前略、沼の中より

行き着く先がいつもだいたいアラサーな20代女が書き散らかすブログ

気が早くも私の2018年を一気に振り返る

いや~~~生きてると色々ありますよね。

なんともBBAみ溢れる切り口で失礼します。12月に入りましたけどもいかがお過ごしでしょうか。平成最後の師走ほん怖の極み。

私って実は平成5年に生まれたクチなんですけど、いざ平成が終わると聞くと得も言われぬ絶望感が心を襲うよね。元号の向こう側が見えない。

しかも、今の私には圧倒的に潤いが足りてない。全然潤ってないの、心が。多分インプットとアウトプットのバランスが悪すぎて死んでるんだと思う。

というわけで、noteで週一で読むラジオ番組的なことを始めました。

なんでまたそんなことを始めたかというと、毎週ちゃんとそれなりの文章書く習慣と体力を維持しておこうという目的と、私のメンタルの平和を保つためです。主に後者。

まあ言うてブログとやってること自体は変わんないんですけど、「ラジオ番組」とか何かしらの設定というかノリを作っておくと、続けやすそうかなっていう。

ただひたすら週末に一週間にあったことをべらべら話すように書いたり、ラジオに不可欠なリスナーからのお便りとかを募集したりなんかしてそれについて話すように書く感じです。ご興味持っていただけましたらふわっと覗いてみて、何でもいいのでマシュマロぶん投げてもらえたら嬉しいです。

イチカにマシュマロを投げる | マシュマロ

いや別に、このブログでやりゃいいじゃんって?それな。

でも……noteをちゃんと使ってみたかったの……そんなキュートな乙女心(©あやや)……平成ラストだと思うとふざけでもしなきゃやってらんないのでお許しください。

 

えー最近の私は主にDAOKO、惑星アブノーマル、ポルカドットスティングレイっていう感じなんですけど、ちょっと早いけど今年のまとめとかしちゃおうかなっていうブログです。自意識はないけど生き急いでるんでしょうね……ちょいちょいティータイムとか挟んでいきたいと思います……。

 

まず、年の初めに金属バットと出会ってる。幸先のいい年明け。

今や毎日のようにお漫才を拝見し、友保さんの締めを聞かないと落ち着かない体にまで作り変えたけど、初見はめちゃくちゃ強烈だったな。なんだこの人たち激ヤバじゃねえかと。

だからM-1すっごい楽しみなんですよね~。惜しくも決勝は逃したけど、金属バットが敗者復活からのスターダムのし上がりとかどう?想像するだけでヤバい。リアルシンデレラの可能性結構あるんじゃないかって。そりゃ平成も終わるがな。

 

それから私は、ドラマ「隣の家族は青く見える」に出会う。

もうとことん優しくて暖かくて良いドラマです。もしまだご覧になっていない方がいたら是非。

やっぱさ~~、どこを切り取っても愛が溢れてるもんね。最高。寒い冬に最高のぬくもり提供してくれる。なんかもう台場にモニュメントとか建てたいくらい。

元々作品について勝手に考察したり、描かれていない行間を埋めずにはいられないシンドロームなんですが、こんなにガチになってやったのはこの作品が初めてだったと思う。

いやマジ最初ここまで真剣に書く予定じゃなくて、ただの視聴者が見てチラシの裏に実況を書いてほくそ笑むみたいな感じだったんですけどね……これが作品の引力か……。

真剣になって見たおかげで、この息苦しい世の中を生きていくうえで、すごく大切なことを教えてもらいました。

「自分にとって文章を書くことがどういうものなのか」を考えるすごくいい機会になったんです。

見ての通り特別上手いわけでもないし、気の利いたことやシャレが効いた言い回しができるわけでもない。だけど、私にとって「書く」ということは自分を表現するためにも必要だし、相手を理解するためにも必要な手段だったんだなって25にしてやっと分かった。遅いって?知ってる~~~!!!

今もなお脚本の勉強は継続していて、思ったようなものが書けなくて苦しんだり、そもそもアイディアすら思いつかなかったりしている今日この頃。私は何かと壁にぶち当たるとだいたい全部放り出してやめてきたんですが、これだけはやめらんないね。なぜか書くことだけはやめらんないなっていう。何だかんだ言うて楽しい。

正直、実際のところ、私に才能とかないのかもしれないけど、そんなもんは知ったことじゃねえんですよ。

ここで大変突然ですが、聖書の一節をご紹介します。忘れた頃にミッション系出身感が。

富める者はますます富み、貧しき者は持っている物でさえ取り去られるのである。

新約聖書のマタイによる福音書の一節であります。初めて聞いた時はえらく不公平な感じしたんですけど、最近になってハッとした。これって、才能とかお金とか持ってる人がどんどん栄えていくよっていうだけの話じゃないんじゃないかと思って。

同じくマタイによる福音書の中に、

求めよ、さらば与えられん。

っていう一節があるんですよ。あ~~~、なんだ。どうしようもなく才能がないとか悩んだり悲観してないで、求めればいいんだっていう。求めれば与えられ、探せば見つかり、扉をたたくものには開かれるんだから。そうやって求めていった結果、富める者はますます富むわけ。求めなかったら貧しいまま。

だから私は才能云々は知ったことじゃない!!!!書きたいから書く!!!!書けるようになるためにどんどん求めていくんでよろしく!!!!と思うことにしました。マタイ、マジ卍。

……なんか、ちょっとした出来心でマタイと卍という異なる宗教を混在させてしまったことをお詫び申し上げます。ちゃんとクリスマス祝うから許してください。

そして、このドラマに出会って作品を勝手に考察してただけなのに、色んなところからすごく慈悲深いお言葉をかけてくださり大変感謝しています。シンプルに元気が出ました。

 

そんなわけで、となかぞによって一皮むけた私は、連ドラになって帰ってきたおっさんずラブに出会う。

いやあ、すごいよね。一体何がすごいかって、今もなお世間についた熱が冷めやらぬところがすごいですよ。こんな化けるコンテンツになるなんて。

私ったら興味の移り変わりが秒なところがあるんで正直今は当時の熱を保ってはいないけど、これもまたモニュメント建てられるくらいドラマ史に残るいいドラマだった。

人を好きになることに真剣に向き合っていくところは胸を打ちます。どのセリフもキラッキラ輝いてて、出演者の皆様がどれだけの心意気で臨んだのかが分かって最高だった。シナリオブック買いました。

何と言うか、作品全体に捨て身のエネルギーというか、失うものは何もない!的な強さも感じて、こんな全力で愛せる作品を私も作っていきたいなって思わされました。いい仕事。

 

その次に出会ったのはヒプノシスマイク。まるでLDHがハイローによってCLAMPを取り入れたように、声優がHIPHOPを取り入れるという無敵の異業種タッグ的ヤバさ。

まさかアニメイトEXILE黒木啓司が立ったとは今も若干信じがたいところ。

なんかもう秒速で色々と展開されててさっぱり追い切れないけど、The Dirty Dawg時代の4人ビジュアルが最高すぎて少年マガジンエッジを買いそうな勢い。いかんせんポンパとオールバックに弱い。

 

そして、何となくソシャゲに手を出したりとまあまあカオスな夏に出会ったポルノグラファー。

ま~~~これも鮮烈な出会い。この作品を教えてくださった方、本当にありがとうございました。

コンプライアンスだらけの潔癖な昨今の地上波で、限界という限界に挑んだFODと腹をくくった出演者の方々の本気を見ました。本当に貴重な作品であります。

まあ過激な分、見る人を選ぶジャンルだけど、それ以上に感じるものがあったなあと。

人の感情を丁寧に追いかけて、そのシナリオに出演者の解釈が乗るとこんなに豊かな表現になるものなんだと知りました。少ない出演者と、限られた場所で展開してもこんなにドラマチックになるのはすごい。画面としては全然派手じゃないのに、温度や湿度でぐっと引き込む感じ?勉強になりました。

余裕の素人丸出しなのでまだまだ自分の作風やら雰囲気は決まってないしよく分からないけど、こういう何気ない描写で人の心を打つような作品が作りたい所存。

 

さて、ポルノグラファーが終わって目まぐるしい秋が来て、今に至る。

今クールは中学聖日記を推しています。あらゆるところでボロクソ言われてるのをよく見ますけど、私は胸を張って好き。

これもまた感情を丁寧に描いている作品で、純粋に面白く見ているのに加えて、脚本をやろうという目線において学ぶことも多い。

新人の岡田くんの演技の愚直さなんて超ヤバいから。あんなにも初々しくてみずみずしくて不安定な岡田くんの演技は、この先で二度と見られないかもしれない。

それくらい俳優としての可能性を感じちゃう感じ。ご興味ありましたらぜひ。あと町田啓太も鬼ほどかっこいい。

 

今年は、去年の私が想像もしてなかったことばっかりでございました。人生ってのはどうなるか分かりませんな。

それでまた来年こそどうなるか分かんないけど、書くこととか勉強とかを続けていきたいなァ……と思います。

良い作品に出会えたらまたブログとか書かずにはいられないと思うので、お付き合いいただけたら超嬉しみが溢れちゃうよね~~~最高~~~。

そういえばマシュマロでも教えていただきましたが、来年の4月に始まる「きのう何食べた?」は神ドラマの予感しかしないね。いやだって、テレ東なんだもん!!!!!!大好きなテレ東のグルメな枠で実写化ブチかまされるなんて!!!!そしてキャストがまた西島秀俊内野聖陽て!!!!神だな!!!!!わざわざブログ書く必要なさそう!!!!

個人的にテレ東のドラマにおけるグルメの扱いは絶大な信頼を置いています。孤独のグルメをはじめ、侠飯、忘却のサチコ。ちなみに私が一番好きなのはだーりおも出てた侠飯です。

あと「きのう何食べた?」と同じよしながふみ先生が原作で、あのタッキーと藤木直人椎名桔平阿部寛がやってた「アンティーク~西洋骨董洋菓子店~」がとにかく好きで死ぬほど見た思い出。私としては何と言っても椎名桔平。マジで史の上で最の高だった。椎名桔平だけじゃなくタッキーの麗しさと藤木直人の色気とか阿部寛の再現度にも惚れ惚れとします。

脚本が泣くな、はらちゃんとかの岡田惠和さんだったのもあって、あの雰囲気も未だに思い出すくらい好き。しかも聞いてドン引き、放送は2001年の話っていうね。引くことしかできない。

 

……ということで、2019年も色々あると思うけど、いい年にしていきましょう。

あ、ティータイム挟むの忘れた。

気が早いけど今年はこんな私に何かとお付き合いいただきましてありがとうございました。来年もよろしくお願いしまーす!!!

私とティータイムがやりたい等何かありましたらマシュマロ、ツイッター、コメントまで。

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グッバイ平成!!!

画期的で普遍的な純愛を描いたポルノグラファー最終話・第6話と創作について

先日、ついに地上波のポルノグラファー最終話を迎えました。

まず何よりもめでたいDVD化!!!!!ありがとうフジテレビ先生!!!!!YDK(やればできる局)!!!!!

ここ最近強く感じるのは、SNSが浸透したお陰で制作サイドに視聴者の意見がより伝わりやすくなったことである。ありがとうインターネット。

エンタメはアクションとリアクションで成り立ってると思うので、視聴者のリアクションをちゃんと受け取ってもらえたっていうのも嬉しいです。アスマートで予約待ったなし。

 

さて、愛しさと切なさで死にそうな5話の最後では久住くんに先生の合鍵と共に心強さが備わったところで、最終話について書きます。

副題は愛欲と理性の果てに。さすが最終話、すごい副題。

前回「チェーン切ってでも会ってきますから!」と勢い任せに城戸に啖呵を切った久住くんですが、会って何て言おう……と悩む。

そんなところに一通のメール。なんと、その差出人は先生。やだ、先生ったらメールできんじゃん……てか電話番号のみならずアドレス交換してた……と心の中でひっそりとつっこんでしまったよね。

そのメールには、切実な先生の本心がつづられていました。

久住くんとの出会いとなった事故の瞬間に、先生はとあることを強烈に期待していた。それは手が動かなくなって、筆をとれなくなること。しかし、実際にケガを負ったのは利き手ではなかったことを残念に思っていた。お金が無さそうで人のよさそうな久住くんに、利き手が使えなくなった小説家のふりをしてみることを思いついた。そんなことをした理由は寂しさを紛らわせたかったからであった。

先生はずっと創作の限界と孤独に戦っていた。作家として、人生を削りながら小説を書いてきた。三文エロ小説であろうとも。しかし先生の中はいつしか空っぽになってしまい、削り取るものがないように感じる。

……えー、後ほど私の妄想ぶっ飛びブログ恒例となりつつある暑苦しいタイムを設けますが、この創作と闘う描写がすごく好きで、私なんて大した創作もしてないんですけどうっかり共感する部分もありました。せ、先生……。

そしてメールの後半には、久住くんへの謝罪と別れの言葉。今回のことを深く反省し、同時にこれまでの人生一切を清算しようと思い立ちました……僕はこの世界になにも未練はありません……???え???

「たくさん嘘をついてきた僕ですが、これだけは真実です。君と過ごしたひと月半、僕はとても楽しかった。とても。本当にとても。ありがとう。君に光り輝く未来を」

そりゃあ久住くん走るよね。だって完全に遺言のテンションだもん。

爆走して先生の家に着いた久住くん、めっちゃドア叩いて先生を呼びます。こんな時に助かる城戸から奪った合鍵。チェーンはかかっておりませんでした。

家の中に入ってみると、あれだけたくさんあった家具とか本とかがきれいに何にもなくなってる。超焦る久住くん。家を探し回りますが、先生はいない。絶望。これは完全に絶望よ。

もう先生が天に召されたとか思っている久住くんは床に蹲って泣きます。冒頭からかわいそうすぎる……と思ったら、ふと窓際に何か見つける。ボストンバッグが一つ。この時の久住くんすごい汗だくで健気さストップ高

すると、扉が開く音と共に人影が。久住くん超ビックリ。

「なにしてんの」と先生に声をかけられて、力なく「先生……」と言う久住くん。この子ってば家に来てからずっと先生しか言ってなくないですか……健気……。

先生「間違えて送っちゃったんだよ、推敲中に。あんなメール送ったら、君、こんな風にすっ飛んでくるじゃないか」

いや~~~ここ、どう思います?私の中では、本当に間違えた4割、久住くんに来てほしくて送った6割って感じ。照れ隠しで間違えて送っちゃったとか言ってたら……先生……。

振り回されて呆れた久住くん「使い慣れなさすぎです」

ちょっと拗ねる先生「そうだよ、メール送る相手なんかいないよ」

あんなに大事にしていたレコードや本を全て処分したらすっきりしたという先生は、貯金も尽きたし実家に帰ることにしたという。

農家をやっている実家を手伝う、なんて柄にもないことを言う先生に「やめちゃうんですか、作家。農業なんて先生にできるんですか?なめてません?」

正直で素直すぎる久住くんの言葉に、笑いながら「どうだろ?姪っ子のおもりくらいできるんじゃないの」と他人事みたいなトーンで言う。

「先生は、いいんですか。それで本当に」「いいんだ。むしろ憑き物が落ちたような気分で、とても安らかなんだ」

このシーンすごく綺麗でした。夕暮れの良い風が吹いてんのがまた良い感じで。

結局、家に夜までいた久住くん。そっと鍵を先生に返して、別れの言葉を告げる。すると、久住くんは何かを思いつく。

「悪かったと思うなら……最後に、俺のためになんか書いてくれませんか。どんなに時間がかかってもいいんです。何でもいいんだけど……あっ、俺が、俺の好きそうな、俺の抜けそうな小説とか!」

突飛な話に思わず吹き出して笑う先生。なんかもう、先生も久住くんも似たもの同士って感じするよね。まったく二人してろくなこと思いつかない……相性が抜群じゃん……。

「マジで?君が抜ける話だって?……面白いこと考えるなあ。例えば君、年上の人妻ものとか好きだろ」「そうっすね」

久住くんの少々マニアックな性癖をちょっと楽しそうに話す先生。あの楽しかったひと月半を振り返りながら。すると、みるみるうちに先生の顔は歪んでいき、片手で覆ってはらはらと涙を流す。

「本を書けって、君、ひどいやつだな……」

久住くんは先生に「大丈夫、書けます」と優しくて力強い声で言うのです。

先生は久住くんの胸倉を掴んで「無理だよ」と堰を切ったように声を荒げ「本当に、本当に長いこと一行だって書いてないんだ」

こうして久住くんに自分の弱い部分を剥き出しにするのって、先生にとって思いもしなかったことだったと思う。こんな姿は出来れば一生、誰にも見せたくない。でも、心のどこかで誰かに分かってほしいと思っていたんじゃないか。

そして先生は最終的に「書きたい」と本音を吐露することができた。やっと。一年以上もずっと誰にも言えなかった言葉をやっと言えたわけですよ。

久住くんはまた同じように「大丈夫ですよ、大丈夫」と言いながら先生を抱き締めて、なだめるように大丈夫と繰り返す。

本当に毎度空気を読めなくて申し訳ないんですけど、この、久住くんから離れる前に一瞬下唇を噛む先生が超かわいい。ここにきてすごい庇護欲かき立ててくる先生。

そして、先生の頬に流れた涙を拭う久住くん。二人とも綺麗な横顔。先生はそっと久住くんの顔に手を伸ばす。

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「もっと、君のこと、教えてくれないか。知りたいんだ」

そして引き寄せられるようにキスをする二人。ビックリするくらい綺麗。しかしこれは先生らしい見事な告白でした。ストレートに好きだって言われるよりも、もっと知りたいって言われた方がグッとくる。さすが先生。

フローリングに寝そべる裸のふたり。風でカーテンが揺れる。えっ、窓が開いて……えっ、この人たち窓を開けたまま……??

「ねえ、何回したか覚えてる?」「6発……」「お疲れ」「腰だる……」

いやいや先生こそお疲れって感じですが、それはもう愛おしそうに久住くんにキスをする。「僕は嘘つきだけど、約束は守るよ」

夜が明けて、目を覚ます久住くん。先生は鍵を残して家を出ていました。

 

半年後。先生の実家に一通の手紙が届いている。

ここの先生と城戸との電話での会話がまたいい感じでした。優しい。

本屋にいる久住くん。手に取った本は就活に関する本。スーツを着て、すっかり就活スタイル。なんかのドラマでも思ったけど、髪型を変えることでちゃんと時間の経過が分かるのすごいですよね。

本を片手にレジへ向かう途中に何かを見つける。ちょっとにやけ気味でレジで本を受け取る久住くんに、スーツ姿の同級生「なに、まだこういうの読んでんの?」「いいんだよ」

そして、何かを思いついたかのように説明会をサボって帰る。

久住くんの家ではレコードプレイヤーが回転していて、すっかり影響を受けているのがまたいじらしい久住くん。あと地味に棚の下にあったタミヤのプラモが気になる。

「(彼の著書の中では珍しく、一人称で書かれたその本は、目立つ平台などではなく本屋の片隅にひっそりと積まれていた)」

題名が愛欲のエクリチュールだったんですけど、エクリチュールは書く行為を差すフランス語で、哲学でいう書き言葉の快楽の知的媒介とかなんとか。大学の時の一般教養でやったロラン・バルトの零度のエクリチュールを思い出しました。エクリチュールはラングとステイルの中間で~みたいなやつ。鬼うろ覚えです。

先生が手紙を開いて読んでいて、手紙の最後にあった久住春彦の名前。その内容がまた健気の塊でしたので、ぜひFODで一時停止して見て下さい。字がとってもきれい。

先生は手紙を封筒に収め、煙草を吸って外を見遣り、ふっと笑う。

「あの日を一生忘れない」

先生が孤独から救われたあの日。そして、また二人の物語が始っていく……というところで、おわり。

ハッピーエンドというにはやや曖昧かもしれないけど、いい終わり方でした。最後までありがとうフジテレビ。

 

今回、ポルノグラファーがBL作品の中で画期的ですごいと思ったのは男性同士の恋愛として描かれてはいるけど、この男性同士であることがメインの障壁になっていないことだなと思います。その点がすごくフラットなのが新鮮で面白いな〜って。

だからといって、男女で同じような内容だったらそこまで面白くならない気がする。作中の久住くんのセリフで「エロいの嫌いな男なんていないでしょう」っていうのとか、エロに対してあっさり明け透けに話せるのは男同士ならではっていうか。あとエロに対する反応の分かりやすさも男性だから自然で、どこか小ざっぱりしたような雰囲気が出ていていいです。

エロくていやらしいけどさっぱりしてる不思議な魅力がある気がします。なんか私、無駄にエロを言いすぎてません?

なんというかBLという枠だけに収めておくのが勿体ないような、普遍的で純粋な恋愛のドラマのひとつとして完成されている感じで、大変勉強になりました。

それをまた今回かなり忠実な形で実写化していて、民放YDKフジテレビ大成功キメたなって思う。丁寧な作りこみの賜物。

すでに恐ろしくまとまりもなければ語彙力もないんですけど、原作も今回のドラマも画期的で素晴らしいっていう話でした。出会いに感謝。

 

なんかこう改めて考えると、BL作品を実写化して扱うのは諸刃の剣ですよね。

万人ウケしにくいジャンルではあるが、一定数のファンは取り込める。これは別にBLに限定した話ではないけど、そのファンは原作の作品に対する愛が深いあまりに見方が厳しい場合がほとんど。

そもそもBLがなぜ万人ウケしにくいのかって考えてみたけど、まあ何にせよ趣味・嗜好・感性ってみんな人それぞれだもんね~~~~っていう死ぬほどペラい結論しか出せなかったんで、ここでもう一回考えてみます。

同性愛は恥ずべきことじゃないと昨今の日本でもLGBTQへの理解が急速に進んでおりますが、それらとBL作品への理解を一緒くたにはできない部分がある。この理解っていうのがまーた人それぞれいろんな考え方があるのですごく難しいポイント。難易度はエベレスト。

これは私の持論なんですけど、同性愛とBLは同じ事象を指すように見えて実はそうではない。BLはあくまで創作であり、ファンタジーの世界だと念頭に置いて楽しまないといけないのではないか、と思うわけです。

例えば、BLの売りの一つとして「禁断の恋」がある。よくキャッチコピーで使われてたりするし。

しかし現代では同性愛を「禁断」なんて言うのは時代遅れです。理解も進み、色々世の中が変わっていったりしてて、それはもう最高にピースフルで何かとボーダーレスな世の中への一歩を踏み出そうとしている。

だけど創作の面で言えば、そのカセがあるから燃えるし面白い側面を持つコンテンツでもある。例えば付き合ってるけど実はライバル会社同士、先生と生徒など、周りに広く知られたら困る関係性、要素のひとつ。久住くんが大好きな人妻ものとかも。

その中には男同士だからっていうある種の偏見も含まれていて、好きな相手を偏見のもとに晒したくないから突き放すとか、なんかそういう今時古臭い話かもしれないけど「好きだからこそ身を引く」「大事だからこそ突き放す」みたいなところから切ない展開が簡単に作れる。そこを乗り越えてこそのドラマ。

だから奇しくも、そこが心を動かされるポイントにもなってくるわけです。ジレンマがすごい。

だから日本で発展してきたBLというジャンルは、メディアにおける扱い方がなかなかデリケートで少し厄介な面が多い。

世の中で同性愛への偏見や批判はあるべきではない。しかし創作の中ではそのカセがあるから面白くなることもある。だから現実の世の中と創作の世界を混在させようとすると、めちゃくちゃややこしくなってしまう。

だから、コンテンツを楽しむ上で結構しっかり別物として分けて考えた方がいいのかなと思いました。現実に創作の影響がどこまで及ぶかっていうのは、受け手のリテラシーにかかっていると思いますよね。 ……オチが行方不明になってそれらしい横文字言っとけばどうにかなる感……。

 

話を一気に序盤まで戻しますけど、BLが万人ウケしないジャンルだからと言って、こういう良い作品が日の目を見ずに埋もれるのは非常に勿体ないことです。だって良い作品なんだもん。良いものは良いじゃん。私なんかただでさえ視野が狭いので、ジャンルにとらわれて素通りするのはMS(マジで損)。

いわゆる「隠れた名作」は、本当に誰にも見つけられずにずっと隠れたままでいたら、そのまま静かに終わるだけ。果たしてそれでいいのか。

まず、何のために精魂込めて創作をするかって話に立ち返ってみると、作品は多くの人に見てもらわないことには始まらないということが分かります。リアクションがあるから次のアクションに移ることができるじゃないですか。

相応の評価と対価があれば、創作のサイクルは活性化する。

隠れたものを表に引っ張り出すのは賛否両論あるだろうけど、ちゃんと作品の良い点を評価して「これが名作か」と世の中で認識すること。それによって刺激を受けた作り手から、また新たに良い作品が生まれたりするんじゃないかな〜〜〜なんつって!!

偉そうに仰々しく評価とか言ってみたけど、この作品マジパネエ最高!刺さりまくり!って伝えることが十分効果的で、今回のDVD化も繋がったと思う。自分の感性に正直になってリアクションをすることが大事かなって。

なんか自分が何かしらの作品を生み出す立場に立ってみて、改めて思います……作中で先生も分かりやすい久住くんの反応が嬉しそうだったのと同様に……(笑)

何かを作り出すことは、最終的に孤独な作業になる。見えない読者や視聴者に向けて創作するのは途方もないことじゃないですか。

このブログも未来の自分のために書いてるつもりでも、気付けば不特定多数の誰かに私が好きなコンテンツの良さがが伝わってたらいいなとかいう布教の精神で書いちゃってるところありますもんね。根がオタク。すぐ布教を考えがち。とりあえず頑張っていい仕事しよう。

は〜〜フジテレビさんお仕事くださ〜〜い!(どさくさ)

 

いつの間にかしれっと暑苦しいタイムぶっこんですいません。流れに身を任せた結果。

いつになく長々と読みづらいブログにお付き合いいただきありがとうございました。とてもかたじけない。

では、また機会があれば何かしらで。

何かありましたらツイッター、コメント、マシュマロなど適当にどうぞ~

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ポルノグラファー第5話が愛しさと切なさで死にそうだった

どうも、お元気でいらっしゃいますでしょうか。

2018年があまりにも天災をぶち込む姿勢でつらの極みですが、それなりの強めなノリで生きていきたいなと思う今日この頃です。それなりで十分だよね。

先日、友人にDVDを借りて猪塚さんの赤澤を見ました。何せ私、中学から筋金入りの観月はじめのガチ勢という偏りの志向を持ってるため赤澤を見る余裕が無くて、改めて見たら猪塚さんいい仕事をしてらっしゃいました。いや〜〜好き。ど真ん中の好感。ありがとうアミューズ

なんかどこ見てもスタダとアミューズにぶちかまされる2018って感じですよね。個人的にザズウはこの調子で行っていただければ大丈夫です。

 

配信ではすでに6話までの配信を終えて完結した訳なんですけど、引き続き地上波のペースでブログを書いてまいります。

というか、私は怒っている。

まずポルノグラファー のDVD化が決まっていないという事実。そして何と言っても、どの作品も放送したらひとまずDVDにはなるだろうと思っていた甘ったれた己の精神に対して怒ってる。

〜必ずや、なると思うなDVD〜

これを心に刻んで、とりあえずFODの再生回数をガンガン回していこうと思います。もうそれしかない。とりあえず半永久的に配信してくれますように……。

 

さて、最終話前にクライマックスが来そうな第5話。副題は偽りと真実のあいだで。

開始早々からとても不穏な空気。先生の小説の中の世界から始まり、ついに久住くんは大きな疑問を先生にぶちまけることになる。

久住くん「あの、俺の勘違いだったらいいんですけど……今やってるこの話ってこの、愛のいけにえの内容とほぼ同じですよね」

過去に書かれた先生の本と同じ内容を口述筆記させられていたと気付いてしまう。驚きからか動きが固まる先生。

「いいんですか、そういうの」「いいわけないじゃん」

久住くんに咎められた後、煙草の煙を吐いてバレたことに対する動揺を隠す。それから何かのスイッチを入れたかのように態度を硬化させるっていう一連の流れ。一瞬のことだけど先生の中の葛藤が垣間見えたような気がしてうわ~~~~ってなる。いいわけないじゃんって……悪い大人……しかし顔がかわいい……。

先生は冷めきった声で「あーあ、バレちゃった。最後まで分かんないと思ったんだけど」「どういうことですか?」

「嘘だよ。今月三本仕事入ってるってアレ、嘘なんだ。何の仕事も入ってない。今月どころか、もう一年以上ね。色々あって、僕……仕事干されててさ」

「じゃあ、俺が書き取ってたのって」

「全部一回書いたやつ」

こっ!!!!この、食い気味に言った先生の間の取り方がなかなか精神をえぐる。しかも平然とした、まさに久住くんに対してガツンと追い打ちをかけるような言い方で、何とも言えない性格の悪さっていうか、容赦のなさが逆に痛々しくてつらかったです。

「それ、何の意味があるんですか」「別に、なんにも。毎日やることなくてねえ……ふと思ったんだ。利き手の使えない作家やるの、面白いかなって」

笑ってる先生がどう見たって傷だらけ。

そして久住くんの方もどんどん心が打ちのめされていくのが表情の変化で分かる。

「君もさあ、楽しかったでしょう。この口述筆記ごっこ」

そう言って先生は、久住くんの目の前で原稿用紙をぐしゃぐしゃと丸める。本当に容赦がない。この容赦のなさは久住くんへのベクトルと同時に自らにも向けられていて、ああ……久住くんを断ち切るために、自分で自分の首を締めるようなことを……切な……。

「なら、よかったんじゃない」「じゃあ、俺が今まで書いてきた原稿って」

「ああ、全部捨てちゃった。丁度今朝、可燃ごみの日だったからまとめて。取っててもしょうがないしねえ。結構量があってさ、大変だったんだよ」

この後、久住くんの場合はやるせない感情が、じわじわ怒りの方向にシフトするのも若さって感じがしていいなと思った。

「ふざけんなよ!!」と先生に殴りかかる久住くん。ここでストップモーションになるのがいやらしいっていうか、うっかり制作サイドの性癖を感じ……。

殴られて吹っ飛んでしまったために眼鏡が無い先生。また空気を読まずに言いますけど、このシーンの先生の顔がすごいかわいい。顔がかわいいってすごい。

先生が「なんでキレてんの?」と言うなり、久住くんが掴みかかる。

「信じらんねえよ!よく平気で今までそんな嘘……俺の気持ちとか全然考えなかったんですか!」

先生と一緒にいる時間が楽しくて、先生の才能に触れて尊敬して、好きになって、妄想で散々いやらしいことして、しかも実際にもキスはしてて、最後にこんな仕打ちが待ってるなんて思いもしなかった久住くん。俺の気持ちとか全然考えなかったんですか、っていうセリフの言葉の端にある自分勝手な感じにも若さが。

自分はこんなにも先生のことで頭いっぱいになってるのに、俺のこと何にも考えてくれなかったのかって悲しくなっちゃう気持ちとか。

あとは先生の気まぐれな思い付きと思わせぶりな態度に振り回されただけ、って認めたくなかったのかも……と思ってまた切ない……無理……これは強く生きられない……。

そこで先生は「自分の立場分かってる?きみは加害者で、きみが僕に払うべき治療費をチャラにしてあげたわけだよ。こんな気まぐれのごっこ遊びくらい付き合ってくれてもいいんじゃない?」と急に久住くんとの関係をリセットしようとするのがつらい。口調にも余裕がなくなってるのも大変つらい。

久住くんが「今まで、ずっとそういう風に思ってたってことですか」と問いただすと、また食い気味に「みたいだね」と答えるのです。

こうして、自分のことをどこか他人事みたいに言ってのけるところも、なんかもう開始から全部つらいんですよね。こちとら頭を抱えっぱなし。

久住くん「ばかみたい……俺は、すげえ真剣に……先生の仕事手伝ってるって思ってたのに」「気付くと思わなかったんだ」

これは先生の本心。いやぁ先生マジさすがだなと思うのは、本心を織り交ぜながら嘘をついていくところ。偽りと真実があいまいになればなるほど、相手は深みにはまっていってしまう。

まあ奇しくも今回は、先生自身までも深みにはまっちゃってるんだけど……つらの極み……。

「気付きますよ!俺、先生の作品ほぼ読破しましたから」

久住くんの言葉に思いっきり動揺を隠し切れていない先生の顔が秀逸すぎて一時停止しまくり案件。どこを切り取っても顔が良い。

きっと、ここまで自分の内側に踏み込もうとしてきたのは久住くんが初めてで、これ以上どうしたらいいか分からないっていうのが一番大きかったように見えました。いやはや、相手に深入りしない・自分にさせないようにと線引きをしていた先生にとって、パワーもとい若さで全てを押し切ろうとしてくる久住くんの存在はものすごい脅威だと改めて感じる。とんでもない相手をひっかけちゃったね、先生。

「あんな低俗な本より、読むべきものがあったと思うけど」と声を震わせながら言う先生。本当はそんなこと言いたくないだろうに。

「低俗とか高尚とか関係ないでしょう!俺は先生の作品が好きだったし、それにあんたのことよく知りたくて、だから……!」

そして久住くんは先生の肩に顔を預けて「好きなんです、木島さん」と切実な告白をする。先生と言わずに「木島理生」のことも好きっていうアピールが含まれている。そしてこの時の先生の顔がまた。

「好き?それって、僕とセックスしたいってこと?」

これはもう、自分で付いた嘘と真実に雁字搦めになっていた先生が、理性から一気に本能と欲求に針が振り切る瞬間。とにかく最高。最高のやつ。語彙とか根こそぎ奪われるやつ。

「いいよ。はめたい方?はめられたい方?」と矢継ぎ早に言いながら久住くんの洋服に手をかける先生。動揺しながらも抵抗し、身を捩らせて逃げる久住くんを後ろから服を剥ぐ。

久住くんに余裕がないように見せかけて、先生の方が余裕がありません。

「僕も人並みに罪悪感は持ち合わせているから、嘘をついたお詫びをさせてよ。……なんだ君、もう興奮してんじゃん。何想像した?」

「煽らないでください……」

それでも全然やめない先生に「やめてください」と久住くんは振り返りざまに先生を殴ってしまう。ここの久住くんの顔も、先生の顔も見どころでしかなかったので何回か一時停止の案件。

「なんで?ずっと、こうしたかったんじゃないの」っていう先生のセリフが、そのまま先生にも突き刺さるという。たまんねえ……。

何度も妄想していたこと(「口でしてあげようか」)が現実になり、やめてとは言ったものの快楽に流されてしまう久住くん。先生にデスクに押し倒されて「いやらしい顔」とか色々言われてどんどん追い詰められていってしまう。

5話に至るまで何度も俳優としての本気を感じていましたが、このシーンは抜群にすごかったです。抜群の仕事。ここまで恥も外聞もかなぐり捨てた演技ができる俳優さんってすごく貴重な存在な気がする。なんかこのシーン見てたら役者っていう職業について妙に考えさせられちゃって気付いたら一時停止して5分くらい経ってた。危ない。話を戻します。

そして先生は久住くんの体を攻め立てていくんですが……あーーー!!!!かわいそう!!!!あまりにもかわいそうが過ぎる!!!!双方向にかわいそうなんだけど!!!!だって、こんな形でセックスしたいわけじゃないのに!!!!こんな、まるで、無理矢理の愛のないセックスみたい!!なんてこと!!!先生の愛が分かりづらい!!まぁわざと分かりづらくしてんだけど!!いやでもこんな痛々しいすれ違いある!?!?

 

事後、服を着る久住くん「頭、おかしいよ、あんた……」とすっかり絶望感に包まれる。

それから畳みかけるようにして「続きする?ベッドでしようよ」って言うのも、もうこれ以上やめて……先生ってば自分で自分のことものすごい傷つけ方してるから……って頭を抱えました。正直このへんもずっと頭を抱えてる。そして帰るという久住くんに「もう来ません、だよね?」とトドメの一撃。

久住くんが帰った後、「だから昨日、そう言ったんだ」とつぶやく。

私が昨日の言葉として思いつくのは「俺は、君に失望されたくない」なんですけど、それを踏まえて振り返るとやっぱり先生は久住くんのことが好きで、久住くんと「ずっとこうしたかった」んだなっていうのが分かる。無理矢理久住くんのことを犯すような真似をして改めて自覚させられてしまい「何なんだよ!!」と荒れ狂う先生。つらい。全面的につらくて死にそう。

そして久住くんの方も泣いちゃう。そして電車と共に走るっていう。若い。

 

幾らか時間が経ち、久住くんに城戸から連絡がくる。「城戸……?」ってなる久住くんマジ正直でちょっと笑った。思い出した後のテンションの低さも含め。

城戸に会いに行き、これまでの経緯を話す久住くん。ほとぼりが冷めた久住くんは、確かに自分が加害者だったんだから文句言う筋合いなかったんだと冷静に言う。そして平気で嘘をつかれていたことがだいぶショックだったとも話していました。

ここで城戸に先生はなんで仕事を干されているのかを聞くと、実際はそうではなかった。先生はスランプに陥っていたわけです。1年も。

ある日から急に書けなくなるということは、小説が人生の全てだった先生にとってはかなりの打撃であり、極端に言えば死んだも同然。

そんな時に純粋に「先生は自分の才能を生かしていて尊敬している」なんていう久住くんの言葉はどんな風に響いたのかを考えると超しんどい。

あ、ここは個人的にちょっと真剣に考えちゃったところなので適当に読み飛ばしてください。今まで文章を書くことは苦に感じたことは無く、国語とか現代文なんか勉強したことなくてもどうにかなっちゃったクズ系人間だったけど、脚本とか色々と真剣に向き合って文章を書くようになってから急にピタッと指が止まってしまう瞬間が結構ある。書きたいのに書けないし、書けないのに書きたいっていうループの中から抜け出すのはすっごく大変で、書きたいことを形にするのがこんなにも難しいんだなと最近やっと分かりました。ちなみに私が全然書けないなって時はとにかく寝るに限るね。

久住くんは「俺、先生の官能小説好きですよ。ほかの作家のも読んでみたけどなんか違うって言うか。品があって、骨格がしっかりしてる」と言うと、城戸が初めて先生の本を読んだときに感じた嫉妬するほどの才能と衝撃に「ずっと、今でも惚れてんだ」と告白してしまう。ここも超激アツ……マジでやる気ならインディゴの気分もこのスタッフのまま実写化して……一人残らずそのままで……。

先生の様子を伺うために合鍵を使ったもののチェーンがかかっていたという城戸に、久住くんは「前から気になってたんですけど、何で合鍵持ってるんですか」と真っ向から聞く。

まあ、やましいことしかない城戸は自分から「すぐその手の邪推するのは良くないと思う」とか言っちゃって、久住くんが抱いていた疑念を確信にしてしまう。それで「キスしましたよね。それ以上も」と、かなり強い確信をもって城戸に言うんですけどこの根拠となるものはなんだったんだろう。あの二人の雰囲気だけで察してしまったのか、それとも先生の「はめたい方?はめられたい方?」っていう口振りか。

その後すぐに「俺もしたことあるので」と臆せずに言う久住くんに、ひどく動揺する城戸「マジかよあいつ……」と脱力する。

「奥さんとかお子さんとかいるんですよね」「ホントに、不倫とかそういうのじゃないから」「じゃあ、その鍵……俺に下さい」

すると城戸はめちゃくちゃ嫌そうに「ほら」と言って鍵を差し出す。

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ここの久住くんが城戸から鍵を貰うシーンすっごい好きです。5話までで三本の指に入るほどの好き具合。情緒がこんなにも指先に表れてる映像ってあります?

鍵をぎゅっと握りしめ、力強い目をして「俺は、チェーン切ってでも会ってきますから」と言って城戸の前から走り去るのです。

そのあと城戸は小さな声で「よろしく」と呟くんですけど、ここもすっごいよかった。椅子に座って「嫌な気分だ……」って遠くを見るのまで最高によかった。

ずっと閉鎖された先生(と城戸)の世界の中に、急に入り込んできた久住くんの存在によって世界が揺るがされていくのがドラマチック。

「先生が本当に苦しんでいるなら、俺は力になりたい」と、強い気持ちに突き動かされるように久住くんは先生の元へと走るのでした。

閉鎖されている場所ということは守られた安全な場所でもあり、皮肉にも自分で作り上げた世界に苦しめられている先生は、壁をぶっ壊そうとする久住くんの手を取るのか……っていう5話でした。

 

なんか随所に久住くんの若さを感じる。

偽りと真実の間で揺れる先生があまりにもつらくて死にそうですが、久住くんの開けた風穴がどんどん広がっていくのがいいな〜つって。

はぁ、もう更新されない……と思ったらインタビューあって大歓喜でした。ありがとうFOD。半永久的に配信してくれますように!!!!!

ここまで好き勝手ベラベラ言ってるだけのブログをお読みいただき、ありがとうございました。アンド大変失礼しました。

何かありましたらコメント・ツイッター・マシュマロにてお気軽に〜〜。

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ポルノグラファー第4話が最高すぎて私の心の文化財に指定

突然ですが、こんな感じでドラマについて無駄にしっかり全編書いちゃう芸は「となかぞ」「おっさんずラブ」と続き、なんとまぁポルノグラファー で三作品目になります。飽きもせずよくやってんなって感じですよね……普通に私が一番思う……。

好き勝手ベラベラ書き散らかしてるだけで、誰かのために書くとか大層な名目を掲げて書いてなかったんですが、今回は私にものすごい熱量で「すみません!!!ポルノグラファーについてのブログを書いてくださいませんか???!!!!」とメッセージを送ってくださった方にアツく感謝をしながら書いております。

この世には優れた作品がたくさんありますけども、私なんておそらくその1割も知らずに通り過ぎて生きてんなと思うので、こんな感じで教えてもらえるのは大変にありがたいです。往々にしてピンと来ない時もあると思いますが、その時は私の教養の無さを罵ってください。ちなみに歴史系が大の苦手です。

次は猪塚さんがいい仕事してるという噂の娼年を見る予定。その前にテニミュか……何だかんだでみんな大好きルドルフ赤澤部長……。

 

課題のために官能小説と日活ロマンポルノを見漁った以来の、謎のエロ作品見まくり時代が私に到来し、官能的な表現に気を遣いながら現在配信中第4話の話をベラベラやっていきたいな〜〜と思います。

副題は愛情から起因する闇。

ほぼ参考にならないけど多分ざっくりと把握できるこれまでのおさらいはこちら。

 

冒頭、3話最後のフルスロットルキスシーンからスタートします。

まず3話の放送分でもありましたけど、翌朝にカーテン開けた時の眼鏡のない先生の顔が普通にかわいい問題。

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もう色々とよくわかんない……魔性の魔法みたいなのがかかってんのかな……全然かわいい……。

あと、久住くんの「先生は、あんまり飲まないほうがいいと思いますよ」からの「だよねえ」っていう時の眉毛と目元の動きが個人的に大好きです。大きな動きではないのに感情が伝わるっていう。私の中の顔面文化財に指定。

そして、先生は「久住くんにこんな醜態晒すつもりじゃなかったんだけどなあ」と言いながら眼鏡を手に取り、久住くんに振り返って「忘れてよ、全部」と言って部屋を出ていくのです。

この時の久住くんは、先生という人は酒を飲むと毎回ああやってでろでろに甘えて、俺としたみたいにキスとかそういうこともいっぱいするんじゃないか?と思っちゃったりしてそう……どうか強く生きて……。

 

朝9時、台所に立って洗い物を一通り済ませてくれる久住くん。コーヒーを淹れて先生に差し出す。なんかこの……お互いにうっすらと気まずい感じがなんとも……うっすら……。

すると、先生は久住くんに「今日、授業ないの」と聞きます。

もう精神的にもぐったりな久住くんは、一限間に合わないからサボると言うと、あの全日本無駄にエロくて悪い大人選手権代表の先生が「ダメだよ。間に合う時間のやつからちゃんと行きなよ。ね?」とか言うわけ。でも「ね?」が超甘くて優しい先生。

先生に言われたとおり二限から出席することにした久住くんは「じゃあ、また今晩」と言うと、二日酔い気味だから今日は来なくてもいいと断られてしまいます。

ここまでで言えるのは、先生はキスをしてから明らかに久住くんと距離をとろうとしているということ。先生の心情を考えてみると、これ以上久住くんが自分に踏み込ませないようにしたいからだと思うんですよね。

なぜなら、ちょっとした出来心ではじめた”悪い大人が正直で素直な子供を弄んで楽しむ”という行為が、久住くんだけでなく先生の中でもだんだんシャレにならなくなっているからじゃないか。

久住くんは先生の家を出て歩きながらぼんやりと「(先生と、キスしてしまった……でも、これからどうすればいいんだろう……)」と、悩んでるっぽいけど彼はわりと前向きです。先に進もうとしてる。

家に残された先生は自分の唇にそっと指を這わせて「何をやってるのかなあ、僕は」と悩ましい表情を浮かべる。

自分はいたいけな大学生の心をかき乱しているものだとばかり思っていたのに、実際は久住くんによって自分の心もかき乱されているっていうことに気が付いてしまった。だから、色んな意味で怖くなって久住くんと自分の本当の気持ちから逃げた的な。これが今回の副題、愛情に起因する闇が生まれた瞬間……えっ、ちょっと……早々につらいんですけど……。

 

別の日。

相変わらずエロ小説を淡々と読み上げる先生、なんだかいつもよりやや感情が入ってしまっているような気がしないでもないぞ……先生大丈夫ですか……と思っていたら、久住くんがまーたレベルの高い妄想の世界へとトリップしてしまう。

同じベッドに寝て、先生にキスをしたあの夜のことを思い出す。読み上げられる先生の声によってどんどん加速していく妄想。小説のセリフはいつの間にか先生自身の言葉に変わっていきます。

ついにキスでは我慢できなくなった久住くんは上に乗り、勢いよく先生のシャツを暴く。そして情動に突き動かされるようにして先生の胸元を貪るように食らいつきます。

先生はそんな久住くんを抵抗することなく受け入れて、挙句の果てには「ねえ、次、こっち……お願い、いかせて」とド直球の誘い文句。そんなこと言われて分かりやすく焚きつけられた久住くんは「知りませんよ、もう……」と言うなり、画面の枠から消える。そして軽く体を仰け反らせながらベッドの上でやや控えめに喘ぐ先生……画面はすごく暗いけどこれで十分です……逆に明るくされると無理だわ……(画面の輝度は100%)……。

というか、あれ……これは……もしかして、今回の妄想って、微妙に妄想じゃないんじゃないか??先生が言った「久住くんに醜態を晒す」っていうのは、キスされた後の「ねえ、それだけ?」までの話なのか、それともその先も含めて……え???ちょっと待って??あの一夜でどこまで進んだ???おい、どこまで進んだんだ久住????え?キスだよね??キスをして終わってるんだよね???!!!!

私が勝手な混迷を極めはじめたところで、救急車のサイレンと先生が呼ぶ声によって現実に戻る久住くん。猪塚さんって、このトリップする時のピントがだんだん合わなくなる目と、現実に戻ってきて意識のピントが合いだすところの目の表現うまい。あなたも顔面文化財

何やら先生がリハビリを頑張り過ぎたためか、手の痛みに苦しんでいる。痛み止めよりもマッサージしましょう、と提案する久住くん。お湯を用意して先生の手を優しく丁寧にマッサージをしてあげると、なんかちょいちょいいかがわしい声を出す先生に「(わざとやってるだろ、絶対……)」と疑心暗鬼に。そのお気持ち、なんとなくお察しします……強く生きよう……。

先生「久住くんって、本当にマッサージ上手だよね」そういえば先生、久住くんに肩も揉んでもらってました。

久住くん「俺、スポーツやってたんで。ケガも多かったんで研究したんですよ」

高校までラグビーをやっていたが故障が多く、選手を諦めてマネージャーをやろうと大学でもラグビー部に入ったものの選手に未練があったのか行かなくなっていた。

「器用貧乏なんですよね、俺。ほかにやりたいこともないし、将来どうなっちゃうんだろうって」若者なりに悩む久住くん、ここでふと一つの名案をひらめきます。

「このまま先生のアシスタントやらせてもらえません?絶対名案ですよ!先生家事ぜんっぜんやらないじゃないですか。冷蔵庫も空っぽだし、洗濯物もすぐ溜めちゃうし……それに右手もまだ不自由ですよね。疲れたら今みたいに」

そこで先生は久住くんの言葉を遮り「必要ないよ」と言って席を立ちます。

「もう少し経てばペンも持てるし」「でも俺、もし先生の手に後遺症とか残ったら、一生……」「気にしなくていいよ、別に。仮に多少残ったとしても、僕はピアニストってわけじゃないんだし」「でも……」

このやりとりも切なかったな……。テンポよく投げ合っていたボールが急に帰ってこなくなるみたいな感じがして。

久住くんは純粋にケガした手を心配してるのもあるとは思うけど、そのケガを口実にしてでも先生の近くにできるだけ長くいたいと思っている。そこを先生は分かったうえで「今やっているものが終われば、今回の示談の件は終了。もう来なくていいから」と突き放すんですよ。キスをした翌日の朝と同じように。

二人の出会いとなった事故から一か月半が経ち、先生の家で一緒に仕事をして、やっと近づけたと思ったら急に離れていってしまったり、”腐れ縁”にしか見せない特別な顔があったり、知れば知るほど分からなくなる先生にどんどんのめり込んでいった。酔っぱらった先生にベッドに誘われてキスをして、自分も先生ともっと深い関係になれるんじゃないかと心のどこかで期待をしていたはずです。

「(先生もちょっとくらい、寂しいって思ってよ……最後のページが来るのが嫌だって……もっと一緒に居たいって……)」

気付いたら後戻りできないくらい遠くまで走ってきてしまった久住くん……。

一方、先生は久住くんの書いた原稿をひろげた机の上に突っ伏して、その原稿の一枚を握りつぶす。

虚無感漂う目をして「ばかだなぁ。こんなこと、何にもなりやしない……」と呟きます。「(内側をいつまでも回転しているレコードと同じだ……)針を上げないと」

先生は久住くんとの関係をここで断ち切ろうと決めたのでした。あー!つらい!!!!いや、だって!!!!!どっちも終わりを望んでないし!!!!

 

時とは無情なものでありまして、ついに明日で脱稿というところまで来てしまいました。つらい。

先生は「そうだ、示談終了ってことで、明日は乾杯でもする?」とあえて明るい声で久住くんに言う。複雑な心境の久住くんは「これからも、飯食いに行ったりとかしましょうよ。全部終わりとかじゃなくて。ね、先生」と縋りつく。

そんな必死な久住くんに「そうだね……でもね、君にはもっと自分の時間を大切にしてほしい。部活や勉強を頑張ったり、恋人を作ったりさ。今、君にできることをしっかりやってほしいんだ」と大変にもっともらしいことをのたまう。

私的に、この先生の言葉はすっごい嫌でした。だって久住くんは、先生との時間をとても大切にしてたんですよ。それは先生も分かっているはず。

先生の仕事を手伝うことは、久住くんからすれば部活や勉強をするよりもずっと充実していて、普通の恋愛をするよりも甘ったるいような時間を先生と過ごしてたわけじゃないですか。それを急に先生自身が全て否定するような言い方をするんだから、一気に裏切られたような気分になる。

久住くんは当然ながら口調を強めて「なんで、なんで急にまともな大人みたいな言い方するんですか?先生らしくない」と噛みつく。

先生「それは君が若者だからだよ。僕のようなイロモノの底辺作家から学ぶことなんて何もないだろ」

久住くん「そんな言い方しないでくださいよ!俺は先生のこと尊敬してますよ。先生の作品好きだし、自分の才能をちゃんと生かしてて、素晴らしい作家じゃないですか」

先生「分かったようなこと言わないでくれるかな」

久住くん「……先生は俺と一緒にいて、楽しくなかったですか」

先生「俺は、君に失望されたくない。それだけだ」

ここ、先生の主語が僕から俺に変わったのは、心の奥底の本音が出てしまったからじゃないかなと思います。先生の中で、もうこれ以上久住くんを騙しつづけるのが限界だった。

気付けばすっかり久住くんのことが大切な存在になっていて、将来がある若者の久住くんが自分なんかと一緒にいたら、本来叶えられるはずだった将来を潰してしまうかもしれないと怖くなった。だから、自分の手元に置くなんて持ってのほか、久住くんを自分と出会う前の大学生に戻してあげなくてはならないって思っている。

……っていうのは、まあ本音であり、建前でもあって、先生は本当の自分を知られることで久住くんに失望されたくない。このまま久住くんが作り上げた素晴らしい作家としての自分でいたいって思っちゃったのかなぁ。どうなんでしょうね。

この気持ちを決定付けたものとして、久住くんの前でべろべろに酔っ払ったこと。自分でも「久住くんにあんな醜態晒すつもりじゃなかった」って言ってたけど、醜態を晒したことによってすごく恥ずかしくなっちゃったのかもしれない……。久住くんへの気持ちが思ったよりずっと深いものだったと気付くきっかけになったのは間違いないと思う。

もしくは、本当の本当のところで、久住くんに取り繕った小説家じゃない素の自分のことも受け入れてほしくなってしまったのか。それで「何をやってるのかなあ、僕は」って、すっかり自分の気持ちを制御できなくなってる……とか、勝手にどんどん自分で切なさを増幅させて瀕死です。

いやーーーーマジでダメだよね、これは。こんなもん正気でいようって方が無理じゃない?余裕で悲しくて死にそうなんだけど。愛情のすれ違いってこんな死にそうになるんですね。

 

先生から突き放されてすっかりうちひしがれている久住くん、雨の中傘もささずに自分の部屋に帰宅……すごくかわいそう……。

「借りてきた本、返さなきゃ」と言いながら先生の本を手に取る。相変わらずのえげつない表紙。「(なんであんなに拒否られてんだ、俺)」って落ち込んで、また本読んじゃうって言う……。

そこで久住くんはとある異変に気付く。

先生は、今までの久住くんが書いた分の原稿をビリビリに破き雨の中全部袋にまとめて捨てて「ごめんね」とつぶやく……。

っていう4話。完全に私の心の文化財になりました。ありがとうございます。ただ、今のところ全部がしんどいしつらい。あととても顔がかわいい。常に感情が迷子です。

先に6話の配信がありますが、エモに次ぐエモさで死ぬ予感しかしないけど腹を括って見ます。

さて、今回もわざわざここまでお読みいただきましてありがとうございました!まぁとりあえず強く生きましょう。

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ポルノグラファー第1話・第2話の超個人的な考察

ヤバイ連日の猛暑、気温体温よりも上昇、まだまだ倒れる熱中症、暦は秋でも容赦ない残暑〜〜〜(肩より上からのシェイクハンズ)

唐突に脚韻を失礼しました。ラップでもしないとやってらんないほどの戌年。マジパネエ。

最近、自分自身の社会不適合具合をまざまざと見せつけられてんな〜〜って感じなんですけど、今年の24時間テレビ黒柳徹子女史が若い頃に色々仕事やりすぎて体を壊したっていうエピソードをお話しされてまして。

そこで徹子女史はお医者さんに「どうやったら病気にならずに生きていけますか?」って聞いたんです。そしたらお医者さんは「好きなことだけをやって生きることですわ」というお答え。もう胸を抉られるようにバキバキに刺さったので、人生なかなかハードモードだけど好きなことだけをやって生きたいと思いま〜〜す!!!イェ〜〜アゲみ〜〜〜テンションで夜空に大輪の華ブチアゲるスタ〜〜イル!!!

※ここまで完全に真顔でお送りしています。

 

私かねてより自分の琴線に触れたドラマの超個人的な考察(という妄想)をする、なかなか気持ちの悪い癖があるんですけど、つい先日ポルノグラファーのブログを書いて、それから今配信されてる5話まで一気に見ましてですね。

なんか衝動的に3話のことだけ書いてみたけど、やっぱり1話と2話あっての3話じゃないですか。そこ省いたらもったいないなって。最終話に向けて頭を整理する意味も込めて、自分用にざっくり書き出しておきたい。そして1話30分だから多分まとめていける気がする。

ということで、地上波での4話放送までに1話と2話のことも書いておきたくなったので書きまーす。

それと改めて原作とドラマを比較しながら書くのも面白いなとか思ったんですが、出来そうだったらやりたい。出来そう……だったら……(フラグが折れる音)

 

 

さて、ポルノグラファー第1話。副題は未知なる感情の目覚め。

天気も良く、自然があるいい感じの街で自転車に乗ってる平凡な大学生の久住くん。

ここで青天の霹靂、ちょっと時計見てよそ見してたら出会い頭にぼんやりと歩いていた木島先生とガッツリ衝突。

この衝突した後、病院の駐輪場映ってるカットでひぐらしセミ?の鳴き声が季節感と同時に不安を煽ってくる感じがまた……このドラマは何となく一貫して湿り気があるっていうか、陰湿な雰囲気が漂ってるところが結構好き。日活ロマンポルノっぽい。怪談とか、なんかこう日本独特のじめじめとした感じの色気。

全治2ヶ月の怪我を負ってしまった先生。なかなかの大怪我です。

この待合室のシーンで久住くんのモノローグがあるということは、久住くん視点でドラマが進んでいくことを意味するのではないかと思います。

とりあえず正直者で素直な久住くんは、自分の身分を明かすために学生証を見せると、先生「久住、春彦くん……学生さんなんだ」

 久住くん「あの、俺、保険とかにも入ってなくて、正直金もないんですけど……ちゃんと働いて治療費払いますんで……今回は本当にすいませんでした!」と、人目もはばからず大きめの声で謝る。周りからクスクスされて慌てる久住くん。

すると、先生はおもむろに「ねえ、君。漢字って得意?」と聞く。久住くんは「漢検1級持ってます。高校の時に取らされて……」「じゃあ君さ、さっそく働かない?」

病院からの帰り道、木島先生の仕事は小説家をやっていることを知る。

「えー!すごいっすね!」とキラキラした顔で木島先生を見上げます。素直な子。今月の締め切り3本、アイディアはあるのに手がこの通りだから……と言われるとしゅんとして「ああ、すいません……」と謝る。まったく素直な子です。

「だから、働いて欲しいんだ。僕が読むものを原稿用紙に書き取って欲しい。できそう?」

ここの、できそう?っていう、ちょっと強めな言い方が相当好き。まぁ被害者と加害者だから当たり前ではありますが、久住くんとの関係において木島先生がイニシアティブを握ってる感が強く出てていい感じ。

久住くんは目を輝かせて「やります!ああ、いや、やらせてください!」と木島先生を見る。マジ文系でよかったよね。

なんと先生は「治療費はいいよ。これで示談ってことにしよう」と、久住くん的には願ってもない申し出。先生の慈悲のおかげで、久住くんは今後の治療費支払い地獄を免れることができたという。背後を走る西武線が気になりますが次に進みましょう。

いや〜〜今回はマジでツイてたな、久住くん……と思ったのも束の間でした。世の中ってそんなに甘くない……。

さっそく木島先生の家でせっせと書き取る久住くんですが、読み上げてる内容の様子がどう考えてもおかしい。煙草を吸いながら瑠璃子が光彦を誘う様を淡々と読み上げる先生を、時折何か言いたげにチラッと見つつ頑張って書き取る久住くん。

内容がまた淡々とエスカレートしていくのでさすがに筆を止め、久住くんの質問タイム突入。

「先生、すいません。質問です」「はい」

ここの先生のややすっとぼけた「はい」が秀逸でした。絶対に聞かれてること分かってるのにちょっとすっとぼける先生……強めの魔性の片鱗が……。

「途中からすごい気になってたんですけど、この話って」「義母ものだね」「いやいやいや、そういうことじゃなくて」

そこでようやく察した風の先生は、自分がポルノ作家「鬼島蓮二郎」をやっていることをさらりと打ち明け、自分の書いた小説を久住くんに見せます。初めてのポルノ小説に「うわあ、すげえタイトル」と興味津々。

「君みたいな若い子は、あまり手に取らないだろうなあ」「そんな歳、変わんないんじゃないっすか?」久住くんはあとで先生の年齢を知ってビビることになりますが、なんか浮世離れしたエロい人って見た目の年齢不詳みたいなところあるよね。ちょっと分かる。

「ちょっとセクハラみたいで悪いんだけど……続けても大丈夫?」「あっ、もちろん!」

なんとなく先生の禁欲的な見た目とのギャップに驚く久住くん。しかし一応は加害者なので、気を遣って「エロいの嫌いな男なんていないでしょう。ちょっとびっくりしただけです」と平静を装いますが、内心では「(こんなえげつないことばっか考えてんだ……この人……)」とドン引き。 

引き続き、瑠璃子と光彦のエロシーンを淡々と読み上げる先生。日常生活では聞いたことない特殊ワードが次々に久住くんを襲います。「ちょ、ストップストップ……!全然わからないです……」

先生は特殊ワードの漢字を説明し、疑いのまなざしと共に「漢検1級なんだよね?」

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ちょっと急にテンション変わりますけど、ここの先生超かわいくないですか?よく分かんないけどすっごいかわいい。ものすごい再現力。ここの仕草も口調も強気に出てるっぽいのに超かわいくて情緒が不安定です。まったく……これだから魔性は……。

「まあ、無理ないか」とは言いつつ「でも、この手のテクニカルタームはなるべく覚えてもらいたいなあ。コツを掴めばすぐ想像できるよ」「はあ……(淫語のエキスパートになってしまうな、これ……)」

淫語への一抹の不安を抱きつつ、どうにか夜10時過ぎまで仕事を全うする。素直で真面目ないい子です。

仕事を終えて労いのビールを久住くんに渡しながら「そうだ、次までに僕の本、何冊か読んできてもらっていいかな。人妻系とか陵辱監禁物とか好きそうだよね、君」

あ、あの……先生……お言葉ですが、それは結構シンプルなセクハラです……でも久住くんが人妻系が好きそうなのちょっと分かる……「勝手に決めないでくださいよ」

これは大変申し訳なかった。うっかり私までセクハラに加担しそうになったところで、久住くんは先生の本名で書かれた本を見つけます。いや~~!さっすが久住さん!目の付け所が最高っすね!!

「懐かしいねえ。それはポルノじゃない僕の小説だよ。それ、その中でも特に全然売れなかったやつ。ありがちだけど、純文くずれってやつでね……金に困ってポルノ書いてみたら意外に評判良くて、そのままズルズルと。わりと抜けるって話だよ」

この煙草くわえながらしゃべってる時、超最高。どう最高かは百聞は一見に如かず。FOD登録待ったなし。

そこで選んだ久住くんのタイトルが「縛愛」で、勝手に決めないでって言った割に先生の勘があながち間違ってなくて笑った。分かりやす。ちなみに私は花びらコンパニオンが気になりました。

そして、言われたとおりに持ち帰って読んでみた久住くん、まんまと先生のポルノ小説で抜いてしまう。「小説で抜くとか初めてなんですけど……」

先生のおかげで完全に新しい扉を開いてしまうの巻。人生ってどこで狂うか分からないよね。

先生のことがもっと知りたいとポルノではない小説も借りてはいたものの、内容が難しくてちゃんと読む気がしない。そりゃまあ……あなた一仕事終えてますしね……とか思ってたら、最後に若かりし先生の写真。「(先生、若……眼鏡ないとこんな顔なんだ……)」

この久住くんの顔を見ると、ヤダこの子、一気に恋に向かって傾いたんですけど……っていうのが分かるので見所です。

 

翌日。久住くんが書いた原稿が担当からオッケーを貰えたと聞いて喜ぶ。

キッチンでコーヒーを淹れようとする先生を見て、久住くんは「あ、先生、俺やりますよ。すいません、気が付かなくて……あの、何でも言ってくださいね。掃除でも買い物でもやりますから」と健気さを見せる。

そして先生は煙草を吸いながら「助かるよ」と儚げに微笑みかけるのです。そんな先生にジワジワと心を囚われはじめている久住くん(無自覚)……。

今度の作品は女教師ものとのこと。「どんな感じっすか?」と、最初ドン引きしてたのに今や完全に前のめりな久住くんがとっても素直。

主人公は童貞で女教師にリードされるけど次第にSMに発展するっていう内容だと聞いて「そういうネタってどうやって考えるんですか?」と疑問をぶつけます。

「定番ネタから適当に見繕って……あとSM系。描写がわりと評判良くて、そういう方向に持っていきがちかも」「あっ、こないだ読んだ”縛愛”!あれすっごい良かったですよね!ハードなんだけど、なんか品があって」

やや興奮気味に作者に良さを語る久住くん。何せこの男、読んでしっかり抜いてるからな……いやでも、彼はとっても良いファンだと思います。実際、作者に直接感想を言えるのってすごく幸せなことであります。作者にとってもファンにとってもwin-win。

どうやら久住くんは緊縛の細かい描写がお気に入りとのこと。でしょうね感。

当時、資料やインタビューをして頑張って書いた先生は「本格SM作家なんて言われたりして恥ずかしかったなあ。でも、本当の好事家に読まれたらと思うとね。僕の話なんてほとんど妄想だから」「そんなこと言っちゃってぇ、意外と経験豊富だったりして?」「いやいや、妄想8割って感じかな」

8割……?ますます先生への興味が尽きない久住くん「(あとの2割は……まさか実際SM好きだったりするのかな……)」

 

さて仕事を再開し、また淡々とドエロい女教師物を読み上げる先生。同じようにせっせと書き取る久住くんですが、そこは新しい扉を開いてしまったNEW久住。

このへんから久住くんの妄想の暴走が止まりません。

先生の声から女教師と童貞の主人公の情景をありありと思いうかべ、気休めの念も虚しく「(やばい、これはまさかの、完勃ちしてしまった……)」

すごいどうでもいいけど、ここの目を見開いてる猪塚さんって白目が綺麗でした。

「(ここんとこ、先生の小説で抜いてたから……どうする……トイレ休憩って言うか?どうする……?!)」と窮地に立たされたところで、先生に「ねえ、勃ってるよ」と言われるNEW久住「エッ!?!?」

それはもうとんでもないタイミングで言われたので、思わず立ち上がって動揺を表に出してしまいますが、先生が言ったのは女教師のセリフ。

完全なる墓穴を掘るNEW久住。お疲れ様です。ここまできれいに掘る墓穴も見たことありません。どうか強く生きてほしい。

「なに、本当に勃っちゃったの?」先生めっちゃ笑う。こんなにダイレクトに反応を貰ったのは初めてだとニヤニヤ喜ぶ先生。「からかわないでくださいよ……」とうろたえまくりの久住くんに近づいて、耳元でそっと囁きます。

「ねえ、抜いてあげようか。右手はちょっと使えないから、口でしてあげる」

ただならぬ状況に固まる久住くんを見て「なんちゃって」と歯を見せて笑う。女教師がいかにもいいそうだろ?つって。いや~~~~目覚めたばかりのいたいけなNEW久住になんて悪趣味極まりないことを……しかし、先生の顔はかわいい……この魔性……。

「ちょっと休憩しようか。トイレで抜いておいでよ」「え?!」「きつくない?デニムだし」

ここは自分で掘った墓穴に頭から突っ込んで死にそうな久住くんに対して、先生は全然「いやー夏って暑いよね」くらいの軽さで言うから面白い。すごい温度差よ。

さすがに人の家で抜くのは……と、しばし(数秒)悩んだ久住くんでしたが、結局トイレを借りに走るっていう。扉を閉め、思い返される先ほどの先生の言葉。

先生はトイレの方を振り返り「なんかよかったなあ、さっきの感じ。ネタになりそう」とつぶやいて、嬉しそうに笑って左手でさらさらと何かを書き留め……る?????

ハイ、ここでとんでもびっくりサプライズ。なんと先生は左利きでした!!!!

あーー怖い!!!!すごく怖い!!!しかもそんなことはつゆ知らず、トイレで抜いてるNEW久住!!おい!!!抜いてる場合じゃないぞ!!!ってなんだこの状況!!!???どっちも怖いんだけど!!??

といった所で、1話は終わります。改めて見てもパンチが効いている。

いやまず、30分間で2回も主人公の自慰シーンを見ることになるとは思わないじゃないですか?強すぎる。フジテレビったら昨今のテレビドラマに一石投じてきやがったな感すごい。

まず喫煙シーンだって減らされる一方なのに先生ったらガンガン吸うもんね。常に我が道を行く。ちなみに銘柄はHOPEの多分メンソールかな……?個人的に先生のイメージに合ってんなって感じがします。HOPEは香料に蜂蜜が使われてまして、なんかあの甘いメンソール(風味)ってとってもイメージ通り。

大学時代に煙草のデザインに興味があってそこそこ調べたことがあるんですが、HOPEのパッケージはキューピッドの矢をイメージしたものであります。キューピッドはローマ神話のクピドのことでもあり、ギリシャ神話でいうところのエロス。情動的で受苦の愛。エロスは弓矢を使って人を撃って遊んでいたりしたのを思い出すと、尚更HOPEを吸う先生……まさに……いたずらに久住くんに矢を撃って……っていうやつかなって。

ドラマの中で意味のない小道具はないと思ってますが、これは全部私の妄想です。失礼しました。

 

 

さてさて、この勢いのまま続けて第2話いきます。副題は愛情と嫉妬の狭間で。

冒頭は放課後の学校。チャイムが鳴り響き、教室で制服姿の久住くんが何かを書いている。教壇には木島先生がいて、何か採点?書いてるんですけど、左手ですごく書きづらそうにしている……ということは、1話を踏まえるとこの状況はリアルの世界ではなくて久住くんの妄想もしくは夢だということが分かります。

そして、先生はまるで狙いを定める雌豹のような表情で久住くんに近づく。

耳元で「ねえ、久住くんさあ。口でしてあげようか」「え?ちょ、ちょっと先生!?」

動揺する久住くんに構うことなく攻める先生「すごぉい、触ってないのにカチカチだよ?」

机の下で先生の手が動き、ジッパーの下がる音と共に久住くんの表情は恍惚としたものに変わる。呼吸が乱れていく久住くんを覗き込むようにして「どうしてなのかなあ?先生の質問に答えなさい」とわざとらしく言葉でなじる。こんなところで発揮されてしまう言葉のプロの力が憎いです。

完全に掌握されてしまった久住くんは「先生が、エロいから、です」と、ド直球ストレートに答えます。相変わらずどこまでも素直な子すぎて涙が出そう。

それから先生はにやりと笑い「80点、かな」と告げて跪き、制服のベルトを外して久住くんの足の間に顔を埋める……ゆ、有言実行……そして響くひぐらしの鳴き声……。

この感じだと久住くんがMの側かな?と思われそうですが、最後の方でがっつり先生の頭を掴んで動かしてるんでしっかりSだとお見受けしました。

……いや、もうね……私は自分で何を冷静に分析してお見受けまでしてんだか分かりませんよ……まったくすごいなフジテレビは……。

このシーン、ちょうど窓の枠で先生の様子は隠れて見えない感じになっていて、頭が上下する様子だけが見えるって言うものすごいチャレンジングな構図でした。セーフかアウトかって言ったらギリギリのアウトって感じ。とはいえ、画面は安っぽいわけじゃなく雰囲気があって、なぜか見てるだけでその場の気温まで体感できるような色味がすごい。

 

ここでふと我に返る久住くん。大学の講義室でとんでもねえ妄想してしまった自分に「(どうかしてる、俺……)」と軽く絶望します。そしてあの日の先生の「ねえ、勃ってるよ」からの一連のやつを思い返して死にそうになるという。強く生きてほしい。

「(エロ小説の読み過ぎにしたっていくらなんでも……あの人30過ぎのおっさんだぞ……)」と自己嫌悪していた時に、後ろから同級生の登場。

たまには部活に顔を見せろと言われるも、今バイトで忙しいからとあっさりめに断る久住くん。

「それで、延々とおっさんの朗読聞かされてるわけ?エロ小説の」「そう」「だいぶキショくねえか?」「それが、そうでもないんだよね……」

もはや先生をとやかく言えるレベルではなくなってきてしまったNEW久住。

音声認識ソフトとかで何とかなるんじゃないか?と視聴者の疑問を代弁してくれる同級生くんに、「それが、超アナログ人間なんだよね。パソコンも携帯も持ってないし」

回想、ある日の先生宅にて。久住くんが「先生、パソコン使わないんですか?」と疑問をぶつけますと、「書き始めた頃から原稿用紙。最近珍しいみたいだけど。あ、君が使う分には構わないよ」「いや、そうじゃなくて……買ってみたらどうです?」

確か音声認識ソフトとかもありますよと勧めてみるも「やだよ、めんどくさい」とバッサリ切り捨てます。自分は家からほとんど出ないから携帯なんて持たずとも家の電話だけで十分だし、家にはたくさん本があるから退屈しない。それにレコードもある。「良い音だよ。アナログ演奏のものはアナログで聞きたいね、僕は」と、アナログに強いこだわりを見せる先生。

これはスピンオフ「インディゴの気分」を読むとより木島先生のバックグラウンドにガツンと奥行きが出ますので、ご興味ある方はぜひ。

左手だけじゃ扱いづらいということで、久住くんにレコードをかけさせる先生。そして並んで座る二人。

「どう?レコード」「よく、分かりません」「君って正直だよねえ。そういうところ、好きだよ」「えっ」思わず喉を鳴らす久住くん。

この先生の「好きだよ」は久住くんをからかいたくて言ったような気もするし、素直にぽろっと言ったような気もしないでもない。まあまあ、どっちにしても今の時点で先生が久住くんを相当気に入ってることは間違いないですよね。ひねくれてるぜ先生。

光景をまた思い出してニヤついてしまう久住くん。もうここまでくると素直に生きてるって素晴らしいなと思いますね。そして、久住くんは先生を見てドキドキしてしまうようになってしまったことをぼんやりと自覚していくのでした……。

仕事をしておりますと突然、ううんと悩む様子を見せる先生。

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マジでいきなりスイッチ入って申し訳ないんですけど、ここの先生!!!!口に指をあてて、顎に手を置くところが超かわいい。悩む所作がかわいいのか……シンプルに顔がかわいいのか……あ、両方ですね。ありがとうございます。

書き終えた原稿をチェックする先生の肩をちゃっかり揉む久住くん。

「さすがだねえ、漢検一級。もうほとんど直すところない」「色々読みましたから」「応用力があるよ」

先生に褒められてうれしそうな久住くん「あの、素朴な疑問なんですが、恥ずかしいなとか思ったりしないんですか?こういう内容を音読してて」

「そうだな、まあ、紙に書いて出版されてる時点で十分恥ずかしいからね。今更って感じかな」

これは一気に5話まで見てるから分かるところなんですけど、ここのセリフはかなり重要な部分だったのかもと思います。さらっと言ってる言葉ほど後々効いてくる伏線だったりするパターンのやつ。

「というか、正直ちょっと楽しいかも。僕の書いたもので目の前の人がドキドキしたり勃起したりしてるのが」

もう完全に手のひらの上で転がされて面白がられている久住くん。でも、これって先生の本音なんですよね。久住くんとこういうことしているのが楽しいっていう。

「してませんよお……だいぶ慣れてきたし……」「なら、エロさが足りないなあ」「そういうことじゃなくて!」

すると突然部屋に携帯の鳴る音が響く。「あ、僕のか」とようやく携帯の存在を思い出し、部屋を出ていく先生。仕事の電話にしては口調が荒い。

「悪いけど、今会いたくない。だから、それはもう……もういいって言ってるだろ!本当にごめん。僕からまた連絡するから」

声を荒げる先生にびっくりする久住……「あれ?」今先生が持っていたのは何だ?

部屋に戻ってきた先生は、久住くんのを見て「どうしたの、変な顔して」と問います。

「先生、携帯持ってんじゃないですかあ!」「ああ、本気にしてた?」「しますよ!!そりゃするでしょう!!」もう、うちの久住は筋金入りの素直な子なんですから……あんまりいじめないでやってくださいよ……。

「携帯くらい持ってるよ。番号交換する?」「交換する?じゃないですよお!信じちゃうじゃないですか~!」

か、かわいい。いや、先生がすごいかわいくてビビる。今回はその先生の真似した久住くんもまとめてかわいい。私が番号を交換したい。連絡とかしないけどただ交換だけしたい。

「ごめんごめん、本当に正直だねぇ、君は」「いやだって……」「下半身も正直だしね」

ここの下半身~って言う時の声のトーンちょっと下げるのマジパネエ妙技。本当に久住くんを撃ち落とすゲームやってる感じが悪趣味で最高にパネエ。

そして久住くんは「(もしかしてこの人、俺の妄想よりヤバいかも……!)」とやっと気づくのあった……。

 

さて、先生の家に歩み寄る足音。家では相変わらずの口述筆記が行われています。

気付けばこの関係も二週間が経過。二週間もすれば久住くんがより正確に書きやすくするためのルールが出来てたりして手慣れたもんです。さすがにコンビネーションも生まれるよね~~と思っていたら、突然開く玄関の鍵。

そして部屋に入ってくるワイルド系イケメン。先生はワイルド系イケメンに「何勝手に入って来てんの」とガンギレ。ひたすらビビる久住くん。

ワイルド系イケメンが「合鍵使って」と鍵を見せますと、先生が怪我をしていることに気付く。そこをまあ死ぬほどあっさり「転んで折った」と言う先生。

次にワイルド系イケメンは久住くんに気付き「ていうか、なんなんだそいつ」「そいつって……」あからさまにムッとしちゃう久住くん。

先生は心底うんざりした様子で「めんどくさいなあ、だから今は会いたくないって言ったんだ」

ここで久住くんはこのワイルド系イケメンが電話の相手だったことを勘付きます。頭が良い子は勘が良いよね。

観念した先生からこのワイルド系イケメンは「編集の城戸くん」であると紹介されます。「あとは二人で自己紹介でもしなよ」と急にオラつく先生。本性は気性が荒いな?

仕方なく名刺を手渡す城戸。久住くんがこれまでの経緯を話すとそれはもうびっくりする。ここにきてやっと二人目のまともな感覚の持ち主でしょうか。

「口述筆記。ドストエフスキーみたいだろ?」「ばっかじゃねえの!?お前が書いてるのえっぐいエロ小説じゃねえか」「僕は至って真面目なんだけどなあ」「変態か?まあ変態なんだろうな……」何か言いかけた城戸を遮るように話を続ける。

すると城戸は「昔から、しょうもないことを思いつくやつだとは思ってたけどな」「だね」

この二人の会話のテンポや空気感がすごくよくて、先生と城戸は長い付き合いであることの説得力がある。

久住くんは二人のやり取りを見て「仲、いいんですね。お二人」と面白くない顔で言う。この時点ですでにジェラシーに燃えまくってるのがとてもいじらしいです。まだ無自覚っぽいところが余計に。

「僕が金に困ってた時、初めてこの仕事を紹介してくれたのが城戸くん。だから僕の恩人なんだ。だよね?」「まあ」

 

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あーーここ!!!ここです!!!何て言ったらいいか分からないけど、ここなんですよ……。びっくりするくらい全部見える。城戸と先生の関係の深さと歪さみたいなものがさ……先生ってば誤解させたり危うい空気を出すのが超うまいよね。

というわけで、こちらもスピンオフの「インディゴの気分」をお読みいただきますと大変に理解が深まりまくりますので、城戸という男にご興味ある方はぜひ。

「こいつとは学生時代からの腐れ縁というか、切っても切れない仲というか……あれ?」ここで城戸はものすごく重要な事に気が付きます。

先生に向き直る城戸「お前、確か」「なに(気付かれてめちゃくちゃ嫌そう)」「左……」「城戸」「え?なに、なんだよ!?」

先生は自分と共に城戸を外へと押し出し、窓を閉める。なにやらこそこそと話し、ちょっと笑う。この笑みがまた……そして、家の中で完全に疎外感を味わう久住くん。

部屋の中に戻ってくるなり、先生は「せっかく城戸くんも来てくれたから、今日は3人で飲まない?」と言ってお金を渡し、買い出しに行かせる。

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いや、ちょっと……顔が嫉妬むき出しギラッギラなんですけど……これでまだギリ無自覚……。

「(何か……体よくあしらわれた気がする。ていうかあのふたり、距離近すぎじゃないか?)」ぎゅっとお札を握りしめ、走り出す久住くん。

「(この気持ち、なんなんだ……)」

体育会系なので気持ちがむしゃくしゃすると走るところがまた真っすぐな感じしてかわいい……っていう2話でした。回を追うごとに安定して勢いを増すばかりのヤバさ。

そして第3話に続く。

第3話までの副題が「未知なる感情の目覚め」「愛情と嫉妬の狭間で」「欲望と衝動の夜」なんですけど、これの主語は誰なのかを永遠に考えるっていう遊びがマイブーム。

私的には一見目覚めたのは久住くんっぽいけど、やっぱり先生だな……いやでも、狭間にいるのは……とか考えて満員電車を乗り切っています。オススメです。

ここまでとは言わずとも色気のあるドラマが書けるようになったら表現の幅が広がるよね……マジ25歳にして色気のかけらもないもんですから……本来あるべきはずの恥じらいと品もない……どこで失ったのかな……。

 

というわけで、ここまで長々と大変失礼いたしました。お読みいただいた方がいらっしゃったらありがとうございます。

また何かありましたらマシュマロ、コメント、ツイッターなど適当にどうぞ!

イチカにマシュマロを投げる | マシュマロ

ポルノグラファー第3話がプロによる最高の仕事だった

8月もとっくに後半ではございますが、夏をエンジョイしてらっしゃいますでしょうか。

私は連日の猛暑のせいか、気温が30度でも秋を感じる身体に作り変えられてしまったようで戸惑いを隠せません。かつては気温が30度超えたら普通に学校を休むスタイルでやってたんですけど、そんなこともやってられないジャパン……。

とりあえずこの不快指数20000000の満員電車とおさらばするべく、文筆業一本で生きていけるようにならねばと毎日白目剥きながら勉強して脚本家へのモチベーションを高めているところであります。本気。

 

心の余裕のなさなのか、ちゃんとドラマを見るゆとりがない感じでソシャゲ(Dream!ingとsideMとオンエア!)に興じる日々の中、「すみません!!フジテレビのドラマの!!!ポルノグラファーの!!ブログを!!!書いてくださいませんか?!!」という趣旨の私に対するにはあまりにもアツすぎるメッセージ(長文)を頂きまして、そういえば最近の見てなかったわと思って軽率に見たらやられたね。ありがとうございます。油断して見たらもうスーパークリティカルノックアウト。

あ、ちょっとアドレスいじったら、マシュマロの通知が届かなくなってお返事が出来ずに大変申し訳ありませんでした………今更返すのもアレだなと思ってそっとスクショしてます………すいません……直しました……。

根っからのテレ東を愛するが故に、イメージ的に対極のフジテレビのパワーを完全に見くびってかかるクセがあるんですが、もうさすがに改めたいなと思います。となかぞで散々ぶちかまされたっていうのに懲りない女です。心を入れ替えて陳謝します。

ちなみに今期の連ドラは義母と娘のブルースが全力イチオシ。すごく好き。心の余裕がある時にもう一回見直したい。その次点がポルノグラファー。次点っていうか同点くらいの勢い。華麗なるごぼう抜き。

 

急なごぼう抜きの理由とか、なんで唐突にブログ書く気になったのかは追々に書くとして、そもそもポルノグラファーはどういう類のものなのか。

同タイトルのBL漫画の連ドラ化です。BL漫画の実写化ってどれくらいあるのかなと調べたら予想以上に沢山あって新鮮に驚き。原作があると収益が見込めるので予算とか目処がついてやりやすいって何かの記事で読みました。多分日経のメディアで。

ポルノグラファーは原作の漫画の他にもドラマCDが出てて、木島先生役の声優さんが新垣樽助さんで、個人的に「あっ木手くん〜〜!!ゴーヤ食わせて〜〜!!」という分かる人には分かる感じでブチあげたり、久住くん役の声優さんは古川慎さんで「なんか最近この人の声……よく聞く気がする……(ソシャゲ)」って感じでした。

 

今回のドラマはFODで先行配信されるということで地上波放送前に話題になってて、へ~~どんなキャストかな〜〜と思ってたら、スタダの竹財輝之助さん。

もうね……フジテレビのキャスティングはすごいよ。見た目からしてエロさ満点木島先生に仕上がっててパネエのなんの。

最近の作品にも色々出てらっしゃるんですが、テレ東を愛する女としては、竹財輝之助といえば加藤シゲアキ主演でやってた深夜ドラマのトラブルマンのヤクザ役ですよ。見た目が好きすぎて待ち受けにしたかんね。ガチの話。

それで、その記憶をアップデートしないで見てたら死にましたけども。普通に二、三回は死んだ。一応生き返るけど秒で死ぬ。メンタルがゾンビ。カメラは止めてくれ。

久住くん役はアミューズの猪塚健太さん。実際の年齢聞いて度肝抜かれるキューティーボーイ感。シンプルに顔が可愛いよね。あと人が良さそう。テニミュで私がこよなく愛する観月はじめがいるルドルフの部長、赤澤をやってたそうなので無条件に贔屓にしたいなと思いました。無条件贔屓。

それにしてもマジでテニプリが全ての根源すぎて笑う。許斐剛先生にありがとう。

ドラマCDと漫画を一通り見て思ったのは、いやいくら深夜でも地上波でこの内容を実写連ドラ化とはフジもチャレンジャーなことをするじゃん??どういう落とし込み方をするつもり???と高みの見物モード。だったけど、見始めたらやられた。完全なるカウンターパンチ。

 

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はい。と言うわけで、今回はFODで見逃し配信中の3話について書くことにしました。FODにも赤で注意書きが書いてありますが、内容は過激ですので、過激なのがお嫌いな方は見なかったことにしてくださいまし。マジで面白いんだけどね……。

3話までの雰囲気あらすじは、大学生の久住くん(キューティーボーイ)が小説家の木島先生(ハーフリム眼鏡の色気の化身)の腕に全治二か月のケガを負わせてしまうところから始まります。木島先生は久住くんにケガの治療費を払う代わりに小説の口述筆記をさせることに。その内容が強めのエロ小説だって言うんだからさあ大変。

何だかんだで血気盛んな久住くんは木島先生の小説で妄想して興奮してしまう体になり、口述筆記中にうっかり完勃ちするというぶっ飛びハプニング。そんな久住くんの身も心も正直なところを気に入った木島先生は「そういうとこ、好きだよ」と意味深な発言。完全にドキドキしてる久住くん。最初は被害者と加害者だった二人ですが、だんだん打ち解けて良い感じに。

そんなところにやってきたのが木島先生を担当している編集の城戸(ワイルド系イケメン)。木島先生とやけに距離が近いし、なんか合い鍵も持っててとっても怪しい。「なんなんだ……あの二人、何なんだ……!?」とモヤモヤしまくりの久住くん。無自覚だろうけど顔は完全に嫉妬の顔をしている……というところで3話。欲望と衝動の夜。

 

木島先生は城戸と外に出て何やらこっそり打ち合わせをした後、久住くんにちょっとお酒とか買ってきてよとお金を渡す。

この時の久住くんの顔が「今ここに俺がいるの邪魔ってことかよ……」みたいな不服な顔してて大変可愛いです。それに対しての木島先生の笑顔がまた……いやらしいっていうか……。エロという言葉を擬人化したらこうなるな?って感じ。この上ないほど褒めてます。

言われるがままに深夜までやってるスーパーで買い出しをする久住くん。ご機嫌斜め。「(なんか、体よく追い払われた気がする……ていうか、あの二人距離近すぎじゃないか?それに、担当でも友達でも部屋の合鍵持ってるっておかしくね?)」

そして、あの二人の間の妙な空気感にスーパーの中心で良からぬ妄想がはかどってしまう久住くん。

以下、久住くんの妄想。

二人きりの部屋(暗め)で城戸「まったくお前は、相手にしないとすぐこれだ……いつのまに連れ込んだんだ?あの若い男」と言いながら、後ろからシャツのボタンを器用に外していく。木島先生はうんざりしたような声で「だから言ってるだろ、彼とは何でもないって」と立ち上がると、城戸にシャツを剥がれ、なんと胸をわしづかみに。「どうだか?こんなスケベな体じゃなあ……」と揉みしだかれます。小さくあえぎながら弱々しく拒否する木島先生。

「いつでもやらせる約束だろ?」「そんな約束……」と城戸から顔を逸らすと、城戸が「もう仕事回してやんねえぞ」と脅すわけです。「勝手にしろよ……」とまた弱々しく突き放す木島先生を無理矢理脱がせにかかる城戸。「僕はもう、お前とは」と言いかけた木島先生の口を手でふさぐ。鈍く光る指輪。そこでまた冷たく「うるせえ。木島先生は何が欲しいの?言ってみな」と詰める。「お仕事じゃねえの」とダメ押しすると、木島先生は「お仕事より、城戸くんの……」と言いながら目線を下に向けて笑う。超いやらしい。

その言葉に気を良くした城戸は木島先生をテーブルに押し付け、荒々しく洋服を脱ぎ捨て、二人はまるで獣のように……。妄想終わり。

いや、何この妄想。ちょっとポテンシャルがすごくない?多分だけど先生の著者の応用を効かせすぎじゃない??え???

そこでハッ!!!と我に返る久住くん。

「最低だ……」とスーパーの中心で猛烈な自己嫌悪。自分でも妄想力をコントロールできなくなってて大変かわいそう……。ここで分かるのは、久住くんは木島先生のことを抱きたいっていうのが潜在的に芽生えてんなっていうことですよね。久住、お前ってやつは……本当正直だな……。

木島先生と城戸にそんな妄想のような関係は「ないよ!絶対ない!!!」とは思いつつも、ダッシュで帰る久住くん。

 

一方、家では二人きりで神妙な雰囲気。

城戸「本当に大丈夫なのか、お前。そもそも、ちゃんと書けてるのか」木島先生「悪い、もう少しだけ待ってほしいんだ」

城戸「待つよ。俺は待つけどさ、そこまでして書かなくてもいいんじゃねえか」木島先生「そうかもしれないね」

これは1話と2話ですでに明らかになっている事なんですけど、木島先生がケガをしたのは右腕で、利き手は左手。だから久住くんに口述筆記させなくても普通に自分で書ける。

ここでの城戸の言う「そこまでしなくて」は、久住くんを使うことを言っていると仮定して、木島先生は「あの子に手伝ってもらうのが、なんだか楽しくなってきちゃってね」と言う。

きっと久住くんに口述筆記させるっていうのは軽い気持ちの思い付きから始まったんだけど、久住くんは昔の自分の小説をちゃんと読んでくるし、テクニカルタームを頭に入れて筆記できるようになって、真っすぐ自分に歩み寄ろうとしてくる。

そんな久住くんとの空間が本当にだんだん心地よくなってきて、突然連絡して家にやってきた城戸に邪魔されることを強く嫌がってたわけです。

そこで突然駆け込んできた久住くん「せんせい!!!!」タイミングがすごいな。

もちろん久住くんのえげつない妄想のような光景は広がっておらず、木島先生と城戸に「どうしたの?走ってきたの?」とポカンとされる。それで「早い方がいいかと思って……」と苦しい言い訳を二人に笑われるっていう。か、かわいい。

酒を飲みながら過去を語る木島先生と城戸。大学のゼミでのこととか、木島先生に男友達が全然いない話とか。

城戸は「君も気を付けろよ。こいつ、こんな感じの顔して相当スケコマシだからな。ゼミとかサークルの女とか、よく分からないおばさんとか、とっかえひっかえ」久住くん「おばさんも!?めっちゃ意外っすね……」

そして昔の彼女に木島先生と二股掛けられてたことを根に持つ城戸。「あ~、そんなこともあったらしいね」と受け流す木島先生。

そこで城戸はすでに結婚しており、子供もいることが発覚。久住くん「結婚、されてるんですね……」ここで蘇る妄想の猛烈な罪悪感。

ちゃっかり待ち受けにかわいい赤ちゃんの娘の写メにしている城戸。それで画面見てにっこり笑う超良いパパ!!!!!あっ好きです!!!!……失礼、思わず私信が漏れました。

木島先生「今じゃ城戸くんも立派な家庭人だなあって……」と言いながらグラスを倒してこぼす。いつの間にかかなり飲んでいたっていう。城戸は慣れた様子で木島先生をベッドまで運んでいく。歩けなぁい……とものすごい甘え方する木島先生に「ちょっとにしろって言っただろ」とスーパー頼りがいを見せる城戸。当然、久住くんは面白くない。完全な嫉妬の目で二人の後ろ姿を睨む。

ベッドに運ばれ、横たわる木島先生。お酒をこぼして濡れてしまった服を脱がせる城戸と久住くん。さらっとズボンを脱がせてベッドにしっかりと寝かせますと木島先生が「なにこれ、3Pかな?」城戸「頼むから黙っててくれ」「ふふふ」

ふふふじゃないぞ、先生。でもここのやりとりが軽めの漫才っぽくてちょっと笑っちゃった。テンポ良くて。

あまりにも慣れている城戸によると、木島先生は酒癖が悪くて体を壊したこともあってしばらく酒はやめていたそうな。「君も一緒にいる時は気を付けておいてくれないか。って久住くんに言ってもな……期間限定だろ、仕事手伝うの」「ですね。先生の腕が治るまで」

ここで城戸は「こいつとはあまり深く関わらないほうがいいと思う」って言うんですよ。

おそらく腕のケガなんか関係ないのに悪趣味な遊びに付き合わされている久住くんに対する忠告ですよね。

そこに「どういう意味ですか」って突っかかっちゃうのがジェラシー久住。城戸は「わがままだし、気難しいやつだから、俺みたいに振り回されないかって心配してんのさ」って優しく教えてくれます。好きです。

すると突然目覚めた木島先生「城戸、帰んのお?」って言うと、城戸はさーっと寄り添うようにベッドに座る。

甘えん坊スイッチが入った木島先生は「パパぁ、一緒に寝ようよお……」「あはは!やめろよ、気持ち悪いな」ってじゃれ始める。突然のじゃれ合い。

「じゃあ、また連絡する。手も大事にしろよ」って言って、キスしてんじゃないかってくらい顔を近づけで、優しく寝かせる。子供を寝かしつけるように胸元をそっと手を置いたりして。これはただならぬ状況ですよ。久住くんじゃなくても何かを勘繰りたくなるよね。まったくかわいそうに……。

帰る城戸「何かあったらいつでも名刺のところ連絡してくれ」「……はい」あっ、これ絶対に連絡しないね。

 

テーブルを片付けていると、寝室から物音が。体を起こし、頭を押さえる木島先生。水をとってこようとする久住くん、ハッとして立ち止まる。カメラがゆっくり下に降りていくと、木島先生が久住くんのシャツの裾をそっと握っている。眼鏡を外した木島先生が急にあどけなくてビビります。エロの化身なのにあどけないって何だ?

久住くんを見上げて「ここにいてよ。一緒に寝よ?」戸惑う久住くん「え?」を見て、軽く笑いながら「ね?」

ここはすっごいです。ついにエロの化け物になった。うっかり久住くんが喉を鳴らすお気持ち、お察しします。

妖艶なお誘いに乗ってしまった久住くんは、木島先生と同じベッドに寝ます。「(なんでこんなことに……?)」動揺と混乱で吹き荒れている久住くんの心。かわいそう……。

しかも、そのタイミングで向かい合う形に。「(近いよ、先生……!!!)」吸い寄せられるようにじわじわと近づいていく久住くん。「(今日の先生は、俺の知らない人みたいだ)」

この時の久住くんの目に欲望と嫉妬が見えるのが超やばい。自分が知らない木島先生を見て、近づいたと思ってたのに一日でぐっと距離を離されたようで寂しい気持ちが見える。

それで、久住くんはついに木島先生にキスをしてしまう。

このシーンって画面が結構暗くて、肝心なシーンが見えづらいじゃないのとは思ったけど、演出として大変好きです。BGMがない静かな演出がめちゃくちゃ緊張感が出ててとても引き込まれます。久住くんの心臓の音とか聞こえてきそうだもん。

キスをして離れた久住くん。この時のリップ音にこだわりを感じます。そして、久住くんの顎に木島先生が手を添える。この手の添え方。

ヤバい。これはヤバいぞ。からの「ねえ、それだけ?」

いやーーー死んだ。死にました。きっと久住くんの中のいろんなものも死んだと思う。理性とかそういうものが全部死んだね。焼け野原。私も気付いたら左胸を押さえてたから多分一瞬心臓止まったんだと思う。

久住くんは、木島先生の甘い挑発にまんまと乗ってあつっいキスをする。しばらく久住くんの顎に手を添えたままの先生すごいエロ。エロのかたまりですわ。私の語彙力無くてゲスっぽい言い方になってしまうのが大変無念。すごい品があるエロのかたまり。

もうね〜〜とにかくこのシーンが、すgggggggggっごい良かったんですよ。

一体なにが良かったかって、お二人の役者としての本気を見たからです。課せられた課題に全力で応えてやるぞっていう気持ちが役に乗っていたのがよかった。ただ仕事をこなすんじゃなくて、この役を通して何か掴んでやろうって思ってる感じ?二人とも腹くくって覚悟を決めて臨んでるのが分かるなと思って。良い役者さんです……。その姿勢は見習いたい。

翌朝。久住君の寝顔を見ている木島先生。視線を感じてか目を覚ます久住君に笑いながら「さすがに若者は、朝から元気だねえ」飛び起きる久住くん「はっ!!!すいません!!」「健康的でいいんじゃない」「そんな……」かわいそうに……。

しかしまったく君は迂闊に先生に見られがちすぎるぞ……と思ったけど、そういえば先生ズボン脱がされてて下着だったので何とも言えない気持ちになったね……かわいそうに……。

なんと木島先生は昨日のことをさっぱり覚えていないとのこと。大ショックを受ける久住くん。そりゃそうである。今度こそ近づいたと思ったら覚えてないって言われるんですから。

「先生は、あんまり飲まないほうがいいと思いますよ」

「だよねえ。久住君にこんな醜態晒すつもりじゃなかったんだけどな」

この時の木島先生の気持ちを想像して頭を抱えましたね。久住くんにキスされて、どんな気持ちで朝を迎えたのか。そして、どんな気持ちで寝顔を見ていたのか。ちょっとからかって遊ぶはずが、本当に彼を好きになるプロセスを全部見てしまった気がして、切なさのあまり頭を抱えました。

からの、振り返りざまに「忘れてよ、全部」

ここで久住くんの気持ちを想像してまた頭を抱えました。もう頭が足りない。抱える頭が。

いやだってそんなもん忘れられるわけないよね!!!!先生への気持ちが無自覚と自覚との狭間ギリギリのラインにいる時に「一緒に寝よ?」、それで衝動的にキスしたらあんなはっきりと「それだけ?」って煽られてごらんなさいよ。こんな大事件あるか?ないよ!!!でも、どうかめげないで欲しい……。

っていう3話でした。

 

最近ことにLGBTに関連する作品が増えてきてて、その中でBL漫画原作の実写ドラマを作っていくとなると、ちょっと視聴者の中で違和感を持たれる方もいるんじゃないかと推測します。

なんとなく、デリケートになりすぎるというか……批評家のような目線でドラマを見てしまうというか……あっ、だめだ。もう今完全に言いたかったこと見失ったんで忘れてください。

とにかく私は、ポルノグラファーはドラマとして、エンターテイメントとして面白いものだし、漫画原作から実写化する上で原作を守ってクオリティを高めて大成功しているんじゃないかと言いたくて今回のブログを書くことに至りました。

作品のキーポイントになるエロは出来る限りのギリギリを攻めつつ、人物の心情の揺れ動きが繊細に描かれてるし、何よりも竹財さんと猪塚さんの役に対する理解の深さが素晴らしいなと思った。

竹財さんがコメントで正直に「役の話をもらった時に迷った」とお話しされてましたが、確かに演じるのに勇気がいる役だし、一歩間違えると大火傷しそうな予感もします。いやマジで生半可にやったらえらいことになるヤツ。

そこで木島という役を深く理解できると見込んで竹財さんに白羽の矢が立ったんだと思いますし、その心意気を汲んで覚悟決めて演じている竹財さんはすごい。こういう、役者として腹を括ったところってそう頻繁に見れるものじゃないと思うから見れてよかったです。

また、猪塚さんも同様で、どんな役でも自分のモノにしてやろうっていう気合いと覚悟がうっすら滲んでみえるっていうか。何が何でも役を自分の中に落とし込んで自分の体を通して表現して、見ている人に気持ちが伝わるようにっていう役者としての本質がしっかりあるから、あの城戸に嫉妬した時とか木島先生にキスする直前の欲望に塗れた表情ができるんだなと思うわけです。なんかこう、見ててあんまり恥ずかしいっていう感覚にならないのは、猪塚さんが久住くんのごとく真っ直ぐに表現しようとしているからかもしれない的な。捨て身が出来る役者さんは強い。

あと、城戸役の吉田宗洋さんも超よかった〜〜。声も顔も全部良かった。城戸はポルノグラファーのスピンオフであるインディゴの気分っていう作品のメインキャラクターなんですけど、実写化するなら吉田宗洋さんで見てみたいもんね。すっかり好きになってるから。こちとら。

 

とは言ってもBLの作品は好き嫌いが強く別れるジャンルだし、無理をしてまで観るのは違うと思うけど、男同士の絡みにそんなに抵抗がないわっていう方には是非見てほしいなと思いました。布教したいオタクの性分。

なんなら逆に、そのエロ目当てでもいいと思います。気付いたらすごい真面目に切なくなる罠がある。

このまま最終話までブログ書いちゃいそうなくらい、琴線に触れる役者さんの覚悟ある演技を見ました。すごく刺激されるいいものを見た。

ありがとうフジテレビ……貢ぎ先をください……とりあえずFODプレミアム登録し直したから……。

 

ということで、いつにも増してまとまらないのにここまで長々とお読みいただきまして本当にありがとうございました。

何かありましたらツイッターやらコメントやらマシュマロなど適当にどうぞ……(笑)

イチカにマシュマロを投げる | マシュマロ

私もいい仕事できるように頑張ろ~~~。

25歳の闇で地獄みたいなラップを書く

あのー、本当に最近切実に思うことがあるんですけど、これはきっとみなさんも感じてるんじゃないかな?って思ってたりしてまして、しかし人それぞれ感じ方とか違うな……でも、これは紛れもない事実だと思うんで、思い切って言います。

暑い。

とても暑い。暑すぎて無理。

ただでさえ白目剥きながら毎日生きてて、緑茶のカテキンとカフェインぶっこんでどうにかやってるのに、こうもガッと暑くされますと無理ですわ。

これで室内クーラー爆効きさせて快適になるかと思わせての自律神経の失調。冷房病からの頭痛。そしてカフェインを摂取。止まらないループ。でもなぜか日に日に増してく食欲!イェーーイ。

 

最近もう体の調子がグラグラな綱渡り状態で、気圧がバキバキに乱れるから精神とかもとっても大変な感じなので、日頃の負の感情を一旦吐き出しておきたいなと。もうね、このままだとやりかねないもんね。何かしらを。思春期の男子高校生みたいに家の壁に穴とか開ける。それくらいの強めの発散方法をやりたいような気持ち。比喩です。

ただ吐き出すんじゃいつにも増して根暗まっしぐらの目も当てられない性根が大歪みのカーニバルなので、せっかくだから韻を踏みながら吐き出したいと思います。なんか適当に頭の中でゆるくビートを流しておけば、楽しい感じにならないかな?っていう気軽なノリ。あくまでも内容を噛みしめるものではありませんし、支離滅裂でろくなこと書いていません……そういうノリです……シャレが通じない方はスルーしてください……ビビりだから……。

 

 

人の顔見れば結婚の話。口を開けば結婚の話。テレビをつけても結婚の話。

つまりは結婚しろ!!結婚しろ!!!結婚しろ!!!!!

一人で生きる将来は心配。このままなら行く末は孤独死

朝にやってたドラマ、私の顔見て「結婚しないの?」

深夜にやってた独居老人のドキュメンタリー、私の顔見てまた「結婚しないの?」

あーーーうるせえ!!!!うるせえ!!!!うるせえんだよ毎回!!!!

結婚こそが娘の幸せ、決めつけて親の責任果たしたいだけ?

悪気ない親心なのが余計にタチ悪くて辟易。おかげさまで私はすっかり「結婚」アレルギー。

ていうか、私の幸せって結婚することだけしかないんですかね?

親が子供を思うのは当然。感謝してる25年。

生まれたからには親が望む子供に育たなきゃいけない。親の期待に応えなきゃいけない。それが子供の当たり前の使命?

いつの間にかかかっていた親子関係の呪縛。親の心子知らず、子の心は親知らず。

身の丈以上の結果求めるのは勝手。でも答えられなければイラついてがっかり。ただ劣等感だけが育つばかり。やればやるだけ目立つ、出来損ないのポンコツ。ひたすらに目立たないことだけを考えてやり過ごす集団生活。

そもそもなぁ、てめえらの子供に何を夢見てんだよ。現実のトンビは鷹産まねえんだよ。現実見ろ。

だけどそれでも私には惜しまない投資、そのおかげで見えてきた将来の選択肢。

やっと自分で選んだ進路にも「美大なんて受かるの?浪人は無理よ」「もっと普通のことできないの?」「なんで人が選ばないようなことばっかり選ぶの?」「安定が一番じゃないの?」「普通の仕事でいいんじゃないの?」

おいおいおいおい。何が普通だ。定義言えんのか。ふざけんな。まさかお茶汲みコピー取りが普通の仕事か?それなら時代錯誤も甚だしいわ。

うん十年前の錆びついてる物差しなんて通用しない。だって今年は2018年。男女雇用機会均等法、施行されてから何年?

こんな世の中に安定もクソもない。

その進歩しないセメントみたいに固まってる頭に、ぶち込んでやりたい現実のドリル32発。

 

個性、多様性、生きがい、希望、全部尊重されるのが一億総活躍社会。

とか言って腹のなかではウソばっかり。

実際は少しでもはみ出したら弾かれるくせに、都合いい時ばっかりダイバーシティ

適齢期に結婚できなきゃ後ろ指?25歳独身なら売れ残ったクリスマスケーキ?25歳以上は女じゃない?

大学卒業したら働け、結婚しろ、子供を産め。少子化に歯止め、かけなきゃね?

仕事やめる余裕なければ働きながら子育て。専業主婦を選べば家で楽してるって白い目?

毎月苦しんででも子供産めるのは女の特権。女は子供産んで初めて一人前。それなら産めない女は機能不全?

子供が出来なければ女の体のせいだってイメージ。そういう男と姑は責任を押し付けて見て見ぬ振り。

子供が出来れば、なぜか子育ての傍観者。たまに風呂に入れて寝かせれば立派にイクメン?は?てめえの子供だろ。何がイクメンだコラ。とにかく仕事だけしてりゃ文句ないと思ってる単細胞。帰れば風呂と飯が用意されるのが当たり前。改めて聞きますけど、結婚するのってなんのため?家政婦が欲しいだけならお金払って雇って~~?

不妊に理解あるフリして頭の中でマウンティングする同い年の女。無個性量産型、毛先巻いて上目遣いすれば完璧?でも、その勝ち誇った笑みも隠せないようじゃ素人。ヤマもオチもねえ自慢話、手を叩いて笑っとけばご機嫌、ならサルのおもちゃと同じ。

てめえらの物差しを勝手にあてがってくんじゃねえ。そうでもしなきゃ保てないのメンツ?井の中の蛙は大海を知らず。

 

この社会は型にはまって生きていくのが常識。

忖度して正解選べなければ用無し。一度でも踏み外したら見捨てられておしまい。社会不適合なら線路に飛び込むしかない?

それでもまだ見え透いた綺麗事ならべ、大の大人がもり蕎麦とかけ蕎麦で時間つぶし。マクロな粗探ししてたら終わってる話し合い。働き方改革も結局は現場が見えてない。

人生で常に提示されてく選択肢。中に生きづらい選択肢を混ぜて、選んだ奴らに課される試練。死ぬまで終わらない人生の試験。

なんか人生100年時代とからしいけど、私はそんなに頑張れませーーん!!!!

まだ自分のやりたいこと我慢してまでしたいと思えない結婚。理解してもらえないならそれでも結構。綺麗事を取っ払えば子供は快楽の代償。

慎ましく生きていく私の人生設計。何が起きるか分からない白紙の未来に描いていく自由に。仕事も結婚も子育ても全部、誰かに決められてするものじゃない。

やりたいことに真剣になったのを見て「脚本家なんて才能あるの?」「才能ないのに書いてどうするの?」「文章なんか誰でも書けるでしょ?」

はいはい、言いたいことはそれだけですか?

世界最大の国土ロシアもビビる大きなお世話。なめんな。待ちに待ってやってきた人生の正念場。プロってのは書くのをやめなかったアマチュア。嘲笑って開いた口にぶち込むこのパンチライン。捨て身で飛び込む人生はほぼギャンブル。賭けた先で待つのはクールなスリル。ノリと勢いで乗り切ってみせる。とにかく今後の私に乞うご期待。イエーーーーーーイ!

 

 

……途中からなんかどこに喧嘩を売ってるのか分からない感じになったりしてて、まあまあ雲行きが怪しくなったりしましたが、これといった特定のどこにも喧嘩を売っておりませんのでどうかお許しください……。私もよくぞここまで斜に構えて捻じ曲がったわけですけど、普段はラブアンドピースでとってもカームダウンな感じで生きています……本当です……。

でもなんか着地は無事に前向きに昇華できたんでよかった。どうでもいいんですけど、最近ちょっとパチスロに興味とか出始めちゃってテレ東の今夜もドル箱を普通に楽しく見れるようになって若干の危機感。絶対やらないぞ。確実に身を滅ぼしそう。

とにかく後で読み返したら超恥ずかしい感じですよね。今すでに若干恥ずかしい。

でも頭はとってもすっきりしている。全然分からないけど韻を踏むのって何かしらのセラピー的な効果あるんでしょうか。たまに思い出したらやろ。