらどうすんの?ただでさえ毎日わたるんの料理食べてちょっと太り気味なのに」「朔はちょっとくらい太ったって別に…」「わたるんは良くても俺が嫌なの!!!!」からの苦し紛れバランスボール説。勝手に唱えときます。

渉は朔の手を取り「ここで暮らしたいなら少しは考えて行動して」と言う。これ、渉は朔との生活を守りたいし、朔自身のこともちゃんと守りたいからそう諭してるんだと思う。自分たちのことを何も知らない人たちからの心無い言葉に傷ついたりしないように。これはな〜〜まだ朔には伝わんないんじゃないかな〜〜すれ違い生まれそう〜〜知らない人と世間話するなよってそれは別にいい気がするよ。

渉に叱られた朔はもう、顔がヤバい、これはどう見てもヘソ曲げたぞ………やっちまったやつだ……わたるんヤバいって………と思ったら案の定「じゃあ俺は誰とも会わずにこの家に隠れてればいいんだ?」と言って二階へ。ほら!わたるん……フォローして……早くフォロー……と思ったら小宮山妻の来訪。分かりやすくまずいなって顔した渉に、ささーーっと降りて来た朔が瓶的な何かをガンガン割っていく。もしかしてイライラすると割れ物系ぶん投げるタイプ?ややヒスかな?と思ったけど…まだ20歳だもんな…若さってことで許そう。

それにしても朔に振り回されて頭を抱える渉の図が本当に素晴らしいと思う。1話、2話通しても依然として眞島秀和が最高の仕事しかしていません。

 

再びちょっとナーバスな奈々が中庭で朔と出会うシーン。いやあ、何度見ても顔が華やかね。ナーバスになってるところを感じ取った朔が、クリスマスローズの生命力の強さからやけに深い人生観を語ります。すぐ拗ねちゃうしややヒスになってしまう20歳らしさと、20歳にしてはやや達観したようなところもある朔。いやはや、朔のバックグラウンド的な謎が深まりますね。あ、もしかして元カレ花屋とかかな。だいたいこういうのって花屋だった元カレの受け売りか、実家が花屋っていうのが相場じゃないですか?ちなみに私は前者を希望します。元カレの話して嫉妬するわたるんが見たいというだけの理由で。

あとあの地味に奈々が朔ちゃんって呼んでたやつ高まった。リアルにファンシーがマックス。

 

続いて、渉が事務所で橋本マナミこと留美ねえの仕事の相談に乗ります。あ、長谷部留美のこと留美ねえって呼びます。ルミネみたいで語呂がいいので。

ご飯食べながら話せない?っていうアプローチにすぐ「うん、いいよ」ってそんな気軽な………わたるん……マジそういうとこだぞ………って思ったら、朔の登場。お前さては待ち伏せてたな。あたふたする渉に甥と紹介されしっかり挨拶する朔。「いつも、お、じ、が!お世話になってます」ほら……そんな気まずい顔するなら甥とか言わないほうがいいよ……わたるん、そういうとこだって………。

それにしても留美ねえにバッチリとマウンティング取る朔がパネエのなんの。「気があるの知ってて思わせぶりなことしてるんだ?さいてー」ってさすが本妻ですよね。妙な凄みが。まぁ渉としてはとっくに留美ねえの好意のようなものには勘付いてるはず。ここで好意「のようなもの」と言う理由は、まだその好意は純粋な恋愛であると言い切りがたい気がするから。あの、よく腐れ縁の幼馴染が「俺が40まで独身で、お前のこと40までもらうやついなかった時は俺がもらってやるよ。老後を支え合おうぜ」的な雰囲気もあるからです。留美ねえの出方が気になる。そして渉は周りからの詮索から避けるために留美ねえと親しくしているんだと思うわけよ。事務所ではいずれ留美ねえと結婚するかもしれないフラグを立てそうで立てないフェイントかましてんじゃないかなって。マジ留美ねえこれからどうする??朔ちゃんは可愛い顔して留美ねえとバチバチのバキバキにバトるのかな??多分だけど留美ねえなかなか手強いぞ。そしてわたるんはゆるふわしてないでそろそろしっかりした方がいいぞ。留美ねえブチ切れさせたらヤバそうだもん。

 

つづいて、小宮山妻が主催したコーポラティブハウスのバーベキューに朔も参加します。ダイエットでお酒を控える奈々に対し小宮山夫に同調して朔が「僕も可愛いと思いますよ、奈々ちゃん」って言う。ここでさりげなく年上キラーが見えましたね。年上はど直球ストレートな言葉に弱いのを知っている。

そこから渉に「言いたいことも言えない人生なんてつまんないですよね」と言うのがまた。正直に恋人だって言いたいのに言えないのっておかしいよね?俺がいるのにわざと気があるようなフリして女とご飯行こうとしてるのとか、マジちゃんちゃらおかしいよね????っていう顔。気まずい渉は飲み物を飲んでやり過ごすだけ。あ、このあたりで奈々に馴れ馴れしい朔に対して嫉妬する大器も見どころです。松ケンがいい顔してるのでぜひスクショ。

朔が自己紹介するときに「仕事はホストです」「なんでそんな冗談言うんだよ…!」っていう流れがちょっと夫婦漫才っぽくて二人の相性の良さが丸見えです。M-1とか出ない?

 

女性の価値とはどこにあるのか論争により険悪になったバーベキューですが、朔はあえて空気を読まずに引っ掻き回してやろうっていう気満々でヤバいな。すごい面白がるじゃん。何でこんなスタンスなのかを考えると、やっぱり朔は目の前で繰り広げられたような論争の土俵にも立てないからなのかな〜〜と思います。まさにドラマのタイトル通り、隣の家族は青く見える。結婚するしない、子供を産む産まないに問わず、男女は一緒にいることに対して何の疑問も持たないことが羨ましい。いくら険悪でも夫婦として、家族として一緒にいられることが羨ましい。ただ同性同士っていうだけのことで恋人として堂々としていることすら引け目を感じるなんて、それはもうしんどいことですよ。だって好きなんだから。ちゃんと恋人なのに甥って紹介されたらそれは悲しい。自分たちはただ好き合っているだけで何にも悪いことしてないのに、ここまで隠さなきゃいけないことなのかと。このまま行ったら、結局わたるんにとっての俺って何なの?隠さなきゃいけないような存在って何?そんなのもう恋人なんかじゃないよ!!!バリーン!!ってならないか今から心配です。頼むよわたるん。

それにしても事なかれ主義なわたるんマジでヒヤヒヤしてたよな…って思ってたら、住人たちの解散後に朔が突然渉にキスを求めます。いやいや、待って。何そのタイミング……って思ったら「やめろよ、こんなところで」って言いながらじわじわ近付いて………。

 

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えっ。するんかーーーーい。びっくりしてスクショに無駄にアンニュイで盛れそうなフィルターかけたわ。これ以上盛ってどうする。まずわたるんさんキス求められてるのめっちゃ嬉しそうなんですけど。もう声が喜びを全然隠しきれてないんですけど。チョロすぎる。ここでも眞島秀和が最高の仕事していますので最低20回は見よ。 すごいから。あれ……ていうか……待って…なんかさっき渉さりげなく「一生」とか言ってなかった?え?このタイミングで腹括ったの?幻聴かな??

からの、カムバック奈々。一回素に戻るけど、北村匠海眞島秀和のキスの間から深キョンってすごい贅沢だよね。既に何かしらの元が取れたわ。何かしらの。奈々に気付いてハッとする渉と朔。だからね……もう何度も言ってるけど、わたるん……そういうツメの甘さとゆるさがね………命取りになってくるんだよって………ここで、次回につづく。

 

ちょっとずつジェンダー問題も見え隠れし始めたりと女性の社会進出や少子化などの社会問題もやや深く切り込まれてまいりました。しかし奈々の不妊治療のターンは個人的にやや医療教材ビデオ感が否めず。これ多分深キョンだからドラマとして見ていられるような気がいたします。改善の余地ありそうなんだけどやっぱりデリケートな問題だから難しいよね。

と言うわけで以上、隣の家族は青く見える第2話の妄想考察でした。今回も喧しくとっ散らかっていて大変失礼しました。自分の文章力というか語彙力の薄さがそろそろやばいなって気がしています。本とか読もう。

そしてまぁおそらく、また来週も書きますけども……これ全話この熱量でいけるのかなと若干の不安はありますが、この際フルスロットルぶっ飛ばして行こうと思います。今回もお付き合いいただきありがとうございました。

「隣の家族は青く見える」第1話より朔と渉に関する超個人的な考察

一応前回の記事で情熱をぶつけきったなと思ってたんですけど、今日ってまだ月曜日なんですよね。明日木曜日だったらまだしも、明日は火曜日。……どういうこと?時の流れいきなり遅くなってない?20歳超えてから時の流れが爆速になったと思ったら25歳目前にして急にスローになるのかな???

と言うわけで、私の元に木曜日がなかなか来そうもないため、懲りもせず、前回さらっと流しただけの"朔と渉の初めてのキス"の場面を中心に私だけが楽しい妄想考察をしていきたいと思います。名ばかりの考察。イェーーーーイ!!!!(c)ゆにばーす・はら

いやもうさ…逆にどう?1話でここまで広げてしまうのってどう?このままの熱量を最終話まで保てるのかよ?どう??と、自分の中でも非常にふんわりしながら妄想と考察をしているので、詰めの甘さはマジご了承でお願いします。あと話数が進むにつれての解釈違いもご了承でよろしくご了承。そもそも、こんなもんはさ……考察どころかただの都合いい妄想だから……イェーーーイ!!!!(c)サンシャイン池崎

 

 

まず、朔が元カレの結婚式のあとに同じテーブルだった人たちと飲みにきたところ。朔は結婚式で花嫁と笑い合う元カレを見ながら、俺はこの女に負けたのか?とぼんやり考える。

やっぱり何だかんだ言って最後は女なのか。確かに男の体では子供が産めない。じゃあ男同士では本当の家族にはなれないんだろうか。養子縁組すれば同じ戸籍に入れるし、パートナーシップ制度があれば夫婦と同様の権利が認められる。それでもやはり婚姻届を出して二人の血を分けた子供を持たなければちゃんとした家族だと世間では認めてもらえないのか。ゲイだからと言ってノンケよりも劣ることなんか何一つとして無いはずで、ゲイがノンケと同じように幸せを追い求めることは何もおかしなことではないのに。なんて理不尽な世の中。……よし、今日はとにかく飲むしかない。飲んで、訳分かんなくなるくらい酔っ払って、このやるせなくて切ない気持ちも今日の記憶と一緒に飛んでいっちゃえばいい。そうして朔は知り合いでもない人の分の酒まで飲みます。一気に飲み干したあと、後ろから目線を感じて振り返ります。カウンターで一人グラスを傾ける男。少し申し訳なさそうに自分から目線を外す。バーの雰囲気も相まってどこかアンニュイな表情。いい男だなと朔はぼんやり思ってそう。騒がしい自分たちのテーブルとは対照的に、一人静かで寂しそうに見える。今日は誰かに優しくされたい気分だけど、俺はこの人には優しくしてあげたいな的な気持ちが芽生える。そんなことを思いつつも朔はどんどん酒を煽っていくわけですよ。切ない。

 

渉は優秀であるために事務所からは独立の話を持ちかけられたり、周りからは自分には縁のない結婚の話が頻繁に投げかけられるようになってきた。そしていつも仕事終わりに一人でバーに行って生ビール飲んで、たまにそのまま食事も済ませて、ほろ酔いで誰もいない部屋に帰る。一見オシャレな生活だけどやっぱりどこか寂しい。もし、ずっとパートナーがいなければ自分はこのまま死ぬまで一人かもしれない。ふと頭をよぎる孤独死の三文字。つら。今うっかり自分に孤独死ブーメランが刺さった。やっぱりどうしても歳を重ねるごとに漠然とした不安や孤独を無視できなくなってきて、賑やかな家族に囲まれるコーポラティブハウスを手がけることにしたんじゃないかな〜と推測します。渉はもうこの先固定のパートナーを作る気は無かったように見えるんですよね。あの日、朔に出会わなければ。

 

さて、ここで気になるのは、朔がどこまで確信犯だったのか。これが難しい。朔はめちゃくちゃお酒が強い可能性があるので、全部酔った演技の可能性も捨てきれないよね。面倒くさい酔っ払いのフリして一緒のテーブルだった人が自分を置いて行くように仕向けたのかもしれない。

まぁでも少し大袈裟にしていたにしろ本当に酔っ払っていたと仮定して、一緒に飲んでた人たちが帰るまでトイレに避難してようとは思っていて、座ってたらそのまま寝ちゃって、立ち上がろうとしたらフラついてしまった。そこで、マスターの後に渉がトイレを覗きに来た時に「あ、ラッキー」って思ったはず。よかったーあの人まだいたんだ!つって。

それで、朔はマスターに元カレの結婚式の話をし始めます。最近まで付き合ってた人の結婚式で、別れた恋人のことを結婚式に呼ぶなんてひどいでしょ?って。そしたら渉が「行かなきゃよかったのに」と言います。そこで朔はここが自然な流れでのカミングアウトのチャンスだと思った。「だって、どんな女か見たかった」

もうここからはもう明らかに渉をオトしにかかってますよね。「こっち側からあっち側って、そんな簡単にいけるものですか?」「相手の女にも失礼」自分は捨てられたかわいそうな男なんだとさりげなくアピールする。そんな自分を面白がって茶化すわけでもなく、ただワイングラスを持ったまま何も言わずにいる渉を見て、この人もしかしたらこっち側なのかな?と一縷の希望を見出します。そしてカウンターに身を乗り出して渉の顔を確認するために覗き込む。「今日はとことん付き合ってください」って言いながら。やっぱりいい男だなって思ったに違いない。わたるんって可愛いよね。

それから一応念押しで「奥さんに怒られる?」って聞いたら「そんなのいないけど」って即答される。渉がこっち側の人だと確信した瞬間ですわ。朔はすぐ相手の本質を見抜き「渉っていうの?いい名前」とどっかのジブリみたいなセリフから畳み掛けるように「わたるんって呼んでいい?」などと言って懐に滑り込む。絶対に年齢に対して相当な場数踏んでる。ワイン開けてふらふらになって抱きかかえられながら年下の武器を最大限に使ってそのまま壁にドン。絶対に逃がさないぞと。

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「わたるんも、こっち側の人だよね」

はい、クリティカル。パネエお見事。

渉からすれば、こっそり目の保養にしていた見知らぬ可愛い男の子がまさか目の前にやってきてわたるんって呼んでいい?なんて言われるし、何年もかけてバリケード作って周りにひた隠しにしてきたゲイである自分を出会って数時間足らずであっさり見抜かれるしで、もう軽くパニックよ。しかも酔ってるし。それで、朔は渉をじっと見つめ、目線だけで「いい?」と問いかけるんです。戸惑いながらも渉は朔のことを見つめ返す。一瞬だけ朔の唇に目線が行ったことを見逃さずに、朔はゆっくりキスをする。

こうして絶対に負けられない大きな賭けに、朔は勝利をおさめたわけです。はあ〜〜鮮やかにクリティカルヒットノックアウト〜〜。

 

そこからどうやって付き合うところまでに至ったかは今後ドラマで明らかになっていくとは思うんですけど、朔は渉に絶対に逃げられたくなかったと思うから渉の家に行ったような気もする。もしもホテルとか朔の家に帰ったとしたら、先に目覚めた渉が帰っちゃう可能性があるわけですから。だから渉の家で連絡先を交換して「わたるん、また一緒にお酒飲もうね。今度は俺が奢るからさ」とか言う。何としてでも次に繋げなければならないので。可愛い顔した年下くんにこんなこと言われるわたるんの気持ちよ………絶対掻き乱される………しかも自分の家だから逃げ場もない………。

そこで朔は掻き乱された渉の気持ちを察し「じゃ、ソファー借りるね」って言って普通に一晩寝て朝帰る。もちろん渉が目覚めるより先に。ハイ、これでもう渉は朔にすっかり夢中。朔から連絡きてないかな…って仕事中でもめっちゃ携帯見るよ。私が朔に振り回されるわたるんさんが好きなだけです。マジでどうにか現世で徳を積んで来世で眞島秀和と付き合いたいんだよな〜〜〜〜ユニセフに100万とか寄付しなきゃ無理かな〜〜〜。

 

と言うわけで最後は私の心の声が漏れてしまいましたが、以上となかぞの朔と渉の出会いからキスまで+α妄想2000000%の考察でした。ぶっ飛ばし過ぎまして大変失礼いたしました。

いやーーー何にせよ、ノンケもゲイもレズビアントランスジェンダーもとりあえずみんな幸せになれるといいよね。木曜日が早く来ますように。ジャスティス!!!!!!!(c)斎藤工

「隣の家族は青く見える」第1話における男性同士カップルの超個人的な考察

なんかこう逃げ恥あたりから映画やドラマの中で、同性愛の設定が盛り込まれることにだんだんと違和感を抱かなくなってきている今日この頃。

映画やドラマ作品の影響力もあってか、ジェンダー、性格、生き方の多様化を認める動きが強まってきている。今期で言うと「隣の家族は青く見える」とか「女子的生活」とか「トドメの接吻」などなど。特に最近のドラマでヒットしている作品って、フィクションではあるけど実際に今を生きている人たちのことを例えどんなものであっても否定してはいけない。多様化が進んでいく中で「普通」という言葉を誰かに向けて使うのは、かなり配慮が必要なことだと改めて思います。

……突然ですが、ここまでのなんちゃって社会派っぽいテンションから必殺・何でも妄想考察オバケが降臨します。ウェーイ。シンプルに今持てる高い熱量をガツンと昇華させたいだけなので、面白さとか分かりやすさとかそういうのを全然考えてません。ウェーイ。なんか後で自分の書いた記事とかを読み返してみたりするんですけど、だいたいゾッとする……どんなテンションで書いてたのか全然思い出せなくて……強めのストレスかな……。

 

 

今回、妄想考察オバケの餌食になったのは「隣の家族は青く見える」。今期フジの木10。ハッシュタグ・となかぞ。逃げ恥から始まった長めのタイトルなんでも略せばいいってもんじゃないけど、これは激アツよ。口の中の皮全部剥けるくらい激アツ。早めにFODを落として一話を是非ヨロ。

メインの題材は不妊とか重い路線だけど、深キョンの可愛さ(下克上受験から爆発的に私の中の可愛い年上女性ランキングに食い込んできている)、松ケンのトーンの軽さ(なんか主に火曜サプライズに出てる時みたいなテンション)で、リズムが良く進んでいきそうな雰囲気。リズムは大事。そして個人的に高畑淳子さんが好き。高畑淳子さんの母親役やってる時のハリのある演技とても好きです。

そんな実力とキャラクターの華やかさを兼ね備えたキャストの中で、抜群にアツいのが眞島秀和さんですよ。群を抜いて。やっぱり皆さんご存知の佐々木蔵之介長谷川博己高橋一生眞島秀和眞島秀和さんですから。私が来世で付き合いたい激渋TOP4(全員同率1位)の眞島秀和さん。皆さんご存知の。これがまたセンスの良いシャレオツ独身建築士の役っていうだけで死ぬほどアツいのに、年下の可愛い男の子と付き合ってるゲイの設定なんてヘキを盛り込むにも程があるわ。久々に心が燃えたんですけど。

その相手の可愛い男の子は北村匠海。スタダでDISH//やってるあの北村匠海です。TAKUMI。こっちは本当に皆さんご存知のやつ。私はさらりとスタダを一応嗜んだので、彼がどんな性格でどういう雰囲気かは何となく把握しています。マジでキャスティングがキてる。彼の顔の造形が可愛いっていうのはまぁ見れば誰でも分かることなんですけど、表情や声のトーンや仕草もしっかりと化ける力のある子であります。見応え十分。

 

このドラマはコーポラティブハウスというそれぞれの家族同士でも密接な関係性を求められる集合住宅が舞台で、子供が欲しいけどなかなか出来ない夫婦、子供を持たない選択をした複雑な夫婦、とにかくインスタ映えする人生を歩みたい妻と仕事に疲れて立ち止まった夫との夫婦、男同士のカップルの4組によるストーリー。設定だけで既に激アツの爆アツでしょ。トリプルリーチでしょ。それぞれの日常を覗き見するような設定たまらなく好きです。フィクションの非日常と今自分が生きている日常との曖昧な狭間にあるドラマって楽しい。

そんな中、激アツof激アツなのが男同士のカップル。

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左・青木朔(北村匠海)、右・広瀬渉(眞島秀和)

私はあの4組の中で一番危うくて美しく繊細な二人なんじゃないかなと思っております。眞島秀和さんが演じる広瀬渉(38)と、北村匠海さんが演じる青木朔(20)。まず年齢差が18歳って超すごくないですか。同世代とか2個下くらいとかじゃなくて18個下て。下手したら息子になっちゃう年の差よ。なんかこれが逆にリアルっていうか……。彼らはもともと接点がなく、運命を強く感じるような出会い方をしてるんだけど、きっと男同士では良くあるパターンのひとつなんじゃないかなって思えてくる。それくらい自然な雰囲気の描写。

 

行きつけのバーで偶然居合わせた男の子がとても魅力的で、かと言ってアプローチするでもなく密かに目の保養をしながらお酒飲んでいた渉。渉はゲイなんですけど、周りにはゲイであることを隠しています。ただの独身貴族を謳歌するノンケに擬態して生きている。とにかくめんどくさい事が嫌いな事なかれ主義?きっと誰かに深く自分について詮索されたりするのも嫌だし、あんまり自分のことを他人に知って欲しいとも思っていない。これは渉の青春時代のゲイに対する風潮も関係してのことだと思うけど、ゲイであることは「マイノリティ」であり世間では「異常」なことであると思っているような。自分がゲイであることは接する相手に対して不快感を与えるんじゃないかという恐れ?懸念?みたいなものがうっすら見えるというか………朔が「渉は保守的だよね」って言うようなセリフがあるんだけど、保守的なゲイってすごく息苦しいんじゃないかなと思う。パートナーを作るのだって、相手がゲイを受け入れてくれる「こっち側の人間」だと分かってからじゃないとアプローチすら出来ないわけじゃないですか。当たって砕けるくらいなら避けて通ろうホトトギス

一方、朔は渉と同じゲイでも真逆のタイプ。渉の言う革新的なゲイね。LGBTに対する理解がだんだんと進み始めた時に青春時代を過ごしていたこともあり、あまり自分がゲイであることをそこまで隠そうとはしません。元カレの結婚式の二次会でヤケ酒して気になる男性が一人でワイン飲んでたら、そこにガンガン攻めていけるタイプのゲイなのよ。渉からしたら新世代ど真ん中。私個人の見解としては、多分あのバーで泥酔してたのは演技だったんじゃないかなと思うね。なんて言ったって朔はめちゃくちゃな策士。最近まで付き合ってた元カレの結婚式に行ったのは相手の女を見てみたかったからだという朔の言葉からして、ノンケと付き合ってた経験もあるということ。好きだと思ったらノンケ、ゲイそんなこと関係なく攻められる強さ。これは強い。絶対敵に回しちゃいけない。ちなみに私が思う朔の最大の武器は顔かな。自分の顔の良さしっかり分かってる。あんな綺麗な顔近づいて来たら誰もがドキッとするよね……分かるよ、わたるん……。

先ほど彼らは正反対とは言いましたが、感受性が豊かであるために接する相手にはめちゃくちゃ気を遣っていて、相手が今何を考えてどう感じてるかを常に考えながら生きてるっていうところは二人の大きな共通項です。そこがお互いに惹かれるポイントだったんじゃないかな〜波長が近いっていうか。タイプは違えど二人ともすごく繊細な雰囲気だし。何ともバランスのいいカップル。

 

私が第1話で一番グッときたシーンは、やっぱり朔が渉たちの新居のコーポラティブハウスに押しかけてくる場面。あの場面でこのカップルの年の差がある醍醐味のようなものが描きだされてると思いました。若くて勢いのある朔と、歳を重ねるごとに慎重で臆病になってしまう渉の図。

朔の行動や言動って、若さゆえなのかすごくシンプルで強いんですよね。付き合い始めてから1年間、自分たちはすごくうまくいっている。だから渉と一緒に住みたい!っていうめちゃくちゃシンプルな理由で、渉の新居にサプライズ訪問。しかもあらかじめ渉には相談せず、勝手にアパートを解約して強引に押しかけちゃう。完全に若さ。これ完全に若さです。

渉はそんな朔に対して、こんなプライベート筒抜けの場所で一緒に住むなんて無理に決まってんじゃん!!的なことを言うんですよ。これはとにかく自分がゲイであることを周りに知られたくないっていうだけじゃなくて、朔のことを思い遣っての言葉だったんじゃないかなとも思えます。大事な恋人との生活が見世物みたいになったら最悪じゃん??しかしそこで朔は、渉に二人の関係性の決定打となる言葉をガンガン投げつける。

「もしかして、遊びだった?」

「俺はすごくうまくいってると勝手に思ってたけど、わたるんはそこまで本気じゃなかったとか?」

「ここまで言っても一緒に住むのが無理だっていうなら、別れよう。今ここで。」

「どうする?」

このどうする?って迫られた時の眞島秀和の表情がすごくいいです。今までも何回もこうやって朔に迫られてきてそう。あの若さに押し切られる感じ?すごくいいのでよろしくどうぞ。

別れようとまで言った朔ですが、渉の気持ちは全部分かっているんじゃないかって思うわけですよ。自分がちゃんと渉に本気で愛されてることも、渉が二人で一緒に住むこと自体は嬉しいと思ってるのも分かっている。当然、今ここで別れるなんて言わないことも。なんなら今のところのイニシアティブは年上の渉じゃなくて朔じゃないですか。これは間違いなく。

"渉が朔と一緒に住むこと自体は嬉しい"と考えられる根拠として、新居に押しかけてきた朔の大荷物から洋服と歯ブラシを出した時。てっきり泊まりに来たんだと思って「泊まるなら泊まるで、前もって連絡してくれないと」っていう声のトーン。めっちゃ喜んでる。からの朔に「そういうんじゃないから」って言われた渉のちょっと落胆した「違うの…?」まで。思いっきり年下に振り回されてドキドキさせられてるじゃん……わたるん……まったく……そういうところだぞ……。

そんな渉のことをぜーんぶ分かってるからこそ朔はあえて強い言葉をぶつけて、いつも足踏みしてなかなか一歩が踏み出せない渉の背中を押してきたんじゃないかな〜〜どうだろ〜〜渉はまだ朔のそういうところ全部は分かってなさそうなんだよな〜〜〜微妙〜〜

それに加えて、渉は朔がわがままになれる数少ない相手だとも言える。渉といる時は余計なことを考えなくてもいいし、ありのままの自分のことを好きになってくれている特別な存在。それが朔にとっての渉である。逆もまた然り。今の朔は、渉以外に何も失うものがない無敵モード入ってるから尚更。

でも、渉の方はまだ朔にどこか遠慮や見て見ぬフリをしてる部分が結構あって、そこが関係に綻びを生みそう。「幸せ。わたるんの料理、一生食べ続けたい」って言う朔に、渉が何も言わずにただ幸せ噛み締めちゃうシーンがあるんですけどここは結構二人の重要なポイントが詰まったシーンだと思います。同性同士のカップルにおいて「一生」っていう言葉を使うのは結構勇気がいるところなのではないかと思うから。

朔が養子縁組して大家族作っちゃう?っていうのは少し冗談っぽいけど、渉とずっと一緒にいたいとは本気で思ってるはず。朔は渉との将来のことをたくさん考えるけど、渉は先のことを考えるより今の瞬間が重要で楽しんでるっていうか。こういうところがやはり年齢差が生む価値観の差になってくる。これまで渉は恋人とは刹那的な付き合いが多くて、男同士だから結婚はできないってところが切なくもあり、むしろ楽でもあったのかもしれない。好きな人とずっと、ましてや一生一緒にいることなんて絶対に無理。だったら今の楽しい瞬間を大事にしよう、みたいな。

しかし、朔はそうではない。日本でも養子縁組やパートナーシップ制度とかを利用して、気持ちだけじゃなくて社会的にも男同士だって家族になることはできる。恋人との間に子供がいたらどんな風になるのかなとかそういう想像も無理なくできる。臆することなくそういう幸せも全て体験してみたいと思える若さと、フラットな考え方を持つ強さ、そして圧倒的な賢さ。あ、もしかして帰国子女か何か?

とにかく朔はもっと渉のことを深く知りたいし、渉と一緒にいろんなことを経験したりしたいと思ってるところで、世間を気にしてしまうバリア厚めの事なかれ主義的な渉はどう動いていくのかっていうのが今後気になるところです。あーこのドラマ本当おもしろい。

 

…と、まぁここまで妄想考察して気付いたんですけど、これまだ一話なんですよ。一話だけでこんな広く浅く風呂敷広げてどうすんの?って感じありますよね。分かる分かる。だって私は妄想考察オバケ………哀しきモンスター……お慈悲をください……。

これからの展開で二人の関係が深まるのか、はたまたトラブルにはどうやって立ち向かい、乗り越えるのか。そして二人の結末はどこに向かうのか。まだ始まったばかりで楽しみがたくさんあるので、毎週しっかり頭フル回転させて見ていきたいと思います。主演の深キョンも可愛いし。伊藤沙莉がママになるってちょっとリアルタイム女王の教室視聴者からするとヒエーーーってなるけどすごく楽しみだし。

 

と言うわけで以上、「隣の家族は青く見える」第1話を見て来世では眞島秀和と付き合いたい私が楽しいだけの好き勝手な個人的妄想考察でした。大変喧しく失礼いたしました。

いやオバケ、ちょっと待って。私はこう考察しますよ!!!っていうのありましたら根拠と共にツイッターでもなんでもいいんで教えてください。毎日の満員電車に立ち向かう糧にします。今期は木10で一喜一憂。ウェーイ。